ペンシルベイトの名作、DOG-X。デビューした頃はメガバスブームで全然手に入らなかったが、何故かこれだけは持っていた。
実家の近所の激スレ野池で使ってみたらいきなり釣れたので、「メガバスってすげー!」と当時小学生だった俺は思った。それ以降、「メガバス=いいもの」みたいなイメージが付いて、現在に至る。
その実力は現在でも健在で、この記事を書いてる2018年に於いても釣果をもたらしてくれている。
↑多摩川にて
↑これも多摩川にて。
まずはカラーがリアルなのが特徴。メガバスのルアー全般に言えるのが腹の部分の光沢具合が絶妙であると思っている。
デビュー当時は特に他のルアーと比べてリアルだな~と思った覚えがあるが、今見てもやっぱり綺麗だ。
次にアクションのしやすさ。
慣性式シーソーバランシング・システムのお陰で簡単にドッグウォークさせる事が可能。ちょっと上手くなったような気にさせてくれる。
(出典:Megabass)
飛距離も抜群だ。後方重心&棒状のフォルムなのでかっ飛ぶ。
と、ペンシルベイトに求められる基本を全て網羅したようなルアーである。もし「ペンシルベイトを使った事がない」なんて人がいたら真っ先に薦めたいと思う。
現在は
・DOG-X Speed Slide
・DOG-X Quick Walker
の2種類が後継モデルとしてラインナップされている。
使ってみた感じはどちらも釣れそうなのだが、管理人は初代ばっかり使ってしまうので、これらは未だ釣果には恵まれていない。
同じサイズ感だが重量はアップしているので飛距離は初代より伸びている。
より広範囲にサーチしたい時には力になるだろう。
あと、アゴの形状がちょっと違う。
DOG-X
長さ:90.0mm
重さ:1/4oz
DOG-X Speed Slide
長さ:87mm
重さ:3/8oz
DOG-X Quick Walker
長さ:87mm
重さ:3/8oz
後方重心の為か、Quick Walkerが一番重いので多分一番飛ぶと思う。
浮き姿勢
(左から順に、Quick Walker,Speed Slide, オリジナル)
浮き姿勢が立てば立つほど移動距離が短くなる傾向である。
なのでSpeed Slideは水平に近く、Quick Walkerはやや立っている。初代はもっと立っているが、個人的には立ってる=弱った魚っぽい、というイメージなので、喰わせる力は立ってる方があると思う。
一方で、スライド系は素早く広範囲に探るのに向いていると思うので、ボイル撃ちなんかにはSpeed Slideの方が良さそうだ。
ラトル:有り
ラトル、というかバランスウエイトの音がする。
大きめのウエイト1個でカタカタいう感じだ。
DOG-X
DOG-X Speed Slide
DOG-X Quick Walker