【インプレ】ダイワ 23ピュアリスト46ULBを買って使ってみた【お手頃だけどオシャレな1本】

トラウトロッド
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渓流ルアー用ロッドは機能面もさることながら、見た目のデザインも結構気になる所。

釣った魚とタックルを並べて写真を撮る事も多いと思うので、写真映えするかどうか、というのも一つの選択理由になるのではないだろうか。

そこで今回購入してみたのがダイワのピュアリスト46ULB

実売で1万円台前半のお手頃な価格帯ながらも、ウッドのリールシートにバンブーロッドを思わせるブランクのデザインでなかなかカッコ良い仕上がりになっている。

という事で今回はピュアリスト46ULBがどんな感じなのか見て行きたいと思う。

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メーカーHP情報

まずはスペックをチェック。

ピュアリスト

2023.02 デビュー

46ULB・W

あらゆるシチュエーションに対応する、専用調子のネイティブトラウトロッド

新たな外観、新たな使用感を持ち併せた、ネイティブトラウトロッドのスタンダードモデル。

ネイティブトラウトロッドのスタンダード「PURELIST」。
前作の調子を大幅に見直し、スプーン、スピナーからシンキングミノーの釣りまで対応する幅広いラインアップを展開。
キャストフィールも、バイアス構造のカーボンクロスを巻きネジレを排除するX45を採用することで、フリップキャストやバックハンドキャストなどのテクニカルキャストも意のままに行える。
外観は、こだわりのベージュ系カラーに、同系色のガイドスレッドを採用。
グリップ回りも、シルバークリークシリーズを踏襲した細径のウッドリールシートを採用、ベイトロッドはショートトリガーを採用し、上位モデルと遜色ない使用感を持ち、誰もが使い易いロッドに仕上がった。

仕様詳細

■キャスト、アクション、ランディングがスムーズに行えるリールシート
上位モデルモデルとも遜色ない使用感をもたらす天然木リールシートを採用。コルクグリップも細系とし、快適な使用感。

■こだわりのガイドラッピング
フライロッドなどで採用している、糸目が見えるガイドラッピング仕様。細かい部分にもトラウトの世界観を持たせた。

 

アイテム別特徴

アイテム名 特徴
48UL・W 源流域から渓流域で、軽量ルアーからミノーまで対応するショートレングスモデル。
53UL・W 源流域から中流域まで幅広く使用できるオールラウンドモデル。
56L・W 渓流域から中流域で幅広く使用でき、大型魚にも対応するオールラウンドモデル。
63L・W 中流域やC&R区間などで大型トラウトとも対峙できるロングキャストモデル。
46ULB・W 源流域から渓流域で、アキュラシーキャストを可能にするショートレングスベイトモデル。
51LB・W 源流域から中流域まで幅広く使用できるオールラウンドベイトモデル。

DAIWA TECHNOLOGY

■X45
ネジレ防止は「45°」が最適。パワー、操作性に革命をもたらすネジレ防止の最適構造。従来構造(竿先に対して0°、90°)に、DAIWA独自のバイアスクロス(±45°に斜行したカーボン繊維等)を巻くことで、ネジレを防ぎ、パワー・操作性・感度が飛躍的に向上。※ネジレに対して最も強い「45°」X構造をネーミングに採用。「Xトルク」は世界共通の商標として「X45」に呼称変更いたしました。

ピュアリスト

 

品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
適合
ライン
(lb.)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
JAN
コード
48UL・W 1.42 2 74 79 1.3/7.4 1.5-7 2-6 87 17,300 4550133255588
53UL・W 1.6 2 83 84 1.3/7.4 1.5-7 2-6 84 17,800 4550133255595
56L・W 1.68 2 87 87 1.4/8.4 2-9 2-6 84 18,300 4550133255601
63L・W 1.91 2 99 94 1.5/8.4 2-9 2-6 86 18,800 4550133255618
46ULB・W 1.37 2 71 70 1.6/6.4 1.5-7 2-6 88 17,300 4550133255625
51LB・W 1.55 2 80 72 1.5/6.9 2-9 2-6 84 17,800 4550133255632

