週末アングラーの自分が釣りに行けるのは基本土日。
もし土日が雨だからと言って釣りに行かなかったら2週間フィールドに立てなくなってしまう。
それはちょっと辛いので、雨でもよっぽどの大雨でない限り釣りに出かけるのだが、できるだけ快適に過ごしたいものである。
そこで今回はワークマンの3レイヤー透湿ストレッチレインスーツを導入してみる事にした。
耐水圧:20,000mm、透湿度:3,000g/m2/24hという事で、高い防水性能を備えつつも透湿性も確保されている。その上ストレッチ素材採用という事なので、それなりに動く事も多い釣りのシーンにも良さそう・・・という事でとりあえず買ってみた。
とはいえこういうのは実際に着て出かけてみないとどんなもんかわからないので、雨の日に着て行った感想も含めてレビューしてみたいと思う。
メーカーHP情報
まずはメーカーHP情報をチェック。
3レイヤー透湿ストレッチレインスーツ
4,900円
商品説明
本格的アウトドア仕様の3層構造生地(3レイヤー)を採用
裏地トリコット、ストレッチ生地で快適な着心地!!内側は体から出る水蒸気を外に放出、外側は雨や風を内に入れない、
肌に触れる側はトリコット生地で快適な着心地を実現!!背中が出にくいサイクルカット仕様!
裾幅はボタンで調節可能!
右肩後ろの反射プリントで夜間の視認性を向上!おすすめポイント
・3層構造生地
・ストレッチ
・反射材
・上下組・収納袋付き素材/ポリエステル100%(ポリウレタンラミネート)・裏側:ポリエステル100%
重量/約650g(Lサイズ上下)耐水圧:20,000mm
透湿度:3,000g/m2/24h※パンツのカラーはブラックのみとなります。
サイズ・スペック
サイズ S M L LL 3L 5L 対応身長 155~165 160~170 165~175 170~180 175~185 175~185 対応胸囲 78~86 84~92 90~98 96~104 102~110 114~122 胸囲 104 108 112 116 121 129 着丈 68 71 74 77 80 83 裄丈 83 85 87 89 91 93 パンツ ウエスト 70~77 75~82 80~87 85~92 90~100 100~110 また下丈 74 76 78 80 82 84 出典:ワークマン
やはり最初に目が行くのが耐水圧20,000mmの防水性能。20,000と言えば一般的には大雨にも耐えうる、といったレベルなので、釣りをしている最中に水が染みて来たりする、という事態は避けられるのではないかと思う。
一方で透湿性もあるので、歩き回る事も多いおかっぱりに丁度良さそう・・・と言いつつも、こっちの数値は3,000g/m2/24hとそこまで高いわけではないので、どの程度の運動までだったら耐えられるか、というのが気になる所である。
デザイン的には結構街で着てても違和感ないくらいの感じなので、釣りだけでなく通勤時に着たりもできそう。
外観など
広げてみるとこんな感じ↓
内容物は上着、ズボンに加えて収納袋が付属。
タグはこんな感じ↓
上下セットで税込み4,900円と相変わらずのお手頃価格。今回はLLサイズのネイビーを購入。
背中から見るとこんな感じ↓
背中側はシンプルなデザインで、右肩にAEGISのロゴがあるのみ。
袖の部分はマジックテープで調節可能。
ポケットは前面に二つ。ファスナーは止水ファスナーとなっている。
内側はこんな感じ↓
サラサラしてさわり心地が良い。縫い目の部分は全てテープ仕上げがしてあり、水が漏れないようになっている。
続いてパンツはこんな感じ↓
パンツはシンプルな造りで、ウエスト部分はゴムで伸縮するだけ。
裾の部分にはボタンが付いていて、絞る事ができるようになっている。
折り返すとこんな感じ↓
収納袋に入れてみる
適当に畳んで詰め込むとこんな感じ↓
高さは約26cm。
幅は約17cm。
重量は実測で667.7gと、生地がしっかりしてる割にはまあまあの軽さ。
サイズ感
身長170cm/体重65kgの管理人がLLサイズを着るとこんな感じ↓
上着はスリム目のシルエットだが、LLサイズなら中にパーカーとかを着ても大丈夫。
一方でパンツは緩めのデザインなので普通のズボンの上から履いても全然余裕。足の長さの関係で裾はちょっと余りってるが・・・
ボタンを留めれば大丈夫。
フィールドにて
早速雨の日の渓流釣りに着て行ってみた。気温は10℃~12℃くらい。下はウェーダーを履いてるので上着のみを着用で、約5時間の釣行。
まず防水性についてだが、これについては全く問題無し。天気予報では小雨でなく普通の雨、と表記されるような状況だったが、水がしみて来る事は無かった。
撥水性が高いので、↓のように水滴は水玉のようになっている。
車に戻る時は何回かはたいてやれば水滴が落ち、車内がベタベタになったりしない。
ストレッチ性も高いので、急斜面を上り下りしても動きの邪魔になる感じは無かった。
ただ、透湿性については若干不十分で、渓流をがつがつ歩くと結構蒸れて来た。1か所でしばらく粘るような時は快適だったので、回遊待ちの釣りをする場合やボートでの釣りとかにはバッチリかと思う。
そして翌日。
快晴の環境下で普通に上着として着用。バス釣りに行ってみた。
2時間ほどの釣行だったが、ちょっと歩いては止まる、くらいの釣りであれば快適。ハイシーズンの津久井湖あたりでは人が多くてあまり動けない事も多いので、ある意味丁度いいかもしれない。
まとめ
実際に着てみた感じからすると、防水性、ストレッチ性、デザインについては文句なし。透湿性能だけはややイマイチだが、これもカタログの数値からすれば当然の結果なので、トータルとしてはスペックに偽りなし、といった所ではないだろうか。
後は撥水性がどこまで持つか・・・といった所かな。
山奥の渓流釣り用としては少し蒸れる感じなので、もう少し透湿性を優先したものを試してみたいと思う。