もうすぐゴールデンウィーク。管理人は例年ゴールデンウィークに河口湖or芦ノ湖に行く事が多いのだが、その際に意識するのがワカサギの産卵の為の接岸である。
ウェーディングしたりすると足元がワカサギだらけ、なんて事もあるので、ワカサギをイメージしたルアーを用意しておく必要がある。
そんな時にオススメのしたいルアーの一つがOSPのオーバーリアル63ウェイク。
一年程タックルボックスの中に入っているが、止めて良し、巻いて良しのルアーだと思うのでインプレ。
外観など
全長:63mm
長さはカタログスペックの通り。
重さ:2.6g
重さもほぼカタログの通りである。
↓上から
↓ジョイントの稼働域はこんな感じ
↓下から
↓前から
↓ジョイントは一点ジョイント
フックサイズは#10が1個だけの仕様。食い付く場合はほぼ丸呑みされるであろうサイズなので1つでも問題ない、という事だろう。
サイズ感
上から順に、K-0ウェイクミノー60(ハンクル)、オーバーリアル、K-0ミノー65(ハンクル)、レッドペッパーマイクロ(ティムコ)。
感覚的にはK-0ウェイクミノーとK-0ミノーの丁度中間くらい。
浮き姿勢
水平に浮く。下から見ると、胸びれの位置と尻尾に付いている特殊繊維がフワフワしていて凄く良い感じ。
ラトル
多分入ってない・・・と思うのだが、振ると凄く小さい音でチリチリ音がする。中のウエイトか何かの音?かな?
スイム動画
以前K-0ウェイクミノーと比較するために撮った動画(1.5MB)
ロール主体のアクションでほぼ潜らない。フラットサイド気味のボディとの相乗効果でフラッシングがかなり強く、アクションによる波動と合わせてかなりアピールできるルアーだと思う。
一方で、泳がないくらいの速度でゆっくり引けばi字系ルアーとして使うこともできる。
更にトゥイッチさせるとリップの抵抗で移動距離を抑えてネチネチと誘う事もできる。
魚が寄ってきてもサイズが小さく、見た目もリアルなので見切られくい。サイトフィッシングにも向いていると言える。
唯一の欠点は飛距離があまり出ない事。
自重が軽く、ジョイントとリップがある上に後方重心じゃないのでまあ当然と言える。
(特殊繊維は濡れるとボディにピタッと貼り付くのでその分の影響は少ないと思うんだけどね。)
しかし、それを補って余りある性能のルアーなので、なるべく細めのライン&長めのロッドを使うなどで飛距離をカバーして使うと良いと思う。
カラー
例によって沢山あるが、まずオススメしたいのが反射の強いカラー。↑の動画のはアイスシャッドだが、ロールによるフラッシングが秀逸である。
まとめ
表層ワカサギ系ルアーとして管理人が愛用してる同社のベントミノー、アイウェーバーとはまた違った使い方のできる表層系ルアー。
ワカサギパターンだけでなく、小型のベイトフィッシュに魚が付いている時は有効なルアーだと思う。