【朗報】アルファスAIR TWが登場!【遂にアルファスもTW化!28mmスプールでソルト対応!】

ベイトリール
画像出典:ダイワ
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最近少しアルファスエアのインプレ記事へのアクセスが増えたので何でかな・・・と思っていたら、どうやらアルファスエアに待望のTWS搭載モデルが出るかも、との情報が。

アルファスエアとアルファスCTを持っている身としては、もし出るなら是非とも使ってみたい。

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【インプレ】ダイワ | アルファス CT SV【買ってみた】
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中国語のサイトに写真が出ていたのでちょっと見てみると同時に、どんな感じになるか予想してみようと思う。

2020/3/30追記:メーカーHPに情報がUPされたので追記。

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アルファスAIR TWの写真

画像出典:tzlure.com

左が20スティーズAIR TWで右がアルファスAIR TWとの事。サイズ感は同じくらいだが、サムレストの尖った形状は従来のアルファスを踏襲する雰囲気になっている。スプールはこの画像上ではスティーズエアと同じように見えるが、もしホントに同じだとすると機能的にスティーズとの差が無くなってしまうのでは・・・と思う。

一方で従来のアルファスエアはスプールのブランキングが無く、フィネス対応力ではSSエアにやや劣る代わりにソルト対応となっていたので、20アルファスエアもそうなったりはしないだろうか。

↑16アルファスエアのスプールはこんな感じ。重量はSSエアとさほど変わらなかったが、やはりブランキングが無い→スプール外側が重い、という事で少し差が出るのであろう。

アルファスAIR TWを側面、上面から見た写真がコレ↓

画像出典:tzlure.com

コンパクトなボディは従来のアルファスっぽい。クランクハンドルやザイオンスタードラグなんかはあまり変わって無い気がする。でもハンドルノブはスティーズAIRと同じ新しいハイグリップIフィネスノブなのかな?

気になるのが8.6という文字。恐らくギア比の事なのだろうが、ここがスティーズとの差別化ポイントなのかも。

スティーズには9.1:1 = ハンドル1回転あたり80cmのラインナップがあるが、8.6:1だとハンドル1回転あたり約75cmとなるので少し遅くなる。とは言っても70cm巻ければ基本的には十分であり、従来のアルファスエアも7.2:1 = 71cm/巻だったので、むしろそれと比較したら少し早くなっている。

個人的スペック予想

アルファスと言えばハイエンドモデルに迫る機能を持ちながらも手の届きやすい価格が売りのシリーズなので、恐らく削れる部分は削りつつも主要機能は残す、といったスペックになると思う。

となると・・・

・ボディ材質はアルミフレームに(スティーズと差別化するならまずここかと。)

・重量は170~175g前後に(16アルファスエア+5g~10gくらいと予想。)

・ベアリングは6/1(16アルファスエア/19アルファスCTと同じ)

・スプールはブランキング無しで微妙に重く

・代わりにソルト対応

で、更にコストカットするならサイドプレートを樹脂に。

といった所だろうか。

個人的にはφ30mmSVスプールとの組み合わせでも使ってみたいので、アルファスCT SV TWが出てくれるとありがたい。(そうなると19アルファスCTの立場が無いが。)

とりあえずダイワからの続報が楽しみ・・・と思っていたら早速UPされていた。詳細は↓へ。

メーカーHP情報

アルファス AIR TW

2020.05 デビュー

ソルト対応


8.6R


 

強靭アルミボディのベイトフィネス機
淡水のみならず、海水使用も対応したベイトフィネス新スタンダート機


ALPHASがTWSシステムを搭載し、遂に生まれ変わる。小口径φ28mmG1ジュラルミン製AIRスプールを搭載し、新次元のフィネス性能を実現。バスはもちろん山岳渓流でのトラウトのみならず、ソルトでのベイトフィネスゲームを可能にしたソルト対応仕様。ボディをフルアルミハウジングで構成し、様々なライトゲームフィッシングを想定し、開発された。

DAIWA TECHNOLOGY


■極フィネス 超小口径スプールΦ28mm AIRスプール

フィネス性能を極める
フィネス専用AIRスプール
超軽量ルアーに対応すべく、超軽量・マイクロBB搭載

■エアブレーキシステム

アキュラシー性能を大幅にアップさせつつ、極めてバックラッシュが少ない、ストレスフリーな使い心地を実現したブレーキシステム。軽量インダクトローター構造と軽量スプールとの組み合わせでスプールユニットとしての回転レスポンスを大幅に向上。同時にオン&オフがハッキリした効きの良いマグブレーキとの相乗効果を狙ったセッティングでフルキャスト時にはしっかりブレーキが効くが、ピッチング等の低回転時にはインダクトローターが飛び出さず低弾道で撃ち込める。つまり、小さい力でもスプールがスパッと立ち上がり、力まなくても驚くほどルアーがよく飛び、逆に力みにより発生するバックラッシュゾーンに対してはきっちりブレーキを掛ける。結果、同ブレーキ設定で、ピッチングとキャスティングが高レベルで両立する快適さをもたらした。

■UTD[アルティメットトーナメントドラグ]

ドラグ効き始めの初期の食い付きを解消し、スティック(ムラ)のない滑らかさを実現しながら締めれば締めるほど効く最大ドラグ力を兼備する。

■ゼロアジャスター

はじめに“ゼロアジャスター”を調整し、“スプールガタ ゼロ”設定を実施することで、マグネットブレーキの進化により全てのルアーをマグダイヤルのみで制御することが可能となった。

