【使いこなせば釣果UP?】ベイトリールの使い方【メリットとデメリットをおさらい】

ベイトリール
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バス釣りをするなら是非ともマスターしたいのがベイトリールの使い方。

ベイトリールが使えるようになると、

より大きいルアーが投げられる

より太い糸が使える

より正確に投げられる

より手返しが良くなる

といったメリットがある。

すると・・・・

スピニングだけでは釣れなかった魚が釣れるようになる。

といった効果が期待できる。

という事で、今回は改めてベイトリールの使い方についてまとめてみた。

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はじめに

ルアー釣りに於いてよく使われるリールの種類は大きく分けると3種類。

スピニングリール

ベイトリール

スピンキャストリール

この中で、初心者が最初に使う事が多いのがスピニングリール。

理由としては、

安価なものから豊富にラインナップされている。
(1000円~2000円くらいから存在)

投げ方も比較的簡単に修得でき、安価な物でもそれなりに投げられる。

といった所だろうか。

一方、ベイトリールはというと、

スピニングと比較すると最安モデルの値段が高め

安い物(5000円未満くらい)は使い物にならない事が多い

適当に投げるとバックラッシュという現象が発生する
(糸がリール内でモジャモジャになる)

という事から、スピニングと比較すると若干ハードルが高い。

中でもバックラッシュする、というのが初心者に敬遠されがちな理由だと思うが、昨今の技術の進歩によってベイトリールは驚くほどバックラッシュしなくなっている。

詳しくは後程説明するが、最早バックラッシュを恐れる必要はないのかもしれない。

ベイトリールの構造

ベイトリールは両軸受けリール、と言われる事からもわかるように、ラインを巻くスプールの両軸が支えられている構造になっている。

ラインの進行方向に対して横向きのスプール自身が直接回転してラインを巻き取る事から、

糸ヨレがおきにくい

太い糸を巻き取りやすい

というメリットがある。

スピニングの場合は進行方向に対してスプールが縦向きになっており、スプールではなくローターが回転してラインを巻き付ける仕組み。

前から来たラインをローターで90度方向転換して巻き付ける事から、ベイトリールとは逆に、

糸ヨレが起きやすく

太い糸は巻き取りにくい

という事になる。

各部の名称

各部の名称はこんな感じ↓

ボディ:リールのメインとなる構造体。これが金属か樹脂かでリールの剛性が大きく変わる

金属フレームだとこんな感じ↓

画像出典:Abu Garcia

サイドプレート:スプールの軸やハンドル軸を支える部品。コレの剛性と加工精度がスムーズな動きに繋がるので、高級機は金属で出来ている事が多い。

ハンドル:回すとスプールが回転。右ハンドルの場合は時計回り、左ハンドルの場合は反時計回りに回すのが一般的。

ドラグノブ:ドラグの強さ調節する部品。星形なのでスタードラグとか言ったりもする。

ドラグ:一定以上の力がラインにかかったらスプールが滑ってラインが出る事でライン切れを防ぐもの。

スプール:ラインを巻き取る部品

クラッチ:押すとスプールが自由に回転するようになる。投げるときはコレを押してから投げる。投げた後にハンドルを巻く事でクラッチが戻り、巻き取れるようになる。

メカニカルブレーキ:スプールシャフトを外から押さえる事で、フリーの時のスプール回転を抑えるもの。バックラッシュ防止の為に使用。

ブレーキダイヤル:メカニカルブレーキと同じく、フリー時のスプール回転を抑えるもの。遠心力、マグネット、デジタルコントロールなどの種類があり、それぞれに特徴がある。リールによってはダイヤルでなく、側面カバーを開けて調節するものもある。

レベルワインダー:ラインをスプールに均等に巻くために左右に動く部品。多くの場合は巻いている間は左右に動き、ラインが出る時は止まっている。(ラインが出る時もスプールと連動して動くタイプはシンクロレベルワインドと言う。)