出典:ダイワ

今回はタイトルの通り46ULBを購入。源流域から渓流域で、アキュラシーキャストを可能にするショートレングスベイトモデル、という位置づけになっている。

天然木のリールシートとこだわりのガイドラッピング、という部分で見た目のカッコよさが増している、といった感じである。

パッケージ

パッケージはこんな感じの袋になっている。

中身は本体と取説に加えてリールフットにかぶせるカバーが付属。

アンバサダーなどの金属製リールフットのリールを装着するとウッドのリールシートが凹むので、気になる人にはありがたいアイテムである。

本体はセンターカットの2ピース仕様。仕舞寸法は71cmとなっている。

外観など

まずグリップ周りはこんな感じ↓

やはり目を引くのがウッドのリールシート。木目もなかなか綺麗である。ちなみに天然木なので1本1本木目が異なる事から、可能であれば店頭で確認した方が良いかもしれない。(自分は在庫品を見せてもらう事ができたので、その中から気に入った物をチョイスして購入。)

トリガーとヘッドキャップの金属の意匠もシンプルで好感が持てる。

グリップエンドはこんな感じでシンプルな仕上がり。ロゴなどは付いていない。

ブランクのカラーはバンブーイエローっぽくもある黄土色。ベージュのスレッドとの相性が良い。

バットガイドはこんな感じ↓シルバークリークグラスプログレッシブのガイドフレームの形状と似ている。

ジョイント部分はこんな感じ↓

そこから先端へ向かっていくとこんな感じ↓

トップガイドはこんな感じ↓ガイドリング内径は実測で2.3mmだった。

重量について

重量は実測で65.6gだった。かなり軽い部類に入ると思う。

グリップ側だけだと60.4g。

ティップ側は5.2gだった。

曲げてみた感じ

曲げてみるとこんな感じになった。

結構硬めのロッドになっている。個人的にはULよりもLに近い印象。

ティップだけで曲がる事が無いのも特徴的で、ロッド全体が曲がるような感じのアクションになっている。

実釣にて

まずはポンド型の管理釣り場で使ってみた。

リールはシルバークリークエアTWとの組み合わせ。

まずDコンタクト50(4.5g)を投げてみた感じはかなり良い印象。結構張りがあるので4.5gくらいなら全然キャスト時のパワーに余裕がある。スペック上は7gまでとなっているので、この辺が一番使いやすい重さなのかもしれない。

この場合はフリップキャストをしても十分にロッドが曲がって思うようにキャストする事が可能。

トゥイッチ時にロッドが曲がりすぎる事が無いため、ルアーをキビキビ操作するのに向いている印象を受けた。

続けてシルバークリークスローフォールカスタム(3g)をキャストしてみた所、サイドハンドキャストに関しては問題なし。ただ、フリップをしようと思うと少し曲がりが足りず、戻りも早いのでキャストのタイミングがシビアなように感じた。

他にも1.5gのスプーンや2.2gのクランクをキャストしてみたが、しっかりとロッドを振るスペースがあればキャストはできそうな感じ。

狭い所で軽い物を投げると曲がり不足を感じそうなので、イメージとしては広めの所で4g前後のルアーを扱うのが良いかなと思う。

一応魚もキャッチ。2匹ともボトム系ルアーJUKEでの釣果。

ボトムバンプなどの操作はやりやすいし、魚が掛かったら全体が曲がるロッドの仕様のお陰か硬めな割にはバラシにくいのかなという印象を受けた。

実釣動画

初釣行の様子はこんな感じ↓

【実釣インプレ】ダイワ 23ピュアリスト46ULBを買って使ってみた【Review of Daiwa PURELIST 46ULB】

まとめ

とりあえず見た目に関してはかなり良い感じ。シンプルなデザインなので色んなリールとの相性も良さそうである。

使い勝手としてはちょっと硬めなので、やはり源流域でフリップでピンポイントを狙う・・・というよりは中~上流域の広めの所で重めのミノーで遊ぶ方が合っているように思う。(まあ重めのルアーを使う前提であればピンポイントキャストも可能かとは思うけど。)

今回は解禁前だったので管理釣り場でのデビューとなったが、次は自然渓流で使ってみたいと思う。

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