【インプレ】ファインテール トレッキング&トラベラー FTX-50/565L【スイッチスタイルで2通りの長さに】

トラウトロッド
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最近割と上流域の渓流に行く機会が増えたので、少し短いロッドが欲しくなってきた。5ftくらいが丁度いいかな・・・と思いつつも、ちょっと開けた所だと5.6ftの方がいいかも・・・なんて思ってみたり。

そんな優柔不断な管理人にピッタリなロッドが今回紹介するファインテールのトレッキング&トラベラーシリーズ。

コンパクトに収納できるマルチピースモデルで、約6インチのバットピースを使うか使わないかで2通りの長さが選べるという夢のようなロッドである。

ファインテール自体はベイトモデルを1本持っているので、基本的な軽さや使いやすさは折り紙付き・・・という事もあって買ってみる事にした。

一粒で二度美味しいスイッチスタイルのファインテールFTX-50/565Lをインプレ。

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メーカーHP情報

まずはメーカーHP情報をおさらい。

メジャークラフト初「スイッチスタイル」システムのパックロッドが登場。

「スイッチスタイル」とは1本のロッドで2つのレングスを楽しめるニューコンセプトロッドです。オプションの6インチのバットピースをつけたり外したりすることで、5フィートのロッドが5フィート6インチになったりと、釣り場でもレングス変更が可能になりました。小渓流ロッドから開けた渓流用のレングスにその場で切り替えられるのがこの「スイッチスタイル」。ロッドを買う時の永遠のテーマでもあった「6インチの差」が、この「スイッチスタイル」のファインテールは1機種で同時に2つのレングスを楽しむことができます!! さぁ、もう悩む必要はありません!! 釣り場の状況やポイント、障害物、はたまたその日の気分やその時のインスピレーションでロッドレングスをスイッチ!! このNEWファインテール・トレッキング&トラベラーでもっと釣りを! そして旅を! 大いなる自然を冒険気分で楽しみましょう!

SPINNING model

Model PRICE(¥) 全長(ft) スイッチスタイル
全長(ft)
継数(pcs) ルアー(g) ライン(lb) PEライン(号) アクション JAN
FTX-38/425UL ¥17,500 3’8” 4’2” 5 1-8 2-6 0.3-0.8 F 4560350821633
FTX-46/505UL ¥18,000 4’6” 5’0” 5 1-8 2-6 0.3-0.8 F 4560350821640
FTX-50/565L ¥18,500 5’0” 5’6” 5 2-10 3-8 0.3-0.8 F 4560350821657

●アクション R:Regular RF:Regular Fast F:Fast EX.F:EX.Fast RS:Regular Slow
●記載の価格はメーカー希望小売価格です。(消費税は含まれておりません)

FTX-38/425UL 大好評のサンパチのパックロッドですが、スイッチスタイルの6インチバットを装着して4ピースから5ピース仕様にすると、4フィート2インチにスイッチ!! ボサ川から小渓流ロッドへその場で切り替えられます。フィールドとインスピレーションで自在にレングスチェンジ。ワクワクする遊び心と本気が詰まったスイッチスタイルを楽しみましょう!!
FTX-46/505UL 近年の主流は取りまわし重視のやや短め。4本継の4フィート6インチ仕様では速いテンポでショートレンジを攻めながら釣りあがれます。また、淵などでルアーに飛距離を出したいときにはスイッチスタイルの6インチバットを継ぎたして、5フィートに!! 渓流を遡行しながらポイントや渓相に合わせてレングスをその場で変えられます。スイッチスタイルの魅力の詰まったモデルです。
FTX-50/565L ヘビーシンキングミノーを主力にゲーム展開するアングラーにベストなモデルです。やや開けた渓流から中流は5フィート6インチ。上流部ではスイッチスタイルの6インチのバットを外して4本継の5フィートモデルへスイッチ。ディープレンジの攻略や一発大型狙いを意識して、ややパワフルなブランクスに仕上げました。渓流トラウトの定番レングスが同時に楽しめるモデルです。

BAIT model

Model PRICE(¥) 全長(ft) スイッチスタイル
全長(ft)
継数(pcs) ルアー(g) ライン(lb) PEライン(号) アクション JAN
FTX-B38/425UL ¥18,500 3’8” 4’2” 5 1-8 2-6 0.3-0.8 F 4560350821664
FTX-B46/505UL ¥19,000 4’6” 5’0” 5 1-8 2-6 0.3-0.8 RF 4560350821671

