【インプレ】Abu Garcia マスビート3 MBC-562UL【お手頃エリア用ベイトフィネス】

トラウトロッド
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エリアでベイトリールやスピンキャストリールを使う場合には主に鱒レンジャーのベイトモデルを使っているのだが、CT40はエリア用にはちょっと短く、CT50はグラスらしいダルダル感があるので、他のエリア用ロッドと交互に使うと少し違和感がある。

やはりエリア専用ロッドが欲しいかも・・・と思ったところで発見したのが今回紹介するアブガルシアのマスビート3。

元々マスビートはエリア専用ロッドのエントリーモデルとして実績があるが、2020年にフルリニューアルされたとの事。ベイトフィネスモデルもラインアップされているので今回はそれを購入。

実売で約7000円とお手頃なマスビート3のベイトモデル、MBC-562ULをインプレ。

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メーカーHP情報

まずはメーカーHP情報をチェック。(MBC-562ULに関わる部分を抜粋)

Mass Beat III (マスビート3)

2020年8月発売予定

人気のエリアトラウトゲームの「Mass Beat」シリーズがフルリニューアル!

人気のエリアトラウトゲームの「Mass Beat」シリーズがフルリニューアル!

管理釣り場での釣りが初めての方でも、エキスパートな方でも、

誰でも扱いやすく、釣りやすいラインナップが登場!

Mass Beat III MBC-562UL III

 

ベイトフィネス用リールを使用して、軽量スプーンや、クランク、トップウォーター、ミノ―など
多彩なルアーが扱えるベイトフィネスモデル

特徴

1・用途に合わせたティップ設計:

ソリッドティップ:繊細なバイトも逃さずフッキング、魚をバラし難い ソリッドティップ
チューブラーティップ:多様なルアーを扱えて、ルアー操作がし易く、バイトを感じる感度も良い チューブラーティップ

2・スピゴットジョイント

ジョイント部のブランクスの曲がりをよりスムースにする「スピゴットジョイント(印籠継)」を採用

3・携帯に便利!セミハードケース付き(MBS-634L IIIのみ)

4本継ぎモデル専用のセミハードケース付きで、持ち運びやロッドの保管に便利!

スペック表

製品ID JAN/UPC 製品名 タイプ 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) ルアー(g) ライン(lb) パワー テーパー/アクション 製法 使用材料 メーカー希望本体価格(税抜)
1526883 036282991460 Mass Beat III MBS-602ULS III SP 2 6’0″/182.9 94 73 0.8~3.5 1.5~4.0 UL / ウルトラライト R / レギュラー ソリッド カーボン97%,グラス3% ¥9,000
1526884 036282991477 Mass Beat III MBS-632UL III SP 2 6’3″/190.5 98 75 0.8~3.5 1.5~4.0 UL / ウルトラライト R / レギュラー チューブラ カーボン92%,グラス8% ¥9,000
1526885 036282991484 Mass Beat III MBS-622LS III SP 2 6’2″/188.0 96 74 1.5~5.0 1.5~5.0 L / ライト R / レギュラー ソリッド カーボン98%,グラス2% ¥9,000
1526886 036282991491 Mass Beat III MBS-602XUL III SP 2 6’0″/182.9 94 70 0.3~2.5 0.8~3.5 XUL/エキストラウルトラライト R / レギュラー チューブラ カーボン98%,グラス2% ¥9,000
1526887 036282991507 Mass Beat III MBS-634L III SP 4 6’3″/190.5 52 78 1.5~5.0 1.5~5.0 L / ライト R / レギュラー チューブラ カーボン98%,グラス2% ¥10,000
1526922 036282991514 Mass Beat III MBC-562UL III BC 2 5’6″/167.6 86 70 2.0~5.0 3.0~8.0 UL / ウルトラライト R / レギュラー チューブラ カーボン98%,グラス2% ¥9,000

出典:purefishing.jp

ベイトモデルは今回買った5ft6inのMBC-562ULのみ。定価でも\9,000とかなりお買い得な価格設定。管理釣り場専用ロッドとあって適用ウェイトは5g、自重は70gとかなりライトな仕上がりになっていると思われる。

