釣り道具ではないが最も釣果に直結するアイテムの一つが偏光グラス。
水中の障害物の様子や魚そのものが目視できるというのはかなりのアドバンテージである。
また、時には根がかりを外した時なんかにルアーが勢い余って顔目掛けて飛んで来たりする事もあるので、ルアーフィッシングに於いては釣果の面からも安全の面からも是非着けておきたい。
そんな偏光グラスが我らがダイソーにも売っているのを見つけたので買ってみた。
とりあえず使えそうかどうか見ていこうと思う。
ダイソー偏光グラスのラインナップ
今回見つけたのは3種類。もしかしたら他にもあるかもしれない。普通に考えたらウェリントンタイプはありそうな気がするのだが・・・
レディーススポーツ
形的にはコレが一番釣り用っぽい。可視光透過率は13%で、今回買った3個の中では最も明るい。
広げてみるとこんな感じ↓
耳に掛ける部分にゴム製のカバーが付いており、滑りにくくなっている。
ビッグフレーム
フレームが大きく、少し個性的。可視光透過率は10%と1個目と比較するとやや暗め。
広げてみるとこんな感じ↓
フレームはオールプラスチックで特に変わった加工などは無し。
スポーツサングラス フルフレーム
今回買った中ではレンズが小ぶりで最も軽量。可視光透過率は4%とかなり暗い。
広げてみるとこんな感じ↓
フレームが細いので締め付けが弱く、最も軽い掛け心地。
鼻の部分にゴムが付けてあり、鼻への負担を軽減するようになっている。
可視光透過率について
可視光透過率は読んで字の如く、可視光がどの程度通過するか、という指標。低ければ低い程光を通さない=暗い、という事になる。
蛍光灯を透かしてみるとこんな感じ↓
レディーススポーツ:可視光透過率13%
ビッグフレーム:可視光透過率10%
スポーツサングラス フルフレーム:可視光透過率4%
釣りの場合は夏の日中などの日差しが強い時で10%~20%、曇ったりした時は20%~30%、更に朝夕の薄暗い時間帯は30%~40%が良い、と言われているので、最初の2個は夏の晴天に良さげ。一方4%はちょっと釣りには厳しいかもしれない。
ちなみに普段使ってる100円じゃないのがコレ↓一番上のやつと同じくらいの明るさ。コレを年中、朝から晩まで使っている事を考えると、一番上のやつなら結構いつでも使えそうな雰囲気。
偏光について
偏光率については記載が無かったが、簡易的に偏光グラスとして機能しているか確認してみた。
方法は液晶画面に対して回転させてみるというもの。偏光グラスならどこかの角度で光が入らなくなるので暗くなる。
普段使ってる偏光グラスだとこんな感じ↓
コレと同じようになれば偏光グラスとして機能していると言える。
レディーススポーツ
ビッグフレーム
スポーツサングラス フルフレーム
どれもちゃんと機能してると思われる。
ちなみに偏光じゃないサングラスで同じ事をするとこんな感じ↓
ウェリントンタイプもあった
別のダイソーでウェリントンタイプを発見。
ブラウンとブラックの2色があった。
可視光透過率は13%。
やっぱり形的にはコレが一番無難だよね。
ダイソー偏光グラスの実力は?
ちょっと小川で水中が見えるか試してみた。(ウェリントンタイプを使用)
偏光無し↓
偏光あり↓
白く反射しているのが抑えられ、水中の岩が良く見えるようになっている。
別の所だとこんな感じ↓
やはり十分に機能していると思われる。
ちなみにこの時の時刻は17:30。日も傾きかけて来た所だったが、特に暗くもなかったので、朝マヅメや夕マヅメにも使えそうな感じ。
まとめ
とりあえず偏光グラスとして使えそうな事がわかった。可視光透過率が低めなので基本的には夏場に使うのがいいような気がする。
100円で買えるので何個か買っておいて気分で変えてみるのも良いと思う。
初心者の方でとりあえず偏光グラスを試してみたい、という人にもおススメである。