【インプレ】ワタチャンプ Bees スピンキャストリール【コスパ最強?】

スピンキャストリール
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スピンキャストリールのメーカーと言えばゼブコ、アブ、フルーガー、ダイワ、Bass Pro Shops、ルーズなど色々あるが、生産国は大体中国である。

なので恐らくスピンキャストリールづくりのノウハウは中国に集約されていると勝手に思っている。

で、ある日アマゾンを覗いていたら中国メーカーで気になるスピンキャストリールを発見した。

それが今回紹介するワタチャンプのBees。

価格は2,499円と激安ながら5+1ベアリング、インスタントアンチリバース搭載、ハンドル1回転あたりの巻取り量は65cm、自重は260gと、スピンキャストリールの中では結構良い感じのスペックとなっている。

中国製のリールと言えばベイト、スピニングの場合だとやたらとベアリングが多い割に巻きが重いとかで期待外れな事も多いが、スピンキャストに関してはどのメーカーも中国製だし、構造もシンプルなのでもしかしたら使えるのでは・・・と思って買ってみた。

スピンキャストの本場、中国の実力は如何に?

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製品情報

メーカーHPは見つけれらなかったが、スペックなんかはアマゾンに詳細に記載されている。

ワタチャンプ(WATACHAMP) Bees スピンキャスト リール 釣りリール 5+1ステンレススチールボールベアリング 4.3:1 最大ドラグ力4.5kg 片手 子供用 初心者 6lbナイロンライン付き

  • 🌴確実なグラブ—-延長されたダブルステンレススチールのピックアップピンにより、ラインのゆるみを確実につかむことができます。特別に設計されたフロントコーンの内側リングには、スラックラインを押し下げ、ピックアップピンがどんな状態でもそれをつかむことができる押し出しリブがあります。★注:スプールを外す場合、フロントコーンを外した後、スプール上のローターを反時計回りに回し(回す時、ハンドルを手でしっかり固定してください)、ローターを外した後、スプールに付いたワッシャーなどをブライヤで外して、最後にスプールを外せます。
  • 🌴確実なキャスト&手のひらによく馴染み—ソフトゴムは、釣り人がキャストするときにローターパッドをフロントコーンの内側プラットフォームに押し込みます。キャストすることでラインが破損することを心配する必要はありません。手のひらによく馴染む、手にしっかり馴染みしかも軽量なので一日使用しても疲れを感じません。
  • 🌴カーボンワッシャー—一体型カーボンフリクションワッシャーがあり、シルクスムーズドラッグと線形ドラッグ力を微調整が出来ます。カーボンワッシャーは他の同じ製品と比較しても安定した開始ドラッグ力を発揮するので突然のフックセット中でもライン切れを防ぎます。
  • 🌴5 + 1 SSDボールベアリング— WataChamp Beesは、5ピースのスーパースムーズで耐久性のあるステンレススチールのダブルシールドボールベアリングと、1ピースのステンレススチールのインスタントアンチリバースクラッチで構成されています。常に滑らかなクランキングと高いパフォーマンスで、淡水と海水の両方のフィールドで使用できます。
  • 🌴サイレントタングルフリーのライン管理—コスト削減を目的とした他のブランドとは異なり、WataChamp Beesにはサイレントタングルフリーのライン管理システムが搭載されており、サイレントリールクランキングとラインがハウジングに詰まる可能性が低くなっています。快適な釣りの時間を十分に楽しむことができ、整理やトラブルのための無駄な時間を費やす事がなくなります。

パーツの素材

ボディ:グラファイト+ アルミフロントコーン

ローター:ステンレススチール

スプール:アルミ製

ブレーキパッド:カーボンワッシャー

ハンドル:アルミ合金

ノブ:EVA

ギア:ステンレス鋼製

BB: 5+1 SUS ステンレススチール 左右替えハンドル


WataChamp Beesスピンキャストリール

ギア比: 4.3:1
最大ドラグ力:4.5kg/9.92lb
自重:260g
最大ライン巻き取り長:65cm
ナイロン(mm)-m (本体スプール) :6lbs / 110 yds,0.25mm-100m

超スムーズなラインオープニング
WataChamp Beesスピンキャストリールのラインオープニングは、ステンレス鋼製で振動研磨されており、腐食の問題や釣り糸の摩耗を防ぎます。 その間、それはより長い鋳造距離とより少ないもつれをサポートします。