●アクション R:Regular RF:Regular Fast F:Fast EX.F:EX.Fast RS:Regular Slow
●記載の価格はメーカー希望小売価格です。(消費税は含まれておりません)

FTX-B38/425UL 周囲の障害物を気にせず振り回せるサンパチのベイトモデル。狭小スペースでのキャストや魚との駆け引きが楽しいサンパチ。オプションの6インチバットを継ぎ足して5ピースにすると、4フィート2インチへスイッチ!! サンパチでは物足りなかった飛距離の問題もその場で解決。想像力が広がる遊び心満載のモデルです。
FTX-B46/505UL 使い勝手の良い5フィートをメインにして釣りあがり、要所の込み入ったポイントは6インチのオプションバットを外して4本継の4フィート6インチにスイッチ!! レングスの違いで変化するポイントの攻略方法やキャスタビリティは、普段気がつかないロッドレングスの重要性が体感できます。新たな視点で更に釣りを面白くさせる要素が盛り込まれた渓流ベイトのパックロッドです。

SiC-Sガイド


軽量新型SIC [S-SIC] リング搭載のKシリーズガイドセッティング。高性能リングと軽く信頼性の高いフレームのガイドです。

クロスフォース


シャープな高弾性カーボンをメインマテリアルに、バット部にはクロスフォース搭載で操作性とコントロール性を向上。

 

出典:メジャークラフト

ラインナップは5種類。スピニングモデルは長さが3通りあるが、上流域と開けたエリアを行ったり来たりする管理人の用途からすると多分50/56がベストマッチ。

SiC-Sガイドは軽いので先重りがしにくい。6ftのベイトモデルでもかなり軽快に振れる印象なので、短くなったらなおさら使いやすくなりそうである。

ただ、マルチピースなのでジョイントの重さがどの程度影響してくるか・・・といった所かな。

外観など

セミハードケースが付いてくる。

ケース長さは約45cm。

開けてみるとこんな感じ↓

継数は5本。布製の袋が付いていて、各セクション毎に収納する事ができる。

バット部分にはスペックが記載されている。

5分割のうち、一番長いのがグリップ部分。長さは約41.5cm。

重量について

まず5.6ftの場合。

76.9gとなかなかの軽さ。

次に5ftの場合。

バットピースの分だけ軽くなるので、72.1gとなった。

組み立ててみる

組み立ててみるとこんな感じ↓

ガイド数は8個。バットピースにはガイドが無いので、短くしてもガイド数は変わらない一方、バットガイドがグリップに近寄る事になる。

5.6ftの状態で6ftの別の竿と並べて見るとこんな感じ↓

5.6ftの時に他の竿とほぼ同じバットガイド位置になる。

ジョイント部はこんな感じ↓

ガイドについて

ガイドはスリムなSiC-Sガイド。

アクションについて

曲げてみるとこんな感じ↓

ファストテーパーで結構固め。シンキングミノーのトゥイッチがキビキビできそうな感じである。

リールとの組み合わせ

カーディナル33と↓

ダイヤモンドマイクロ7デラックスと↓

ミッチェル308と↓

ウッドのリールシートと滑らかなコルクグリップ、それに緑色のバット部がオールドリールによく合う。実売価格に対しては高級感があり、渓流の雰囲気にもよく合う。

使ってみた感じ

まずは広々としたエリアでの使用。

5.6ftで使うと抜群の飛距離。マルチピースだが重みを感じる事もなく、軽く振りぬく事ができる。

やや固めなので、ミノーのトゥイッチがやりやすい。キレのあるアクションを出す事ができる。

で、支流に入る時にはバットピースを外して5ftに。

バットピースは20cm弱なので、現場で外してもヒップバッグなどに収納する事ができる。

6インチの違いってどの程度実感できるのかな・・・と思ったが、投げる時は勿論、竿先を下げてトゥイッチしたりするのが格段にやりやすくなった。

快適に投げられると釣りに集中できるのもあって、一応釣果に繋がっている。

まだ大物は釣れてないがいつかコレで釣りたい。

まとめ

思ったより6インチの違いは大きく、使い勝手の違いが顕著に出るので面白い。

スイッチスタイルでないロッドと比較すると不要なジョイントが1か所増えるのでその分重くなる、曲がりが悪くなる、短くした時に必要以上にバットガイドが近くなる・・・といったデメリットが想定されるが、使っててその辺を感じる事は無く、メリットの方が大きいと感じた。

渓流だとバス釣りと違って竿を2本持ち歩くのは現実的でないので、本流を上ってる途中から支流へ・・・なんて時には重宝するロッドだと思う。

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