【インプレ】ゼブコ デルタ ZD20A を買って使ってみた【2023新製品】

スピンキャストリール
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スピンキャスト最大手と言えばゼブコ社。そのゼブコの主力スピンキャストとして長く君臨してきたデルタとオメガが2023年にフルモデルチェンジされる事となった。

そこで今回はデルタの小さい方であるところのデルタ ZD20Aを購入。

旧モデルとの違いなんかを気にしつつインプレしてみたいと思う。

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パッケージ

パッケージはこんな感じ。

基本情報としてはこんな所が記載されている。

・オールメタルボディ

・ドラグ容量UP

・ブレイドレディ(=PE対応)

・グライドラインベアリングシステム

・デュアルセラミックピックアップピン

・快適な押し心地のクラッチボタンのデザイン

旧モデルとの違いとしては、ドラグ容量UPとPE対応の部分とグライドライン搭載、といった所。

外観など

左から↓

左斜め前から↓

前から↓

右斜め前から↓

右から↓

右斜め後ろから↓

後ろから↓

左斜め後ろから↓

上から↓

下から↓

デザイン的にはバレットに近いような近代的なデザインに変更されている。個人的には丸みを帯びた旧モデルのデザインが好きだったのだが、これはまあ時代の流れなので仕方ない部分かなと思う。

旧デルタと並べてみるとこんな感じ↓

高さは大体同じくらいだが、前後方向は新型の方が長い。

ラインキャパシティはモノフィラメントで6lb-80yds、PEで20lb-80ydsとの記載が。

ベアリングは7個入り。

生産国は中国。

何気に嬉しいのがリールフットが薄くなった事。旧モデルでは取り付けられないロッドも多かったが、これだけ薄ければ大体のロッドに取り付け可能だと思う。

ハンドルはEVAノブの付いたダブルハンドル。

ノブ形状はこんな感じ↓

ドラグダイヤルはこんな感じ↓金属製ダイヤルで高級感がある。

ギア比が3.9:1とやや高めなのもいい所。

重量について

重量は実測で256.0g。(ライン込み)

旧デルタが277gだったので、20g程軽くなっている。

フロントカップを外してみる

外してみるとこんな感じ↓

フロントカップはアルミ削り出しで綺麗な内面。ライン放出口にはセラミックリング付き。

ローターはテフロンコートされた軽量ローター。この点は旧オメガプロに近い。

ピックアップピンは2本。ライン押さえの黒い樹脂はゴムではなく結構硬めの樹脂。ラインの跡は1回実釣で使った時についたもの。

ローターを外してみるとこんな感じ↓

旧モデルはピックアップピンの土台にローラーが付いていたが、新型はグライドライン=軸受けにベアリングが入っているのでこっちは樹脂そのまま。

軸受け側には大きなベアリングが。これがローターの樹脂パーツを受ける仕組みになっている。

スプールはワンタッチで取り外しが可能。

最初に巻かれていたラインはちょっと量が多すぎな気が・・・

スプール径は黒い樹脂の外周で約42mm。

スプール外径×3.14×ギア比=51.4cm。やや少な目にラインを巻いたとして48cm/ハンドル1回転くらいの巻き取り速度になるかと思う。

ラインを取るとこんな感じ↓

Braid Ready = PE対応と言っているのがこの黒いゴムみたいなもの。これによってPEを結んでもラインが滑らない、との事だが・・・PEを巻いたら普通にローターが削れると思うので個人的にはPEは使えないものと考えている。

ラインキャパシティについて

とりあえずナイロン2号でチェック。

60m巻いたらこんな感じで丁度良さそうな量になった。なので2号60mと覚えておこうと思う。

ハンドルの固定方法

ハンドルの固定方法が33マイクロみたいな仕組みに変わっていた。

ハンドル側に六角穴が開いていて、ドライブギア軸の六角に嵌まる仕組み。左がデルタで右が33マイクロのハンドル↓

六角穴のサイズは若干異なるので互換性は無し。

残念なのがネジを締めるのに六角レンチが要る事。旧モデルはコインで締められたので残念。

ちなみにこのネジの外側に蓋をするパーツは新旧で互換性があった。

実釣にて

とりあえず津久井湖で軽く使ってみた。

GrideLineベアリングとテフロンコートされたローターのお陰で巻き取りは旧モデルよりスムーズになったと思う。スピンテールジグなどのやや巻重りのするルアーも快適に扱えた。

ライン放出もスムーズで、軽量ルアーもしっかりキャスト可能。基本性能は結構上がっているように思う。

一応子バスをキャッチする事もできた。

まとめ

軽く使った感じでは結構使いやすくなっている印象。巻き取り速度がUPした割に巻き取りが滑らかになっているのはありがたい。

重量も控えめなのでルアーにアクションを付けたりしてもつかれにくく、より実用的になったと思う。

金属ボディならではの剛性感やドラグの滑らかさは旧モデル同等以上、低重心で操作しやすいリールなので、巻き取り速度が追いつくシーンであれば十分おススメできるモデルなのではないかと思う。

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