特別なハニカムデザイン
フロンコーンにハニカム構造が認識できるように設計されています。

片手で楽に調整可能なドラグ
ドラッグは親指で簡単に調整できます。 そのプリフォームは、あらゆる抗力の下で超滑らかです。 子供や初心者などにも簡単にご利用いただけます。

手のひらに快適
軽量でありながら強力なデザインにより、一日中釣りに行くことができ、疲れません。

デュアルピックアップシステム
ローラーピンは、ラインの摩耗を減らし、簡単に取り出せます。

コーンローター&タングルフリー
特許取得済みのコーンシェイプローターは、より長いキャスティング距離とライン管理を提供し、釣り糸も保護します。

アルミ製キャストスプール
耐久性優れて、より滑らかな鋳造と耐食性をサポートします。

メインシャフト&鋼製ギア
ギアと精密機械加工ピニオンギアにより、魚との戦いに最適です。

ハンドルの左右付け替え方法
1.ハンドルキャップを逆時計方向に回して外す。

2.ネジを逆時計方向に回して外す。

3.ハンドルを引き抜く。

4.ハンドルとハンドルキャップを入れ替えてネジを締める。

5.ハンドルキャップを締めて完了。


キャスティング時の操作方法

親指でクラッチボタンを押しながら、キャスティングの瞬間に指を離せばルアーや仕掛けをキャストできます。ハンドルを回すことでクラッチはON(=糸を巻ける)状態に戻ります。

①クラッチを押し続け(又はレバーを引き)「スタンバイ」の状態にします。

②ロッドを振り上げ、任意のタイミングでクラッチを離します。

③着水前、又は着水直後に再びクラッチを押します。

※ベイトロッドに取り付けが可能です。特殊なリールシートでない限り、基本的にどのようなベイトロッドでも使えます。

※使用方法やご不明なところなどがございましたら、いつでもお気楽に弊社までご連絡ください。

出典:Amazon.co.jp
スペックだけで見たら数あるスピンキャストリールの中でもかなり上位に入るのではないかと思われるスペック。特にハンドル1回転当たりの巻取り量が多いのがポイント。

65cm/ハンドル1回転だが本体重量は260gと軽めなのが良い。

それでいてベアリングも多いのに価格は安い、となると最高かよ、と思うのだが、油断できないのが品質の安定性。
同社のスピニングリールもスペック上はハイエンド機並みだが口コミ情報では賛否が分かれていたので、当たりハズレがあるのかもしれない。
こないだ買ったルーズのスピードキャストもカタログスペックは良かったが使って見たら巻き心地が最悪だったもんな・・・
まあその辺は使ってみて判断しよう