ベイトリールの投げ方

基本的には、

クラッチを押すとスプールがフリーになって糸が出る

ハンドルを回すとクラッチが戻ってスプールが回るようになる

という動きをする。

なので、投げる場合は↓の順になる。

①スプールを親指の先で押さえて止める

②①と同時に親指の腹でクラッチを切り、スプールをフリーにする

③ロッドを振って、適度なタイミングで親指を離す

すると、ルアーが飛んでいくという事になる。

スピニングと基本的な考え方は同じ。スピニングの場合の手順①~③とベイトの場合を置き換えて考えると良い。

①人差し指にラインを掛け、ラインが出るのを止める

②ベールを起こしてラインが出るようにする

③ロッドを振って、適度なタイミングで人差し指を離す

スピニングと基本的な流れは同じなのだが、何も用意せずに投げてしまうとベイトリールは確実にバックラッシュしてしまう。

なので、投げる前にブレーキの調整が必要である。

これについてはスピニングと比較して少し面倒ではあるが、慣れてしまえば何て事はない。

一方、上記の通り投げるまでのステップはほぼ同じだが、ちょっと違うのがスピニングリールでベールを起こす/戻すという部分。これがベイトリールだとクラッチを押す/ハンドルを回すといった動作になるので、スピニングと比較すると僅かだがシンプルな動作で済む

僅かな違いだが、一日に何百投もするルアーフィッシングでは塵も積もれば山となり、より多くキャストできる→より釣れるチャンスにつながる、と言えるだろう。

そもそもベイトリールにおけるバックラッシュとは?

ベイトリールにおけるバックラッシュとは、出ていく糸よりスプールが押し出す糸の方が多くなり、行き場を失った糸があふれてモジャモジャになる、という現象である。

スプールが回転して糸を送り出すベイトリールの場合、一旦回転を始めたスプールは慣性でしばらく回り続ける。

一方、飛んでいくルアーは空気抵抗と重力でどんどん減速していくので、スプールもそれに合わせて減速する必要がある。

これをリールの方で調節するのが後述するブレーキシステム。

メカニカルブレーキ、マグネットブレーキ、遠心ブレーキ、DCブレーキなどの種類があり、ブレーキの良し悪しによってベイトリールの使いやすさは大きく左右される。

ベイトリールのブレーキ調節方法

メカニカルブレーキについて

メカニカルブレーキはスプールシャフトを直接横から押さえて回転を抑制する仕組み。

スプールの回転数を問わず、一定のブレーキが掛かるのが特徴。

他のブレーキの補助的な役割をするもので、一昔前はルアーをぶら下げてクラッチを切ってもルアーは落ちず、ちょっと竿を振ると落ち始めるように調整・・・なんて言われていた。

しかし今では基本はゼロポジション=スプールシャフトに当たるか当たらないかギリギリの所、に合わせるのが一般的である。(特にマグネットブレーキの場合。)

なので、スプールを左右に親指で動かしながら徐々に締めて行き、カタカタしなくなるギリギリの所で止めると良い。

マグネットブレーキについて

磁石の力でスプールの回転を抑制するのがマグネットブレーキ。

スプールの回転速度に比例してブレーキが掛かるのが特徴。

後述する遠心ブレーキと比較すると、キャスト後半のスプールが減速した領域でもしっかりブレーキが掛かるのでトラブルが少ない。

外部のマグダイヤルで細かな調節が出来る物が多く、ダイヤルの調節に対してのレスポンスも良い為、初心者にまずオススメしたいのがマグネットブレーキである。

もし初めてベイトリールを使うのであればまずマグダイヤルをMAXにして投げてみて、バックラッシュしなかったら徐々にダイヤルを下げて行けばそのうち丁度良い所が見つかるハズ。

ルアーの重さが変わったりしてもダイヤル1つで瞬時に調整出来るのも良い所。

デメリットとしては、しっかりブレーキが掛かる分だけ飛距離が落ちるという所。

遠心力ブレーキの場合はスプール回転速度の二乗に比例してブレーキ力が掛かるので、キャスト後半ではブレーキ力がマグネット対比弱くなる。

トラブルレス、という観点ではマグが有利だが、キャスト後半の伸び、という点では不利なので、その点はベイトリールに慣れて来ると気になるかもしれない。

その点を解消する為に、通常のマグブレーキに一工夫加えて高回転域のブレーキ力を上げて低回転域のブレーキ力を落とすようなシステムもある。

・ダイワのマグフォースV、マグフォースZ(遠心力でインダクトローターが飛び出る)
・シマノのフィネスチューンブレーキ(回転数が速いとマグネットがスプールに近づく)
・アブのインフィニブレーキ(遠心+マグ)

