先日釣具屋を覗いたらどっかで見た事のあるルアーを発見した。
個性的な形状とカラーが目を引くクランクベイトはその昔流行ったグランダー武蔵で使われていたルアー、スケルトンナイン。それがスケルトンランド、と名前を変えて復刻されたようである。
管理人はグランダー世代ではないのでそこまで買い集めた記憶は無いが、タックルボックスをあさったらGスケルトンとスケルトンナインJrが出て来た。
よくよく見てみるとなかなか面白い造りになっているので、復刻を記念して旧モデルのインプレを。
外観など
まずはスケルトンナインにGのマークが入ったジースケルトンから。
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
続けて一回りサイズの小さいスケルトンナインJr。
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
二つ並べるとこんな感じ↓
骨がむき出しの凸凹した形状が特徴的。これによって普通の滑らかな形状のクランクベイトとは一味違った波動を生み出す事ができる。
背中に付いた背ビレには左右への振動を抑える効果があり、適度にアクションを調節しているものと思われる。
タイプはフローティング。ボディの幅は広めで結構浮力があり、そのおかげで障害物回避性能も結構高い。
ちなみに製造元はBANDAIである。
サイズ感
似たサイズのクランクと並べてみるとこんな感じ↓
左から小さい順に並べてみた。左からピーナッツⅡ、スケルトンナインJr、マクベス50、ジースケルトン、デカピーナッツSSR。
違う角度から見るとこんな感じ↓
重量について
ジースケルトンは14.1g。
スケルトンナインJrは10.8g。
重量は割と重め。Jrの方でもスピニングタックルではちょっとしんどい。
浮き姿勢
浮き姿勢はこんな感じ↓
ジースケルトン
スケルトンナインJr
どっちも背ビレが綺麗に水から出ている事からわかるように結構浮力がある。止めるとバックスライドしながら浮いていくので、障害物に当てたら止めて躱す、というのがやりやすい。
また、上の写真だとどっちもボディの側面に気泡を孕んでいる。バスから見てどうなのかはわからないが、少なくとも着水音やスイム時の水押しにボディの凹凸の影響はありそうである。
ラトル音
クランクベイトでは結構珍しい、バイブレーションのようなジャラジャラ系のラトル音。
振ってみるとこんな感じ↓
ジースケルトン:約3MB
スケルトンナインJr:約4MB。
実釣動画
このルアーを知る為に是非見て欲しいのがこの動画↓
アクションはロールを押さえた振り幅狭めのウォブリングアクション。見た目はブリブリ動きそうなのに、少し意外なアクションである。
使い方も面白く、ジャーキングを多用して釣れている。個人的にクランクはただ巻きで障害物に当ててなんぼ、みたいなイメージが固まっていたが、別にクランクをジャークしてもいいのである。
バス釣りは自由、という事を改めて思い出させてくれるルアー&動画だと思う。
まとめ
久しぶりに見てみたら見た目、造形、ラトル音から使い方に至るまで個性的なルアーである事が分かった。
状況が合えば結構釣れるルアーだと思えてきたので改めて使ってみようと思う。
ちなみに見た目の雰囲気からするとハイテク系のスピンキャストと合いそう。