“ゼロアジャスター”は、釣りを開始する前に“ゼロ設定”に調整することで、釣りの間に誤作動が起こることなく、快適に釣りを楽しんで頂くための機構
※“スプールガタ ゼロ”設定とは、微細なガタつき(0.2mm程度)を残した状態で、スプールを押さないギリギリの設定のこと

■TWS (T-WING SYSTEM)[T-ウイングシステム]

TシェイプレベルワインドがクラッチON・OFFに応じて前後に半回転する構造。キャスティング時にはレベルワインドが前方に回転し、ラインがTシェイプレベルワインドの幅広部を通ってスムーズに放出される。リトリーブ時にはレベルワインドが後ろ方向に倒れる形で半回転し、レベルワインド下部の溝にラインが誘導され、タイトかつ平行に巻き取られる。ライン放出性能とトラブルフリーを両立したダイワ独自のレベルワインドシステム。

 

アルファス AIR TW

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギア比 自重
(g)
最大ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
:フロロ(lb-m)
ハンドル長さ
(mm)
スプール径
(mm)
ベアリング
ボール/ローラー
メーカー
希望本体
価格(円)
JANコード
8.6R 75 8.6 160 3.5 6-45、8-45 80 28 6/1 42,800 4550133039485
8.6L 75 8.6 160 3.5 6-45、8-45 80 28 6/1 42,800 4550133039492

※この表の表示巻糸量は上限値です。いずれのラインも45m以上巻かずに、ご使用されることを推奨します。

出典:ダイワ

見た目はサムレスト部にややアルファスの面影を残しているものの、ブレーキダイヤルの位置などを見るとスティーズに近い感じの印象。

意外にもスプールはKTF監修のブランキングが施されたφ28のフィネススプールだった。

ボディ材質は予想通りアルミになった代わりに、ソルト対応という事でスティーズよりも幅広いシチュエーションで使えるという事になる。

本体重量は160gとスティーズよりは重いものの従来のアルファスエア、アルファスCTを下回って来た。

ベアリング数は予想通り6/1。

ギア比が8.6:1の1種類しかないが、ベイトフィネス機は近距離の撃ちの釣りに活用される事が多いと思うので、手返しの点から考えるとハイギアだけで十分だと思う。

定価が42,800円と従来のアルファスシリーズと比較するとやや高くなっているが、機能的にはスティーズに迫る勢いなので、そう考えたらお買い得とも言える。

スティーズAIR欲しいけど値段が・・・と思っている管理人としては是非使ってみたいリールである。

φ28mm AIRスプールについて

スティーズエアと同じだとしたら、φ32フィネススプールより更に軽く、ラインの出もスムーズになっている事が期待できる。

↓これはT3エアとスティーズエアのスプール比較。

従来のアルファスエアは3g~が快適に投げられるイメージだったが、アルファスエア TWはさらなる軽量ルアー適正がありそう。

山岳渓流でのトラウトにも・・・と記載があるので、渓流ベイトフィネス機としても使ってみたい。

↑は旧アルファスエアを渓流で使用した時のもの。アルファスエア TWで2g台のスピナーや1g台のスプーンとかも投げられるようになると釣りの幅が広がる。

TWSについて

 

画像出典:ダイワ

TWSについてはタトゥーラを使用していて思うのが、ライントラブルの少なさ。キャスト時の放出抵抗が少ない事でかなり耐バックラッシュ性能が上がっていると個人的には感じている。

ルアーがラインを引っ張る力が弱い軽量ルアーを扱う時こそ効果を発揮してくれそうなので、ベイトフィネス機とTWSの相性は良さそうである。

このギミックが増える事で重量が増えるのかな・・・と思っていたが、意外にも軽くなっていたのでこの点に関しては恩恵しかないと言える。

ボディ材質について

フルアルミハウジング・・・という事はサイドプレートもアルミ製、という事でいいのだろうか。

→やっぱりそうみたい。

出典:ルアマガ+

だとすると、旧アルファスエア対比で完全に上位互換、という事になりそうである。

敢えて旧アルファスのメリットを探すとすればスプールにブランキングが無い事で駆動部に水が入りにくく、若干メンテナンス頻度が下がりそう・・・という事くらいかな。

価格について

旧アルファスエアが37,600円だったのに対し、アルファスエア TWの価格は42,800円と5,200円の価格UPになっている。

TWSが付いた事と、φ28スプールになった事で最早別物と言っていいくらいの仕様差だと思うので、まあ納得の価格差とも言える。

既に予約受付をしているショップが出で来たが、実売は3万円台前半の模様。

スティーズAIR TWと比較すると

アルファスエア TWとスティーズエア TWを比較した時の大きな差としては、

・本体重量(アルファスエアTW:160g / スティーズエア TW : 135g)

・ギア比(アルファスエアTW:8.6のみ / スティーズエア TW : 6.8と9.1)

・ベアリング数(アルファスエアTW:6/1 / スティーズエア TW : 12/1)

・価格(アルファスエアTW:42,800円 / スティーズエア TW : 68,000円)

・ソルト対応可否(アルファスエアTW:ソルト対応/ スティーズエア TW : 淡水専用)

といったところだろうか。

あとは多分ドライブギアが違うのかな?(スティーズはG1ジュラルミンの記載があるがアルファスは無し。

→アルファスエア TWもG1ジュラルミンギアの模様。

出典:ルアマガ+

個人的には価格と機能のバランスからアルファスエアTWに1票・・・かな。

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