【インプレ】シマノ 16アルデバランBFS【軽量スプール&FTBの実力は?】

ベイトリール
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最近渓流ルアーにベイトリールを取り入れているのだが、ネット情報を見ると結構評判が良いのがシマノの16アルデバランBFS

130gという超軽量な本体重量に加え、FTBと軽量スプールで抜群の軽量ルアー対応力。更にドラグクリッカー搭載、エクストラハイギアモデル有り、左ハンドルモデル有り・・・と、渓流ベイトフィネスリールに求められる機能を全部詰め込んだような仕様になっている。

発売から既に5年が経っているのでそろそろモデルチェンジな気もするが、一度手持ちのベイトフィネス機と比較してみたかったのでとりあえず買ってみた。

という事で今回は、箱出し最強の噂もある16アルデバランBFSをインプレ。

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メーカーHP情報

まずはメーカー情報をおさらい。

新ブレーキシステム「FTB(フィネスチューンブレーキシステム)」を搭載。
ベイトフィネス専用設計モデル。

アルデバラン BFS[ALDEBARAN BFS]

正確なピッチングを実現する専用設計。
軽量ボディにベイトフィネスのための最高性能を追求。

軽量ルアーのピッチング性能を徹底的に追求したシマノベイトリールの最軽量モデル。画期的なスプール&ブレーキシステム「FTB」を搭載し、ベイトフィネス用リールとして開発された専用設計で、ピンポイントへの正確なピッチングがよりスムーズに行えます。またノーマルギアのギア比は6.5:1、XGは8:1に設定。特にXGは巻き取りスピードを生かして、手返しの効率もアップ。自重130gはシマノベイトリール最軽量です。

技術特性

品番 ギア比 最大ドラグ力
(kg)
自重
(g)
スプール寸法
(径mm/幅mm)
フロロ糸巻量(lb-m) 最大巻上長
(cm/ハンドル1回転)
ハンドル長
(mm)
ベアリング数
S A-RB/ローラー
本体価格
(円)
商品コード
XG RIGHT 8.0 3.5 130 32/22 8-45 80 42 9/1 46,000 03515 8
BFS RIGHT 6.5 3.5 130 32/22 8-45 65 42 9/1 46,000 03787 9
XG LEFT 8.0 3.5 130 32/22 8-45 80 42 9/1 46,000 03516 5
BFS LEFT 6.5 3.5 130 32/22 8-45 65 42 9/1 46,000 03788 6

※XGはエキストラハイギア仕様です。
△最大巻上長は、最外径による計算値となっています。

出典:シマノ

やはりまず注目すべきは130gという重量。これだけ軽いリールは他にそうそうない。

ショートロッドとの組み合わせで片手でキャストする渓流での利用にはうってつけである。バス釣りに於いても、繊細なリグで繊細なアタリを取る事を考えると、軽いに越した事はないと思う。

強度的には大丈夫なのか・・・とも思うが、HAGANEボディ採用なので恐らく大丈夫なんだろうと思う。

基本渓流では右投げ左巻きの自分としては左ハンドルのXGモデルを・・・と言いたい所だが、今回は敢えて右ハンドルのノーマルギアのモデルを購入。

最近アンバサダーを左投げ右巻きで使っているのでそれと合わせてみた、という理由なのだが、改めて考えてみると右巻きは良いとしてギアはXGの方が良かったかも。

パッケージ

パッケージはいつもの箱に本体、メンテ用オイル&グリス、取説、といった感じ。

一つ変わっているのがブレーキ用の磁石が別で付属している事。

最初は6個付いていて、それに磁石を追加する事でブレーキ力を調節できる仕組み。最大2個追加できる。

外観など

左から↓

左斜め前から↓

前から↓

右斜め前から↓

右から↓

右斜め後ろから↓

後ろから↓

左斜め後ろから↓

上から↓

下から↓

ガンメタリックを基調としたボディが精悍なイメージ。先進的なデザインだが、色味が落ち着いているので渓流の雰囲気にも合いそう。

JAPANの文字が嬉しい。

サイズ感

20アルファスエアと並べてみるとこんな感じ↓

前後方向はアルデバランの方が少し長いが、ボリューム感としては殆ど同じ感じ。

17スコーピオンDCと比較するとスコーピオンの方が若干大きく見える。

アンバサダー1500Cと並べるとこんな感じ↓

重量について

気になる重量は・・・実測で131.9gと大体カタログ通り。

持った時の軽さ感が凄い。

20アルファスエアと比較しても30g近く軽いので、結構明確に差がわかる感じ。

スプールについて

ベイトフィネス機の命と言えばやはりスプール。

スプール重量

スプール重量は実測で7.8g。これまたかなり軽い。

重量だけで言えば20アルファスエアより軽かったりする。径が違うので一概に比較はできないが、軽いに越した事は無い。

ちなみにスコーピオンBFSのスプールは8.7gなのでアルデバランの方が1g近く軽い。スコーピオンBFSはスプール径、幅が同じなので、純粋にアルデバランの方が軽量ルアー対応力は上、という事になる。