パッケージ&内容物

パッケージはこんな感じ↓

見た感じは普通の箱だが段ボールが海外クオリティ。

生産国は中国。

開けてみるとこんな感じ↓

中身は本体と取説と展開図とアームカバーが無料でもらえるキャンペーンのカード。

取説が日本語なのが好感が持てる。

展開図はこんな感じ↓

外観など

左から↓

左斜め前から↓

前から↓

右斜め前から↓

右から↓

右斜め後ろから↓

後ろから↓

左斜め後ろから↓

上から↓

下から↓

見た目はアルミ製のフロントカップがしっかりしてることもあって、結構ちゃんとした印象。とても2,499円とは思えない。

写真ではわからないがちょっとボディの後方にグリスが付いていたが、まあ拭けば問題無し。

形状的にもフルーガーのプレジデントに近い卵型の形状でパーミングしやすそう。

第一印象はなかなか良い感じである。

サイズ感

サイズは結構大きい。ゼブコの33プラチナとほぼ同じボリューム感。

フロントカップ径、高さ、全長、クラッチボタンの高さなどもほとんど同じ。

個人的には33プラチナの操作には慣れているので違和感なく使えそうである。

スピンキャスト80と並べてみるとこんな感じ↓

フロントカップ径が大きいのでボリューム感ではBeesの方が大きく見えるが、高さ、重量はあまり変わらない。

クラッチボタン位置もBeesの方が低いので、スピンキャスト80が使える人ならBeesも問題なく使えると思う。

重量について

重量はカタログスペックで260g。

実測はライン込みで261.1gとほぼカタログ通り。

ほぼ同じボリュームの33プラチナは282.6gなのでBeesの方が20gほど軽い。

ただまあ、33プラチナはボディも金属&ダブルハンドルなので、一概にBeesの方が良いとは言えない。

ハンドルについて

ハンドルはアルミ製のシングルハンドル。ノブはEVA製でベアリング入り。

ハンドル長さは約55mm。少し長めだが、巻取り量が多めなのでバランス的にはこれでいいのかもしれない。

ハンドルノブには2個ベアリングが入っているだけあって回転はスムーズ。持った感触も良い。

ハンドルは左右入れ替え可能。ハンドル側が六角シャフトの供回り式。

ネジの先端に若干錆びが付いていたので拭きとってグリスアップしておいた。

ちなみにこのネジはハンドルと一緒に回るのだが、あまり本体から飛び出していないのでリーリング時にもあまり気にならない。

フロントカップについて

フロントカップはアルミ製。開口部は大き目で、ステンレス製のリングが付いている。

外してみるとこんな感じ↓

スピンキャスト80と同じようにフロントカップにめねじが切られており、本体側にねじ込んで取り付ける仕組み。加工精度が意外に高く、着脱もスムーズに行える。

ハニカム状の穴が開いているが、内側からプラスチックでふさがれているので通気性は無し。この構造はフルーガーのプレジデントっぽい。

ただ、プレジデントと違ってプラスチックを外しても特に問題なさそう。

外そうと思ったら簡単に外せる↓

ただ、樹脂の厚みの分だけフロントカップとのクリアランスが広がるので、ラインにテンションが掛かっていない状態だとラインを拾うのに失敗する可能性が上がる点には注意。

ローター&ピックアップピンについて

ローターはステンレス製。

ラインを押さえるゴムの質感はスピンキャスト80に近い。

ピックアップピンは2本。

ピックアップピンはスピンキャスト80やアブマチックSXに近いローラー式。

しかし、ローラーの回転はイマイチ。ピンが通っている穴がギリギリすぎてちょっと干渉しているようにも見える。

まあ回転せずにステンレスの棒のみ、という機種もあるので回らなくてもいいっちゃいいのかもだが・・・。

ローターはハンドルを押さえた状態で反時計回りに回すと外せる。

裏から見るとこんな感じ↓

ピックアップピンを前後させる仕組みが結構珍しい。ピンを支える樹脂はジュラコンかな?この部分の摺動性が巻き心地に直結するので、ジュラコンのような滑り性の良い材質を使っているは評価ポイント。

ただ、ばねが直接ピックアップピンに付いているのはイマイチ。折角のローラーの動きを邪魔しかねない。

ローターのフチのラインが当たる部分はバリがあったので#1000のヤスリで研磨。

その後金属磨きで仕上げを実施。

まあこの辺の雑さが中国製っぽい所だが、他のメーカーのも結構な確率で磨かないと使えないので特にBeesだけの問題ではない。

スプールについて

スプールはアルミ製と記載があったが、見た目はニッケルクロムメッキされた鉄のように見える。

しかし磁石を付けてみたら付かなかったので、アルミにメッキしてるのかもしれない。もしくは展開図には亜鉛合金とあったがそっちが正しいのかも?

スプール径は50mm。

ギア比とスプール径から巻取り量を算出すると最大67.51cm。1mm少な目に巻いて48mmで計算すると巻取り量は64.8mmとなるので、恐らくカタログ通りの巻取り量になりそう。

