【インプレ】テイルウォーク トラウティアフェリーク C49L/G-P4【前半グラスのハイブリッドマルチピース】

トラウトロッド
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最近は渓流ベイトスタイルもだいぶ認知が進んできたようで、各メーカーから色々なロッドがリリースされている。

選択肢が増えるのは喜ばしい事なので、日々新製品情報をチェックしているのだが、22年の新製品の中で気になったのが今回紹介するテイルウォークのトラウティアフェリーク。

テイルウォークのトラウティアと言えばコスパもよくてラインナップが豊富なイメージだったが、そういった良い点は維持しつつ、デザインを一新して新たにリリース、といった形になっている。

2ピースタイプを初めとして振り出しモデルやマルチピースモデル、更には最近流行りのグラスコンポジットモデルもラインナップされているのでどれを選ぶか非常に悩ましいが、今回は4ピースでティップからベリーセクション( #1 & #2 )にグラスマテリアル、バットセクション ( #3 & #4 )にはカーボンマテリアルを採用したC49L/G-P4を購入。

早速使ってみたのでインプレしておこうと思う。

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メーカーHP情報

まずはHP情報をおさらい。

Troutia feerique

トラウトと「もっと手軽に、もっと真剣に」向き合うための スタンダードクラス ネイティブトラウトロッド

澄み渡る空の下、深緑と清流が刻むリズムに囲まれながら、竿を振る。トラウトフィッシングは魚を釣るまでの過程はもちろん、豊かな自然が織りなす風景も愉しみたい。そして、一尾一尾との出会いを演出する道具にまで、こだわりたい。そんなトラウトアングラーなら誰もが思うワガママに応えるため、tailwalkのネイティブトラウト用ロッドシリーズのトラウティアに「feerique “フェリーク”」という名を新たに配し、デザインを一新。自然美と融和するようなロッドシリーズが新たに誕生した。様々な楽しみ方でトラウトと向き合うアングラー個々の要望に応えるために、スタンダードなセンターカット2ピースモデルの他、携行性に優れ遠征にも重宝するテレスコピック(振出)モデルやマルチピース(並継)モデルと、様々なロッドタイプをラインナップし、個々の楽しみ方にマッチする一本が必ず見つかるよう配慮。ブランクスはピンスポットへ正確に撃ち込む楽しさと、フッキングした後のトラウトとの真剣勝負も最大限に楽しむため、すべてのモデルにおいてスムーズにベンディングするような設計に。さらに「より竿を曲げて楽しみたい…」というアングラーのために、グラスコンポジットマテリアルを採用したモデルもラインナップした。トラウトの世界を「もっと手軽に。もっと真剣に」がコンセプトのトラウティア。トラディッショナルな中にも現代的なスパイスを加えた独自のデザイン…手にした瞬間、えも言われぬ高揚感が全身を駆け巡る。アングラーの心に刻み込まれる渓流でのひとときを、最大限演出する最高の相棒をお届けする。

C49L/G-P4

セクションごとに素材を使い分けたハイブリッドマルチピース

ティップからベリーセクション( #1 & #2 )にグラスマテリアル、バットセクション ( #3 & #4 )にはカーボンマテリアルと適材適所で素材を使い分け、唯一無二のベンディングカーブを実現したベイトタイプの4ピース並継モデル(仕舞寸法:40cm)。グラス特有の非常にスムーズな曲がりで、軽量ルアーでもしっかりとロッドに重みを乗せつつライナーキャストを決められ、その軌道をもコントロールし理想の弾道を描ける。また、ひとたびファイトに移れば、しなやかな曲がりからピタリと止まるバットでトラウトの引きをいなし、難なくランディングに持ち込むことが可能。

