釣りフェスティバルで見て結構気になっていた一誠のライアーミノー。
ハドルテールっぽいテールがついている事でただ巻きでもピリピリとテールがアクションする一方、テールをカットする事でトゥイッチやジャークに対応した仕様に早変わりと、一粒で2度美味しい的なワームになっている。
最近発売になったようで、とりあえず入手する事ができたのでまずは開封インプレからいってみようと思う。
メーカーHP情報
ライアミノー 3【小魚ワーム】
カット可能な上下対称のレジスターシャッドテール!!
・入数 : 7
・推奨フック : ラウンドジグヘッド#2、マルチオフセット#1、マス鈎#3
・価格(税別) : ¥900
水平姿勢を保ちながら、集魚効果の高い渦流と微波動アクションを発生させます。スリットに合わせてカットすることにより、トゥイッチやジャークといった、ロッドワークによるスライドダートアクションを生み出します。2つのテールアクションが特徴で、ジグヘッドスイミングやマス鈎による水面ピクピクメソッドの他、あらゆるリグに対応します。
レジスター部カットチューン
出典:一誠
特徴的なテールの名称はレジスターシャッドテールというらしい。
テールに目が行きがちではあるが、リアルな見た目と上部に設けられた空洞、テールに設けられた2本のスリットなど、ありがちな小魚ワームのように見えるが随所に拘りが感じられる造りとなっている。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
7本入りのブリスターパックとなっている。
面白いのが目玉シールが別で入っている事。無しで使っても良いし、貼って使ってもいい、という事なのだろうか。
裏から見るとこんな感じ↓
今回はアブラハヤカラーを購入。
外観など
開封するとこんな感じ↓
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
断面形状↓
テールを後ろから↓
テールを横から↓
まず第一印象としては見た目が小魚っぽい、という所。ウロコの造形や半透明にシルバーが入ったカラーなど、結構リアルな感じがする。
目玉を貼ると更に雰囲気が出る↓
ちなみに長さは約8cm。
重量
重量は3.0g。モチモチしたマテリアルは低比重なので、サイズに対して重量はやや軽め。
単体では浮くようにできていて、水面ピクピクなどでも使えるようになっている。
サイズ感
フラッシュJシャッド-3インチ、フラッシュJ-3インチと比較するとこんな感じ↓
サイズ感は大体一緒くらいだが、マテリアルの柔らかさが全然違うので、どっちがいいかは状況次第・・・といった所だろう。
マテリアル
マテリアルはかなり柔らかく、引っ張ると良く伸びる素材。
ボディ後半の2本のスリットは動きを更に柔らかくする・・・といったものではなく、コレで水を噛む事でより真っすぐ泳がせようという物らしい。
フックサイズ
オフセットフックの場合は#1と合わせると良いとの事なのでキロフックの#1と合わせてみた。
やはり#1でちょうどいい感じ。
上部の空洞について
上部に設けられた空洞には自分でアルミシートを入れたりすることができる。
例えばこんな感じ↓。アルミテープを2つに折って形を適当に整える。
上部のスリット後方の穴からアルミテープを押し込む。素材がよく伸びる事もあってすんなり入る。
入れるとこんな感じ↓
ここに入れる物を工夫すれば、テールのパターンとの組み合わせで更に幅が広がる。
動画
とりあえずライアーミノーとは?についてはこの動画がおススメ。
ジグヘッドの刺し方やアルミシートの入れ方はこっちが詳しい↓
使ってみた感じ
1/16ozのジグヘッドとの組み合わせで使ってみた。
頭にフックを刺す穴が空いてるので釣り場でパッと刺しても真っ直ぐ刺せる。
とりあえずテールはカットせずにミドストで使ってみた所、結構ロールさせやすい上にテールがいい感じに暴れてくれる事がわかった。
(動画:約6MB)
一方でただ巻きだとテールをわずかにふるわせながらI字で泳いで来る。
(動画:約4MB)
どっちもなかなか魅力的な動き。
ただ一つ残念なのが目玉がすぐ取れる事。
まあ無くても釣れそうだから良しとしておこう。
まとめ
ノーシンカーでの表層ただ巻き、トゥイッチ、ジャーク、ジグヘッドでのスイミング、ミドスト、表層ピクピク・・・・などなど、様々な使い方で活躍してくれそうなワーム。
個人的には、
・ジグヘッドのミドスト=フラッシュJ
・クリアウォーターでのダウンショット=フラッシュJハドル
・ノーシンカーでのトゥイッチ&ダート=シャッドインパクト
といった感じで使っているワームがあるのだが、もしかしたらライアーミノーでこれらを全てフォローできたりするかも・・・とか思ってみたり。
まずはローテーションに加えて様子をみてみようと思う。