遠心ブレーキについて

遠心ブレーキはスプールに付属したブレーキシューが遠心力で外側に移動し、スプール周りの壁と摩擦する事でスプールの回転を抑制する仕組み。

スプールの回転数の二乗に比例してブレーキが掛かるのが特徴である。

なのでマグネットブレーキと比較すると、キャスト前半で強く効いて後半では弱くなる、という事になる。

初めて遠心ブレーキのリールを使うのであれば、メカニカルブレーキを少し締めておくとトラブルが少ない。

また、遠心ブレーキの調整は外部ダイヤルのみで済まない物が多い。

稼働するブレーキシューの数を調整するタイプの物が多く、サイドプレートを開けて調節しなければならないのでマグネットと比較するとやや面倒である。

少し前まで遠心ブレーキの主流と言えばシマノのSVS(↑の写真のタイプの物。6個のブレーキシューのオンオフで調節)だったが、この場合は6段階しか調節ができない事になる。
(ブレーキシュー自体の重さを変えるパターンを入れたらもう少し多いが。)

なのでルアーの重さに合わせた微妙な調節、といった点では不利だが、重いものを遠投する用途には向いている。

とりあえず初めて使うのであれば、遠心ブレーキはMAXにして、メカニカルブレーキを少し締めて投げてみて、徐々に弱めて行くといいと思う。

一方、遠心ブレーキも欠点を補うべく進化しており、外部ダイヤルでブレーキ力を調整可能なシステムも存在する。

・シマノのSVSインフィニティ(外部ダイヤルで遠心ブレーキの利きを調節可能)

デジタルコントロールブレーキについて

比較的新しいブレーキシステムとなるのがデジタルコントロールブレーキ。通称DCブレーキと呼ばれる物。

デジタル制御によって、回転速度に応じて自在にブレーキ力を変える事が出来るのが特徴。

ダイヤルを切り替える事で、ナイロンライン向け、フロロ向け、PE向けといった設定が出来るものもあり、今までに無いブレーキパターンを実現できるのが最大のメリットである。

自身で回転数を監視して制御を行う事からトラブルは少なく、最も初心者向けとも言えるシステムである。

しかし値段が初心者向けでなく、安い物でも3万円くらいする。

なので個人的にはまずは遠心かマグを使ってみて、その後もバス釣りを続けて行くなら検討・・・でもいいのかなと思う。

バックラッシュしないベイトリール

技術の進歩によってほとんどバックラッシュしないリールというのも存在する。

まずはダイワのSVコンセプトTWSを搭載したリール。

その中で最もお手頃なのがタトゥーラSV TW。

実売2万円以下のリールだが、トラブルレス性能は物凄く高い。

メカニカルブレーキはゼロポジションで、マグネットブレーキの調節だけで簡単に扱う事ができる。

試しにマグブレーキをMAXにして糸を思いっきり手で引っ張ってみた。(動画:約9MB)

驚く事に全くバックラッシュしない。

なので、タトゥーラSV TWを使う場合はもし初めてベイトリールを使うとしてもブレーキをMAXにしておけばまず大丈夫だろう。そこから徐々に弱めていって丁度良いところを探せばOKである。

