先日エリア用にシマノのカーディフCI4+ C2000SSを買った。(旧モデルにつき半額、とかだったので。)
折角エリア向けリールを買ったので、ついでにロッドも買うことにした。
で、マスビート602XULを買ったのだが、主な理由としては、
・XULのロッドを使ってみたかった
・グリップ周りの装飾が緑だったのでカーディフの色に合いそうだった
・お値段も手頃だった
というところ。
使ってみた所なかなかいい感じだったので軽くインプレしておこうと思う。
タイプ:スピニング
継数:2
全長(ft/cm):6フィート/182.9
仕舞(cm):94
標準自重(g):88
先径(mm):1.1
ルアー(g):0.3-2.5
ライン(lb):0.8-3.5
使用材料:カーボン98%、グラス2%
パワー:XUL
スピニングモデル(MES-602XUL)は、1gのマイクロスプーンも軽快にキャストでき、小さなアタリも逃さず、そのままリールを巻き続けるだけでフッキングまで持ち込める「乗せ調子」モデルです。
・感度・バランス向上が特徴であるFujiニューガイドコンセプトを採用したFuji Oリングverを採用
・軽量化に優れ上位機種でも採用されているFujiスプリットシートを採用。
・スウェーデン王室の紋章であるクレストマークをバットエンドにあしらいました。
・ジョイント部のブランクスの曲がりがよりスムースとなるスピゴットジョイント(印籠継)を採用しました。
全体写真
分割した状態
グリップ周り。やはりこのスプリットシートが特徴的である。
カーディフを付けてみた。予定通り緑がしっくりくる。
ジョイント周り。地味に矢印マークが付いていて、矢印を合わせるとガイドの向きが合うようになっている。
スプリットシートは間が開いてるから持ち心地が良くないのでは?と一瞬思ったが、持ってみるとそうでもない。
ちなみに、↑の写真で人差し指と親指で挟んでる部分はスポンジではなく固めの樹脂でできている。
そのお陰で、ルアーのアクションや魚のアタリがダイレクトに手に伝わって来る感じだ。
振ってみると竿の自重だけでかなりしなる。
試しにスライドスイマーをぶら下げてみた。
綺麗なベンドカーブである。
ジョイント部分が気にならないのは印籠継ぎのお陰だろうか。
ちなみにXULがどの程度柔らかいのか比較するため、3号錘をぶら下げた時の曲がり量を測ってみた。
約19cm曲がっている。
同じ事をバスロッドのUL、トラウトロッドのLでやってみたら↓のようになった。
バスロッドUL:9.5cm
(アンバスⅡ AS-60UL)
トラウトロッド L :11.5cm
(プリウスエコ トラウトSiC 602L)
メーカーやモデルによってある程度差はあると思うが、やはりかなり柔らかい事がわかる。
エリアで使ってみた。
やはり軽量スプーンは投げやすい。ロッドが良くしなるので軽く振るだけで良く飛ぶ。
実は最初振った時、「結構先っぽが重い気がするなぁ」と思ったのだが、コレはもしかしてルアーの重さに関わらずしっかり竿が曲がるように設計されてるのではなかろうか。
一方で重めルアーはやはり竿が曲がりすぎるのであまり飛ばない。といっても必要十分な距離は出ると思うので、思ったより1本で何でも使える感じ。
さすがにミノーを連続トゥイッチする、とかの用途には向かないけどね。
意外と軽量ルアーだけでなく、クランクのタダ巻きなんかにもいいと思う。柔らかいのでアクションを阻害しにくいし、食い込みもいい。バス釣りでクランクにグラスロッドを使うようなイメージ。
いざ掛けてしまえばバラシも少ないし、何より思いっきり竿が曲がるのが楽しい。
お手頃価格な割りにしっかりできていて、使ってて楽しい印象。
ハゼクランクなんかで使うのも良さそうだ。