スプール幅は約8mm。

ちなみにスプールを支える中央の軸の材質は樹脂製。

ピックアップピンの土台がこの樹脂の軸に擦れて回転しているので、この部分はしっかりグリスアップしておきたい。

ラインを取るとこんな感じ↓

その後12lbを30m下巻きして8lbを75m巻いたらこんな感じになった↓

もうちょっと巻けるかな?という気もするが、これくらいがトラブルが少なくて良い。

ちなみにオシュレート機構はないので、ラインはスプールの真ん中に寄りがち。

ラインキャパシティについて

下巻き無しで普通に巻いたらどうなのかを確認。

ダイソーナイロン3号を巻いてみたら、100mでいっぱいになった。

なのでラインキャパシティは3号-100mと覚えておこう。

ちなみに1号を巻く場合は3号70mを下巻きして、1号を90m巻いたら丁度いい感じになった。

分解するには

ギア周りの構造はフルーガーのプレジデントとほぼ一緒。

なのでフロントカップを外した状態でハンドルを外すと、ギア部分がまとめて外れる。

ピニオンギアは真鍮製。ドライブギアの両サイドはベアリングで保持されている。

簡単にばらせるのでグリスアップなんかはやりやすい。

ちなみにプレジデントはこんな感じ↓ベアリングの保持方法なんかは一緒っぽい。

ドラグについて

ドラグはボディ上部のダイヤルで調節する。クリック音が鳴るタイプで、見た目はプレジデントに近い。

軽めの設定の時は滑らかに出るので、細いラインでも使えそうな雰囲気。

一方で締めて行くとあるところから急に強くなる傾向にあるので、強めに調節する場合は少し注意が必要かも。

あと、微妙にドラグダイヤル周囲の切り欠きの角が立っていて調節する時に指に引っかかる。多少削った方がいいかも。

リールフットについて

リールフットがかなりぶ厚い。

手持ちのロッドで試してみたらいくつかFujiのリールシートでも入らないロッドがあったので、これは少し削った方がいいと思う。

ロッドに付けてみた感じ

鱒レンジャーCTに付けてみるとこんな感じ↓

クラッチボタンは位置、角度共に押しやすい感じ。

サイズは大きいがボディが丸いのでパーミングしやすい。

使ってみた感じ

ちょっと多摩川で投げて来た。

投げてみた感じ

クラッチボタンを押してラインを保持した時の保持力が結構高く、振った時にラインが滑って出る事はほとんどなかった。保持力については結構高い方だと思う。

ライン放出はスムーズ。最初に巻いてあったラインが固めだったのでややフロントカップに擦れる音がしていたが、その点はラインを巻き替えたら解消すると思う。

→巻き変えたらあまり気にならなくなった。

飛距離について

Lアクション、6ft5inのベイトフィネスロッドとの組み合わせで投げてみた。

飛距離は必要十分な感じ。

・X-80プロップダーター:約30m

・カウントダウンエリート:約35m

・プロップマジック75:約30m

巻いてみた感じ

巻いてみた感じはかなり滑らか。ゼブコの33プラチナに近い感じの巻き心地でスピンキャストの中では快適な部類。流れの中でカウントダウンエリートのようなある程度抵抗のあるルアーを巻いても問題無し。

ハンドル1回転あたりの巻取り量が65cmなだけあって流れのある川でも問題なく使える。

欠点・・・?

1時間ほど投げていて、1回だけピックアップピンがちゃんと引っ込まなくてキャスト時に引っかかった事があった。

個人的にはピックアップピンが出入りする穴の径がギリギリすぎるから?と予想。

なので一旦ピックアップピンを外して、穴をちょっと拡大してみた。

ピックアップピンの径が3mm、元々の穴が3.1mmくらいだったので、3.6mmまで拡張してみた。

ちなみにコレをやりすぎるとバネまで出てしまうので程々に・・・

加工後の様子

3時間ほど使ってみたがトラブルは皆無だった。

渓流で使ってみた

ナイロン4lbを巻いて渓流で使ってみた。ロッドは鱒レンジャー50CTとの組み合わせ。

ラインの放出はスムーズ。1.6gのスピナーを快適にキャストする事ができる。

ピッチングやフリップキャストがやりやすい上にバックラッシュなどのトラブルは皆無なので、↓のように木の枝が覆いかぶさっているようなポイントでも低弾道でキャストして躱す事ができる。

8月の釣行なので流れの速い流心周りを狙う事が多かったが、巻取り速度はなんとかギリギリ追いつくくらい。巻き感もそこそこ滑らかなので、ルアーの動きはちゃんと手元でわかる感じ。

結果無事にヤマメをキャッチする事に成功。

ゼブコの33プラチナ(2020モデル)と比較すると巻取り速度がやや劣るが、本体重量が40g近く軽いので、一日使った時の快適さではBeesの方が上かもしれない。

支流なんかではBeesの巻取り速度でも十分だと思うので、ショートロッドと組み合わせて軽快に使う場合はBees、流れの速い本流を狙う時は33プラチナ、という棲み分けでもいいかも。

バス釣りにて

4lbナイロンでスピニング的に使ってみた。

小型のスピンテールジグとノーシンカーワームで小バスをキャッチ。

キャスト、リトリーブ、取り込みに至るまでスムーズな操作感で違和感無し。ホントにスピニングとベイトの中間的な位置づけで使えると思う。

まとめ

とりあえず軽く使ってみた感じではかなり当たりなのではないかという印象。

他のリールの構造を流用してる感はあるが、結構重要なポイントは押さえられているイメージ。

ちょいちょい手を加えないといけない部分もあるが、普通にスピニング、ベイトと並べても戦力になりそうである。

ちょっと使い込んでみようかな。

楽天でも取り扱っているお店が出て来た模様↓

更に、ベアリング数を減らしてちょっと安めの価格設定になったFrogが登場↓

画像出典:Amazon

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