ちなみに管理人はかれこれ3年近くコレを使用しているが、着水時以外はほぼサミングせずに使用していて、解けないバックラッシュが起きた事はない。

続いて、シマノのDCブレーキ搭載リール

↑の説明では価格が高いのがネック、という書き方をしたが、実売2万円ちょいのDCブレーキ搭載リール、SLX DCが2020年デビューとなる。

新作コスパ最強リールで気配斬りしたら驚愕の結果に…【SLX DC】

↑の動画ではノーサミングで普通に投げられているので、軽く奮発して最初にコレを買ってしまうのもいいかもしれない。

実際に投げてみる時の注意点

まずロッドの握り方だが、オーバーヘッドキャストの場合はリールを横にして持つのが基本。

理由は手首のスナップを効かせやすいから。

合わせて注意したいのが指の掛け方。

人差し指をトリガーの前に、その他の指をトリガーの後ろにするワンフィンガーを基本とする。

後は親指でクラッチを押すと同時にスプールを押さえ、続けてロッドを振って指を離せばルアーが飛んで行くという事になる。

ルアーが飛んでいく途中でスプールを軽く押さえてやる事で飛距離を調整できる。

飛距離の調整がしやすいのがベイトリールのメリットである。

狙った所より少し遠目に投げるつもりで投げて、親指で調整して狙った所で止めるイメージ。

最後に忘れてはいけないのがルアーが着水するのと同時に一旦スプールを止める事。コレを忘れるとバックラッシュしてしまう。

他に気を付けておきたいポイントとしては、

イレギュラーが発生したらとにかくスプールを押さえる癖をつける

という事。

ルアーが回転して変な姿勢になったり、急な向かい風に逢ったり、うっかり後ろの草木に引っ掛けて竿を振り抜いてしまったり・・・といった場合はとにかく一旦止めてやる事が大切である。

バックラッシュしてしまったら

いくら注意していても、時にはバックラッシュしてしまう事もあるので、直し方についても知っておくと良い。

基本はまずゆっくり糸を引き出す事。

軽度なバックラッシュであればこれだけで直る事も多い。

糸を引き出している途中で、糸同士が絡まって出て来なくなった場合は、絡まった根本部分を親指の爪で押さえながらハンドルを半周ずつ、2~3回回してみて、もう一度糸を引き出してみる、を繰り返すと直る場合がある。

↓の動画が分かりやすい。

清水盛三☆ベイトリールのバックラッシュ解消法!

これでもダメな場合は絡まっている部分を摘まんで引っ張り出しては糸を出す、を繰り返すしかない。

最悪糸を切らないとどうしようもない場合もあるので、最初のうちは予備の糸を持って釣りに行くというのも一つの手。

ベイトリールの巻き方

投げた後は当然ルアーを巻いてくるわけだが、その時の巻き方、というか巻く時のグリップの仕方にはいくつか種類がある。

ツーフィンガー

トリガーの前に人差し指と中指の二本が来る持ち方。

スリーフィンガー

トリガーの前に小指以外の3本の指が来る持ち方。

フォーフィンガー

トリガーの前に親指以外の4本が来る持ち方。

基本的にはスリーフィンガーが最も力が入れやすくて良いと思う。

リールの形や手の大きさによってはフォーフィンガーの方がやりやすい、という場合もあるのでその辺はケースバイケースで。

一方ツーフィンガーは若干力が入れにくくなる代わりに、投げる時からツーフィンガーで持っておけば指のポジションを変える手間が省ける、というメリットがある。

右投げ左巻きの場合に有効なテクニックだが、これはある程度慣れてからの応用と考えておいた方が良いだろう。

ベイトリールに巻くライン

ベイトリールのメリットの1つとして、「太いラインが扱いやすい」という点があるので、まずは太めの糸を巻いて使ってみると良い。

具体的には3号(12lb)か4号(16lb)。

これくらいの太さになると小型スピニングでは格段に使いにくくなるので、ベイトリールの本領を発揮できる。

ラインの種類はまずはナイロンを使うのがオススメ。

フロロカーボン、PEといったラインもあるが、ライントラブルが格段に少ないのがナイロンなので、慣れるまではナイロンを使うのが良いだろう。
(値段も一番安いし・・・)

