サブサーフェスミノーの中でもロールアクションが特徴的なルアー。
ここまでロールに特化したルアーはあまりないので、他のルアーに反応が無い時に重宝する。
水面をヨタヨタ引き波を立てながら泳ぐ姿は弱ったベイトフィッシュそのもの。
ワカサギの産卵期にはハンクルのジョーダンやアイウェーバーとかの表層I字系ルアーが有効だが、それらでもう一つ食わない時に使うといいと思う。
■長さ:6cm
その名の通り60mm。
■重さ:3g
実測2.8g。まあ誤差の範囲だろう。
■フックサイズ:#10
■外観:
ハンクルのルアー全般に言える事だが、とぼけた表情なのになぜこんなにリアルに見えるのか不思議である。
背中にはK-0 MINNOW 60 の文字が。ちなみに書いてないモデルもある。
小さめの立ったリップ。これがロールアクションを生む。
お腹はこんな感じ。
■浮き姿勢:
後方に固定ウエイトが入っているのでお尻下がりで浮く。フックが細目だと水平に近く、太めだとより尻下がりになる。
どっちがいいかは・・・その時のバスの気分次第かな。
■重心移動:無し
■ラトル:無し
■スイム動画(約1.0MB)
ロール主体の動き。あんまり早く巻くと泳ぎが破綻するので、どれくらいの速度まで泳ぐのか事前に確認しておく必要がある。
似た動きのルアーってあんまりないよなぁと思いきや、OSPのオーバーリアル63ウェイクが近い系統の動き。
スイム動画(約1.5MB)
てゆかオーバーリアルめっちゃ良い動きだな。
尚、リアフックをティンセルに変えればウェイクジョーダン60の完成である。
純正ではウェイクジョーダンは75と115しかないので、もう一つ小さいサイズがほしい場合にオススメ。
→2019/6にウェイクジョーダン60が発売されていた。
スイム動画(約1.4MB)
コレはコレで尻尾がウネウネしていい感じ。止めて良し、巻いて良しである。
表層の釣りの可能性を広げてくれるルアー。ワカサギパターンだけでなく、普通にベイトフィッシュが小さいエリアで積極的に投入したいと思う。