ストレートワームはシンプルな形状なだけに差別化が難しかったりするが、そんな中でも形に一工夫してオリジナリティを出したワームがデュオからリリースされた。
それが今回紹介するリグルクローラー。
とりあえず買って投げて来たので、使ってみた感じなんかを含めてインプレを。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
裏から見るとこんな感じ↓
20本入りだけあって沢山入っている。
ちなみに安心の日本製。
メーカーによる説明
生命波動を生み出す 新基準ストレートワーム
【くねくねする】という意味を持つリグルクローラーのボディは、扁平ボディがタテ・ヨコに90度入れかわる特殊形状を採用。通常の丸い断面よりもアクション時の水の受け方が多彩で、より【くねくね】と生命感溢れる動きと波動を生み出します。高比重マテリアル&中空テールを備え、コストパフォーマンスにも優れた新基準ストレートワームの登場です。
出典:メーカーHPより
特徴的なのは縦横交互に配置された扁平ボディと中空テール。
単純な円筒形の物と比べて、独自の波動を出す仕組み。ありそうで無かったコンセプトだと思う。
また、比重重めのマテリアルでありながらゆっくり倒れ込むように配置された中空テールは納得の理論。狙い通りなら飛距離を稼ぎつつも低比重ワームに近い動きもできるということになる。
外観など
袋から出してみるとこんな感じ。
長さは12.5cmくらい。
扁平ボディといっても極端に平たくなってる訳ではないので、パッと見はやや太さの不均一なストレートワーム、くらいの印象である。
ボリューム的にはレインズスワンプJrとほぼ同じ感じ。
一方リブの深さはフリックシェイクに近い感じかな。
中空テールはこんな感じ。少し括れていて、中央に穴が空いている。
重さは単体で2.9g。これだけあればノーシンカーでもそれなりに飛びそうである。
ノーシンカーの場合
マス針脇刺しにしてみた。
比重高め&柔らかいマテリアルによって結構曲がっている。
水槽で泳がせてみるとこんな感じ↓(動画:約2.5MB)
フォール中は自発的にクネクネする。
一方、アクションさせた場合はプルンプルン、と言うよりはフワフワ動く。
ネコリグの場合
0.9gのシンカーと#1のNSSフックとの組み合わせ。
この場合のトータル重量は3.9g
水槽で泳がせてみるとこんな感じ↓(動画:約2.5MB)
中空テールのお陰で立ち上がりが良く、倒れ込む時もゆっくりフワフワと倒れ込んで誘う事ができるようになっている。
テールが少しくびれているからなのか、テール部がピリピリ振動しているのもいい感じである。
投げてみた感じ
ULクラスのスピニングロッドと4lbラインの組み合わせで投げてみた。
ネイルシンカー込みだとそこそこの重量なので飛距離はまあまあ。
アクションを付けると水槽でのテストの通り、しっかり立ち上がって動いてくれる。
一方で、タダ引きした時の振動はネコストレートやスワンプクローラーと比較すると弱め。マテリアルの張りがやや弱いからだと思われる。
まあその分柔らかい波動が出る訳で、どっちがいいかはその日のバスの気分次第、かな。
針持ちは普通に使ってる分には気にならなかった。フルキャストしても特に裂けたりする様子も無し。
まあまだ釣れてないから、釣れたらどうなるかはわかんないけどね。
まとめ
とりあえずネコリグで使った感じは使いやすくていい感じ。ネコストレートやスワンプクローラーと動きの質が違うので、状況に応じて使い分けて行きたいと思う。
ダウンショットやジグヘッドで使う場合にも形状の特徴から他のストレートワームと比較して少し違う波動を出しそうなので、真っ直ぐなストレートワームで反応が無いときに試してみるのもアリかと思う。
2019/11/15追記
山中湖にて。ちゃんと釣れる事がわかった。(放流バスだがそれはそれで。)