スプール寸法

スプール径は実測で31.8~31.9mmくらい。

幅は糸巻き部分で21.3mmくらい。

糸巻き面径は27mmくらいかな。

ちなみにナイロン1号を50m巻いた状態だと28.5mm。

ドラグについて

ドラグノブが結構大き目なのが個人的に好印象。

更に嬉しいのがエキサイティングドラグサウンドシステム。ドラグが出るとカチカチと音がする仕組みだが、細いラインを使う時はどの程度ドラグが出ているかわかりやすくて良い。

音の質もスコーピオンBFSより心なしか高級感がある気がする。

実際の音はこんな感じ↓(動画:約8MB)

(動画の圧縮の関係でちょっと実物とは違う可能性もあります。)

FTBについて

基本はマグネットブレーキだが、回転数に応じて磁石がスプールに近寄る事で、キャスト初期は強く、後半は弱めにしてくれる仕組み。

これはスコーピオンBFSで体験済みだが、前半と後半で極端に差がある訳でなく、ブレーキ調整に対して素直に追従してブレーキ力が変わってくれるイメージ。

ブレーキダイヤルはこんな感じ↓

調整時にクリック音が鳴らないので、無段階で調整可能・・・というと聞こえはいいが、再現性を考えるとカチカチ言ってくれるダイワの仕組みの方が好き。

勝手にずれるのを防ぐためなのか、調節する際に固いのもマイナスポイント。

マグネットは最初6個入っているが、個人的には8個入れてダイヤルを下げめで使うのが良いと思っている。

↓マグネット追加前

↓マグネット追加後

追加する時はNの記載がある面を表にして手で入れるだけ。

ラインを巻いてみる

とりあえずダイソーナイロンの1号を50m巻いてみた。

量的にはこんな感じ↓

軽く投げてみた感じ

まずは廊下で軽くテスト。3.8gの消しゴムは余裕で投げられる。

続いて2.9gの消しゴムでテスト。これも問題なく投げられる・・・が、立ち上がりは少し20アルファスエアより遅め。でも16アルファスエア、17スコーピオンBFSあたりよりは良い、といった感じ。

20アルファスエアとの比較

ちょっと公園で投げ比べをしてみた。

ラインはどちらもナイロン1号、ロッドはアルファスがシルバークリークグラスプログレッシブ46ULB-G、アルデバランがエゲリアネイティブETVC-46XUL。

2g台のルアーに関してはやはりスプール径の小さい20アルファスエアに軍配が上がる。一方で3gを超えるようなルアーだと差が気にならなくなってくる、といった感じ。これはやはりスプール径による所が大きいのかと思う。

とはいえ小径スプールにも巻き癖が付きやすいといったデメリットがあるので、とにかく軽いルアーを・・・といった用途であればアルファス、ちょっと重めのルアー中心ならアルデバラン、といった棲み分けになるのかなと思う。

19アルファスCT+フィネススプールとの比較

φ30mmのフィネススプールを組み込んだアルファスCTと投げ比べてみた。

ラインはどちらもナイロン1号、ロッドはミリオネアCTがズームサファリZMSC-464L、アルデバランがエゲリアネイティブETVC-46XUL。

今回はガン玉に針金でアイを付けたものでテスト。重さは2.1g。

まずはミリオネアCTから。

4.8gの超軽量スプールのお陰で難なく飛ばす事ができる。飛距離は15mくらいだろうか。

続いてアルデバランで同じ物を投げてみた。

距離的には殆ど同じ感じ。スプールの立ち上がりは僅かにミリオネアの方が良いが、単体で使う分には気にならないレベル。なので2gは普通に投げられる、と言っていいと思う。

16アルファスエアとの比較

16アルファスエアと投げ比べた感じは、殆ど同じだが僅かにアルデバランの方がレスポンスが良いかな・・・くらいの差だった。

渓流で使ってみた

源流に近い渓流で使ってみた。

ロッドはエゲリアネイティブETVC-46XUL、ラインはナイロン4lb。

場所はこんな感じ↓

3.5gのAR-Sをメインに使ってみたが、これくらいの重さがあればかなり快適にキャストする事が可能。

FTBのお陰でキャスト後半の伸びが良く、開けた所での遠投が気持ち良かった。

結果、サイズは小さいがイワナとヤマメをゲット。

ハイギアじゃない方のモデルなのでハンドル1回転あたりの巻取り量は実測で60cmくらいだが、4月の渓流なら速度も十分。まあ流れの速い流心を中心に狙う場合はXGの方がいいだろうけどね。

実釣動画

初釣行の様子を動画にしてみた。(動画:5分43秒)

【渓流ベイトフィネス】奥多摩湖の上流でイワナを探してみた

まとめ

軽く触ってみた感じでは、5年前のモデルとは思えないスペックで2021年現在でも十分通用するリールだという印象。

抜群の軽さで軽量ルアー対応力も十分。個人的な評価としては20アルファスエアTW>16アルデバランBFS>17スコーピオンBFS=16アルファスエア、といった所だろうか。

実際に渓流で使ってみた感じとしても軽量ルアー対応力は十分だった。

と言いつつも、ノーマルギアの右ハンドルモデルはどっちかというと渓流よりはエリアトラウトやバスのスモールプラッギング等、軽めのルアーの巻きの釣りに良さそうな雰囲気なので、そっち方面でも使ってみたいと思う。

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