出典:https://www.tailwalk.jp/

全モデルSICガイド搭載&ウッドのリールシートでなかなか高級感がある。といっても定価で2万円前後なので、多少割引が入れば1万円台で購入できそう。

今回購入したC49L/G-P4はマルチピースで収納性が良い上に前後でマテリアルを分けた面白いモデルになっている。

パッケージ

パッケージはこんな感じ↓

かなりしっかりした箱に入っている。この時点でなかなかやる気が感じられるが、中身を見てみると・・・

びっくりするくらい丁寧な梱包。輸送中の傷などは一切発生しなさそうである。

ただ、残念ながら竿袋は付属なし。この箱でフィールドに持っていくのはしんどいので、できればセミハードケースとかだったら良かったな・・・と思う。

外観など

箱から出すとこんな感じ↓

金具はガンメタリックでブランクは黒。ガイドスレッドは赤茶色となっている。落ち着いたデザインでなかなかカッコいい。

グリップエンドはこんな感じ↓角に傷がつきにくそうな仕上げになっている。

グリップはこんな感じ↓

丁度良い長さで、ワンフィンガーで握っても十分な長さがある。

リールシートはこんな感じ↓

リールフットが入るスペースにはちゃんと空間があり、そこそこフットが厚いリールも付けられそう。

適用ウェイトは7gまで。ラインは6lbまで、となっている。

バットセクションはこんな感じ↓

元ガイドはこんな感じ↓

ベリーセクションはこんな感じ↓

そしてティップセクションはこんな感じ↓

ガイドが大き目なのが一つの特徴。

トップガイドの内径は3.5mmくらいあり、#000番のスナップが普通に通った。

一時的にロッドを収納して移動するような時にラインを切らなくても良いし、ガイドが凍るような寒い時期には氷で詰まりにくいのでこれは良い点だと思う。

ちなみにバット径は約7.1mm。

ティップ径は約1.4mm。

重量について

重量は実測で79.9g。カタログ値の80gとほぼ一致。

マルチピース&グラス部分がある割にはかなり軽いと思う。

グリップ単体は68.3g。

バット部分は5.6g。

ベリーセクションは4.1g。

ティップセクションは2.0gとなっている。

曲げてみた感じ

軽く曲げてみるとこんな感じ↓

やや強く曲げてみるとこう↓

強く曲げるとこんな感じ↓

ベンドカーブはマルチピースだけどスムーズ。

リールとの組み合わせ

22アルデバランBFSを乗せるとこんな感じ↓

アンバサダー1500Cを乗せるとこんな感じ↓

ベーシックなデザインなので新しいリールにも古いリールにも合うと思う。

ボディが茶色系のシルバークリークエアとの相性も良い。

渓流で使ってみた

初釣行はシルバークリークエアと合わせて使用。

まず3.5gのAR-Sから投げてみたのだが、普段使用しているエゲリアネイティブETVC-46XULやファインテールFSG-B462ULと比較するとやや硬い(Lアクションなので当たり前)ので、軽く投げる時はもう少し曲がった方が投げやすいかな・・・と思うシーンはあった。

逆に5gクラスのミノーの使い心地は抜群で、しっかりとティップが曲がる一方で反発力も十分にあるので飛距離が出しやすく、連続トゥイッチによるアクションも付けやすい感じだった。

フルカーボンのLアクションのロッドよりはティップ~ベリーが低弾性で粘りがあるので、4g~5gのルアーを扱うのに丁度良い、といった印象を受けた。

しばらく使っていると3g台のルアーを投げるのにも慣れて、無事にヤマメをキャッチする事ができた。

4ft9inという長さも絶妙で、小渓流ではコンパクトにキャストできる一方で広い所での遠投もできそうなので、なかなか汎用性が高いのではないかと思う。

実釣動画

初釣行の様子はこんな感じ↓

【実釣インプレ】トラウティアフェリーク C49L/G-P4を渓流で使ってみた【渓流ベイトフィネス】

まとめ

使ってみた感じからすると4g-5gのルアーを使うのに良さそうな感じだった。特に5gクラスのシンキングミノーと相性が良いのではないかと思う。

軽くて携行性が良いのに加えて小渓流から広めの所まで幅広く使えそうなので、今シーズンはあちこち持っていこうと思う。

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