釣りに行った時の記録を動画で残しておくと後々見返したりできるからいいよな・・・と思っていたのだが、カメラの有無は釣果には直接関係ない、というのもあって自分の中で後回しになっていた。(カメラを買うお金で釣り具を買った方が・・・といった発想。)
しかし昨今はお手頃価格で使えるアクションカメラが結構あるという事で、色々見てみた所コレが良いのでは、というものに行きついた。
それが今回紹介するAKASO Brave 7 LE。
主な特徴はというと、
・全面フルカラーディスプレイで自撮りしやすい
・防水ケース無しで30分以内、1mまでの防水が可能
・付属品が充実しており、バッテリー2つ、リモコンなども付属。
・EIS2.0で手振れ補正に強い
・1350mAhのバッテリーによる長時間撮影
・Wi-Fi共有とリモコンによる遠隔操作
といった所。勿論4K動画の撮影にも対応している。それでいて価格はAmazonで15,980円と、Goproなどと比較するとかなりお安い価格設定。
個人的に一番良いと思ったのが本体が防水仕様な事。釣りで使う場合は防水必須だが、防水ケースを使うと音が拾いにくくなったりする&サイズが大きくなるので、本体が防水なのはありがたい。
撮りっぱなしで釣りをしながら歩くには手振れ補正が有効で、バッテリーも2個付いてるので半日くらいは撮り続けても大丈夫そう・・・という事で、スペック的には釣りに持って来いなのではと思う。
とりあえず軽く釣り場で撮影してきたので、使用感や実際の撮影動画を含めてレビューしてみようと思う。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
本体が防水ケースに収められた状態で入っている。
内容物はこんな感じ↓
開封するとこうなる。↓
とにかく付属品が多いのが良い。これらは勿論箱に収められていた訳なので、使わない分はコンパクトに収納可能。
外観など
本体はこんな感じ↓
手のひらサイズでコンパクト。まあこれについては他のウェアラブルカメラと大体同じサイズかと思う。
本体重量は108.1g。(バッテリー抜き)
バッテリーを入れると127.6g。
カメラ上面の〇ボタンで撮影のON/OFF、Mボタンで前後画面の切り替え等の操作を行う。
下面はこんな感じ↓
金色の部品はネジになっており、一般的なカメラのマウント等に取り付ける事ができる。既存の三脚等が流用できるのでこれは地味に嬉しい。
ネジの横の蓋をスライドさせて開けるとバッテリーとSDカードの出し入れができる。
中はこんな感じ↓
側面にはUSBとHDMI端子が。
コレの蓋が結構固かった。防水の為のゴムが入ってるので仕方ないのかもだが、開ける時は小さいドライバーとかがあると良いかも。
あと、反対の側面に電源ボタンがある。Wi-FiのON/OFFボタンも兼ねている。
ボタン以外の操作はタッチパネルで行うようになっているので、設定関係はタッチパネルで、電源や撮影のON/OFFはボタンで、といった仕組み。
タッチパネルは日本語表示も可能。
表示内容はシンプルで、ちょっと触ると簡単に理解できるレベル。
とりあえず撮ってみた
ネックマウントで首から下げて釣りに行ってみた。
このマウントだと本体が上下さかさまになるので、反転モードをONにして使用する事になる。
実際に撮ってみた動画がコチラ↓
マイクロドン88Sを試投した動画だが、それなりに見られる感じになっていると思う。1080p/60fpsで撮ってみたものの、全画面にすると少し粗さが目立つので、画質を追求するなら4Kで撮った方がいいのかも。
また、気を付けないといけないのが反転モードだと手振れ補正が効かない事。歩く場合は手振れ補正がないと結構キツイ。
手振れ補正無しの場合↓
手振れ補正ありの場合↓
前評判通り手振れ補正はかなり優秀。これなら歩きながら撮影しても問題ない感じ。
この場合はマウントをもう一つ追加してカメラが上向きの状態で首に掛けられるようにすればOK。
実釣にて
3月1日の秋川の解禁日に持って行ってみた。
特に面白味の無い動画だが、一応キャスト、ヒット、ランディングまでを撮影する事に成功。明るい所であれば画質もまあまあで、思い出に残しておくくらいなら十分なのではないかと思う。
あとコレは多摩川でマルタを狙った時の動画。
キャッチには至らなかったがヒットした時のドラグ音はしっかり録音されている。この日は風が強かったので風切り音軽減をONにしてみたが、それなりに風の音は入っているので完全には防げない感じなのかな。
バッテリーの持ち
バッテリーは撮りっぱなしで3時間弱使えた。2個あるので理論上は6時間弱使える。
個人的には半日釣行が多いので十分な稼働時間と言える。
どっちかというと64GBのSDカードの方が先にいっぱいになる。
充電について
2個付いてくるバッテリーには2個同時充電可能な充電器が付いて来る。
但し給電はUSBからで、100V電源から5Vへの変換器は別途用意する必要がある。
その代わり、モバイルバッテリーからの給電も可能なので、1個ずつモバイルバッテリーから交互に充電すれば一日中でも使用し続ける事ができる。
まとめ
初めてアクションカメラを買ってみたので他の機種との比較はできないが、初心者的にはこれで十分なのではないかと思う。
簡単に良い所と気になる所をまとめるとこんな感じ↓
良いと思った所
・価格が安い
・付属品が多い(特にバッテリーが2個あるのがGood)
・手振れ補正がまあまあ優秀
・三脚とかのネジが付けられる
・見た目は結構高級感がある
・防水なのでカバー無しでも使える→音がしっかり入る
やや気になる所
・音がやや小さい(撮影開始音が聞き取りにくい、撮った動画を再生した時に良く聞こえない)
・反転モードだと手振れ補正が効かない
・画像がやや暗め(3月の朝6時とかは真っ暗だった。露出補正機能があるので補正したら良くなるかも?)
・1080pだと細部がやや粗い
・・・
まだ使いこなせていない部分は多々あると思うが、今シーズンはアチコチ持って行って撮ってみようと思う。
おススメアクセサリー
撮影に使ったのはネックマウント。
後はマイクロSDカード。
マイクロsdカード microSDカード 64GB SanDisk サンディスク
最低限本体と上記2つがあれば釣りをしながら動画が撮れる。
画質にはそこまで拘りはないが、とりあえず釣り動画を撮ってみたい・・・なんて人がいたらおススメかも。