ここでちょっと注意したいのがラインキャパシティとの関係。

巻きたい太さのラインが75m~100mくらいしか巻けないリールを選ぶと良い。

スピニングリールと違ってスプール自体が回転するベイトリールでは、糸を含めたスプール重量は投げやすさと飛距離に大きく影響する。

なのでラインは必要な分だけしか巻かない、というのが1つのポイントとなる。

大は小を兼ねるという発想で、ラインキャパシティ多目のリールに少な目にラインを巻けば・・・という考えもあるが、それをやってしまうとラインに巻きぐせが付きやすくなるし、スプールの余ってる分は単なる重りになってしまうので、快適に投げるという観点ではNGである。

ラインキャパシティ多目のリールで少し細い糸を使うのであれば、比重の軽いPEラインを下巻きした後にメインラインを巻くことである程度重量の増加を回避できる。

ベイトリールにオススメのルアー、シチュエーション

10g以上のルアー全般

バス用のスピニングロッドの多くが10gくらいまでのウエイトを推奨している事、スピニングで使うラインは太くても2号(8lb)くらいであることから、10g以上のルアーを投げる場合はベイトリールを使う方が良い。

写真左の二つがスピニングでよく使う5g前後のペンシルベイト。それに対し、14g~18gくらいのものが右の3個。これだけボリュームが違えばバスへのアピール力が違う。

クランクベイト、スピナーベイトなどの巻いて使うルアー

引き抵抗の大きいルアーを巻いてくる場合には、ベイトリールの巻き上げトルクの高さが有利に働く。

また、クランクベイトの場合は特に倒木や岩などの障害物に当てて使う方が明らかに釣れるが、根掛かりのリスクは上がる。

この際にラインが太ければ回収できる確率は上がる。

いざ魚が掛かった時に、障害物から引き離すのにもベイトリールのトルクが役に立つ。

ラバージグ、テキサス、直リグなどでのカバー撃ち

ウィードの隙間やオーバーハングした木の下、連続した葦の続くエリアのちょっと変化した部分等のバスが居そうな場所をピンポイントで狙うときにベイトリールの方が有利。

ウィードから魚を引き出す時もラインが太く、巻き上げトルクが高いベイトリールであればウィードごと魚を引きずり出すような事もできたりする。

ビッグベイト

専用のロッドも必要になるが、一度使って見ると面白いのがビッグベイト。このサイズのルアーにしか反応しない魚も存在する。

スピニングタックルではまず使えないルアーなので、ベイトリールの威力を実感するには持ってこいのルアーである。

ベイトリールが苦手なルアー、シチュエーション

軽量ルアー全般

ベイトフィネス機と言われる軽量ルアーに特化したリールでない場合は、軽量ルアーを使うと飛距離が出ない。

飛距離を伸ばそうとしてブレーキを弱めるとバックラッシュしてしまうので、軽量ルアーを使うならスピニングリールの方がやり易い。

小さいワームを使用したダウンショットリグなど

ラインが太いと小さいワームが自然に動かない、ラインの存在感で魚に警戒心を与える、といったデメリットがある。

じゃあベイトリールに細いラインを巻いたらいいかといったらそうでもない。

ベイトリールのドラグはスピニングと比較すると滑らかに動作しないので、魚が急に走ったりするとラインが切れてしまう可能性がある。

なので、細いラインを使う繊細な釣りの場合はスピニングの方が良い。

ベイトリールのメリットとデメリットまとめ

そんな訳で、ベイトリールのメリットとデメリットをまとめるとこんな感じになる。

メリット

太い糸が使える

大きいルアーが使える

糸ヨレしにくい

巻き上げトルクが高い

正確にキャストできる

片手で操作でき、手返しが良い

剛性が高い

デメリット

軽いルアーは苦手

ブレーキに工夫が必要

ドラグが滑らかでない

ハンドルの左右を切り替えられない

ラインキャパシティと糸巻き量の関係がシビア

フリーフォールさせる時は糸を手で引き出す必要がある

向かい風に弱い

って感じかな。

そんな訳で、スピニングと比較するとメリットもデメリットもあるが、使えるようになれば確実に釣果アップに繋がると思う。

特にバス釣りに於いてはカバー周りを狙える、手返しが良くなるといったメリットは大きいので、もしバス釣りをメインにやっていくなら是非とも使えるようになっておくと良いと思う。

単純に見た目もカッコいいしね・・・

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