【インプレ】ゼブコ オメガプロ ZO3【意外と使い勝手が良いかも】

スピンキャストリール
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スピンキャストリールの最大手メーカーと言えばやっぱりゼブコ。

そのラインナップの中で上から2番目に位置するのがオメガプロ。アルミボディでオシュレート付き、セラミックピックアップピンでワンタッチ交換可能なスプール等々、スピンキャストリールの中では最高峰の仕上がりとなっている。

サイズがZO2とZO3の2種類あり、小さい方のZO2の方は220gちょいの重量とコンパクトなボディで割と日本でも人気があるように思う。

一方で大きい方のZO3は重量が300g近い事もあって最初は敬遠していたのだが、よくよく考えてみると同社の33プラチナとかと比べるとそんなに変わらない重量。

数々のスピンキャストで手首を鍛えて来た今ならもしかして使えるのでは・・・と思い、とりあえず買ってみる事にした。

という事で今回は、あまり使ってる人がいないであろうオメガプロ ZO3をインプレ。

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パッケージ

パッケージはこんな感じ↓ZO2と同じく立派な箱に入っている。

箱はZO2と共通で、☆に色が付いている方が中に入っている、という事かな。

特徴はこんな感じ↓

適当に意訳するとこんな感じかな。

・7ステンレスボールベアリング

・CAJUNライン付き

・3.4:1のパワフルなギア比

・真鍮製ヘリカルカットウォームギアドライブ

・レベルワインドオシレーティングスプールシステム

・クイックチェンジスペアスプール

・ダイキャストアルミボディ&リールフット

・インスタントアンチリバース

・航空機グレードのアルミニウムカバー

・トリプルカムマルチディスクドラグシステム

・セラミックラインガイドとマルチピックアップピン

・ハンドルの左右入れ替え可能

・ソフトタッチゴムカバーボタン

中身は本体とハンドルとスペアスプール。

ハンドルは最初シングルの方が付いていたが、早速ダブルに入れ替え。

外観など

左から↓

左斜め前から↓

前から↓

右斜め前から↓

右から↓

右斜め後ろから↓

後ろから↓

左斜め後ろから↓

上から↓

下から↓

見た目は黒×シルバーで統一感があり、フルメタルの外装はかなり個性的でカッコいい。リールのデザインとしてはスピニングやベイトを合わせた中でも上位に入るカッコ良さだと個人的には思う。

サイズ感

小さい方のZO2と並べてみるとこんな感じ↓

やはり結構ボリュームに差がある。

サイズ的には33プラチナと同じくらいのサイズ。

重量について

重量はダブルハンドル&ライン込みで311g。

シングルハンドルならもう少し軽いかな。

アルミ製のローター重量は20g。

ちなみにデルタZD3のローター重量は43.5g。

なのでデルタのローターを組み付けた場合は334.7gとなる。

クラッチボタンについて

クラッチボタンはこんな感じ↓

ゴム製のカバーが付いており、触り心地が良い。

ゴムカバーの中には樹脂製の板が入っている。裏から見るとこんな感じ↓

ドラグについて

ドラグは本体上部のダイヤルで調整。

スピニングと同じくスプールが空転するタイプのドラグで、結構滑らかにラインが出てくれるのが良い。

フロントカップを外してみる

フロントカップを外してみるとこんな感じ↓

フロントカップのライン放出口にはセラミック製のリングが付いている。

ローターはテフロンコートされたアルミ製で、ピックアップピン数は3本。ローターはハンドルを固定してローターを半時計回しに捻ると外す事ができる。

ピックアップピンの土台にはローラーが付いていて、回転時の抵抗を極力抑えるようにできている。

スプールについて

スプールはアルミ製で、ワンタッチで交換する事ができる。

ドラグを締めてスプールをちょっと半時計回りに回すだけで引き出す事ができる。

スプール径は47mmちょい。ギア比が3.4:1なのでハンドル1回転あたりの巻取り量は約50cmになる。ZO2と比べるとちょっと速いので、流れがある所ではこっちの方が使いやすい。

ギア周り

ギア周りはこんな感じ↓

真鍮製のピニオンギアにアルミ製のドライブギアを搭載。ドライブギアの横に見えるのがオシレート用の部品だが、オシレート幅はかなり小さい。

ちなみにギア周りへのアクセスはスプールを外した後にドライバーで2本のネジを外すだけなので簡単にできる。

管理釣り場で使ってみた

まずは小菅川の冬季ニジマス釣り場で使用。ラインは元々巻いてあったラインを50m下巻きにし、4lbラインを100m巻いておいた。ロッドはマスビート3のベイトモデルとの組み合わせ。

ライン放出がスムーズなので、0.6gのスプーンもスピニングに近い感じで投げられる。

リール自体の重さもあまり気にならなく、ライントラブルも皆無なので釣りに集中できるのが良い。

また、ZO2と比較すると巻取りがちょっと速めなので自然河川を区切った小菅川では使いやすかった。

結果、無事にニジマスをゲット。

続いて別の日。丹沢ヤドリキY.G.L.スポーツフィッシングエリアで使用。

流れが強めの管理釣り場で良型を掛けたが、ドラグがしっかりしている事もあって安心してやり取りできた。

まとめ

ZO2を先に使っていたのでオメガプロの仕上がりの良さは知っていたが、ZO3も同じようにしっかりとした仕上がりである事がわかった。

少々重いが、重さにさえ慣れてしまえば巻取りがちょっと速い分ZO2よりも使いやすいのかもしれない。

ちなみにローターのテフロンコートが削れる、という弱点はあると思うが、最近はデルタのローター単品だけで買えたりもするので、摩耗する前に一応買っておいた。

水が綺麗な渓流で使ってる分にはあまり削れないと思うが、バス釣りや水が濁っている時に使う場合は付け替えて使いたいと思う。

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