パッケージ

パッケージはこんな感じ↓

まあよくある感じの箱に入っていた。

中身は本体と取説。特筆すべき点は無し。

外観など

まずはグリップ周り。緑があしらわれたセパレートグリップの雰囲気は前のマスビートのイメージを踏襲している感じ。リールシートは安心のFuji製。

グリップエンドにはコルクがアクセントに入っている。

ロゴ周りはメタリックグリーン。

ブランクはコーティング無しの艶消しブラック。

結構尖ったデザインのようにも見えるが、緑と黒で落ち着いた色という事もあって、意外と色んなリールに合わせられそうな雰囲気。

重量について

カタログスペックで70gに対して、実測は70.3gとなかなかの精度。

最近買ったズームサファリは結構誤差があったが、まあこれはジョイントが1か所しかないので精度が出しやすいのかな。

ジョイントについて

ジョイントは印籠継ぎ。

芯の部分が結構長いので安心感がある。位置を確認できるマークがあるのも良いところ。

ガイドについて

元ガイドはこんな感じ↓

フレームはステンレスでリングはハードガイドかな。

元ガイド以外はこういう背の低いタイプのガイドが付いている。

トップと2番目のガイドだけ巻いてあるスレッドの色が違う。ティップの動きを見やすくするため・・・かな。

曲げてみた感じ

曲げてみるとこんな感じ↓

アクションはレギュラー。曲げてみてもその通りで全体で荷重を受けている感じ。

リールとの組み合わせ

まずはロープロファイルのベイトリールとの組み合わせ。

雰囲気的にはバッチリ。

続いてクラッシックな丸形リールとの組み合わせ。

これはこれで結構合う気がする。

スピンキャストの場合はゼブコの33マイクロと合わせるとかなりコンパクトな感じになる。全体重量も軽い。

最後に実際に使用予定の組み合わせ。フルーガーのプレジデントを合わせてみた。

プレジデントはライン放出も巻取りもかなりスムーズなので、この組み合わせならスピニングやベイトとまともに勝負できると思う。

軽く投げてみた感じ

部屋の中で軽く投げてみた。

まずは5gのウェイトでテスト。適用ウェイトの上限という事もあって、一応投げられるがちょっとしんどいかも・・・といった感じ。

続いて2gのウェイトを投げてみた。

適用ウェイトの下限になるが、2gでもしっかり竿が曲がり、弾力を活かして投げられた。

この感じだと恐らく1gとかそれ以下でも投げられる気がする。バックラッシュと無縁なスピンキャストとの組み合わせなら0.6gとかから3gくらいまでを快適に使えそうなイメージ。

管理釣り場にて

プレジデントスピンキャストに4lbナイロンを巻いた物と組み合わせて使ってみた。

この日はバベルの調子が良かった。適用ウェイトは2g~となっているが、やはり1g台でもしっかりロッドの曲がりを活かして投げる事ができる。

鱒レンジャーと比較すると先重りが少なく、自重によるブレが少ないのでルアーの重みを感じ取りやすく投げやすい。

結果、無事にニジマスをゲット。

魚が掛かると全体的にしっかり曲がってくれるのでバラシも少なかったように思う。

一方で、大きめのクランクなんかも扱う事ができた。

ルアーの動きがよく伝わってくるのが良い。

後日、FISH UP秋川湖で使ってみた。

40cm級とも十分にやりとりできる。

更にバスの管理釣り場でも使用。

スモラバや小型シャッドとかを使うのに丁度良い。

意外とトゥイッチとかもやりやすい事がわかった。

まとめ

触ってみた感じだと、かなり軽量域に特化した仕様になっていると感じた。エリアだと3gくらいまでのルアーを使う事が多いので丁度良いと思う。

普段使ってる鱒レンジャーと比較するとかなり軽く、自重でブルンブルンしない、というのも良いところ。

実際に使ってみた感じでも1g台のルアーからしっかりと投げられて、鱒レンジャー対比だと投げやすくで感度も良い・・といった感じだった。(だからと言って鱒レンジャーがダメという話ではないけどね。あれはあれで味があっていいロッドである。)

スピンキャストと組み合わせて使うのに丁度良いので、今回使ったプレジデントやゼブコの33マイクロ、オメガプロあたりと組み合わせて使っていきたいと思う。

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