しっかりとしたメタルフレームのベイトフィネス機で、大手メーカーから出ている信頼性の高いもので、価格がお手頃な物は・・・という感じで探すとヒットすると思われるのがアブのロキサーニBF8。
2018年リリースなので、この記事を書いている2023年時点ではもうかれこれ5年が経過しているわけだが、意外と今でもその地位は揺らいでいない気がするリールである。
しばらく前に購入したもののレビュー記事を書いていなかったので、この辺で振り返っておこうと思う。
基本スペック
まずは基本スペックをおさらい。
ROXANI BF8 (ロキサーニBF8)
製品特徴
軽量185g
超々ジュラルミン BFスプール
超々ジュラルミンギア
80mmクランクデュラカーボンハンドル
HPCRボールベアリング
超々ジュラルミンギアシャフト
デユラメタルフレーム
MAGTRAX-Xブレーキシステム
φ33mmスプール
ソルトシールドピニオンBB
ルアーキーパースペック表
製品コード JAN/UPC 製品名 自重(g) ギア比 最大ライン巻取(cm) 最大ドラグ力(Kg) ラインキャパシティ/0.235mm/8lb ラインキャパシティ/0.265mm/10lb スーパー ファイヤーライン1号 ボール/ローラーベアリング メーカー希望本体価格(税抜) 1487513 036282963641 ROXANI BF8 185 8.0:1 83 5.5 100m 80m 200m 4/1 ¥22,500 1487514 036282963658 ROXANI BF8-L 185 8.0:1 83 5.5 100m 80m 200m 4/1 ¥22,500
定価ベースだと2万円を超えているが、新品でも15000円を切っている事が多い。メタルフレームではあるものの重量は185gとそこそこ軽く、ギア比も高いので巻き取り速度も速い。
必要最低限の部分にはベアリングも入っていて、基本的な部分はしっかり押さえられたリールであると思う。
外観など
左から↓
左斜め前から↓
前から↓
右斜め前から↓
右から↓
右斜め後ろから↓
後ろから↓
左斜め後ろから↓
上から↓
下から↓
黒一色で精悍な印象を受けるデザイン。
キャスコンノブにはちゃんとクレストマークがプリントされている。
レベルワインダーは小さめ。
収納可能なルアーキーパーが付いているのも面白い。
重量について
重量は実測で187.7g。まあまあカタログ通り。
スプール重量は15.4g。ベイトフィネス機にしては重い。
ブレーキについて
ブレーキはマグネットブレーキ。10個のマグネットが10個入っていてしっかり効く。
とりあえず投げてみた
とりあえず渓流で投げてみた時の動画がコチラ↓
スプールが15gもあるのにベイトフィネス機として使えるか心配だったのだが・・・結果的には4gあれば十分に使える事がわかった。
AMOのフィネススプールを購入
ショートシャフト化&軽量化が可能なAMOのスプールを購入。
スプール自体は実測で7.9gとほぼ半分の重量に。
分割式のシャフトはこんな感じで繋がる仕組み。
実釣の様子はコチラ↓
フィネススプールに替える事で更に使いやすくなります。
まとめ
純正スプールだと4gくらいからが渓流で使いやすい感じで、AMOのフィネススプールに替える事で3g台がバッチリ使えるようになる、といった感じ。
スプール径がφ33と昨今のベイトフィネス機と比較するとやや大き目ではあるので、レスポンスではアルファスAIR TWやアルデバランBFSよりは劣るものの、重めのルアーの遠投性能であったり巻き取り速度であったりは優位な印象です。
ノーマルスプールは広めの場所で、小渓流ではフィネススプールで、といった感じの使い分けをするのが良さそうですね。
アブガルシア ロキサーニ BF8 左ハンドル AbuGarcia ROXANI BF8