お手頃価格なのにアルミ貼りでクオリティの高さが魅力のシルバークリークミノーに、また新しいラインナップが追加となった。
それが今回紹介するシルバークリークミノー スローフォールカスタム40SS。
シリーズ最小となる40mmという小型サイズで、スローシンキング仕様にする事でよりじっくりと、繊細なアプローチをする事ができるようになっているとの事。
普段行く川も決してプレッシャーが低いという事は無いので、アプローチの手段の一つとして持っておいても良いのではと思い早速購入。
まずは管理釣り場で使ってみたので、投げた感じや動かした感じなんかも含めてインプレしておこうと思う。
メーカーHP情報
SILVER CREEK MINNOW SLOW FALL CUSTOM 40SS
シルバークリークミノースローフォールカスタム40SS
2021.02 デビュー
チャートヤマメオレンジベリー
細流、小場所に潜む神経質な渓魚を攻略、スローフォール設計が生む時間をかけた繊細なアプローチ!
シルバークリークミノースローフォールカスタムの特徴はゆっくり沈むスローシンキングにより時間をかけた繊細なアプローチを可能にしをかけ誘い、且つ、見切らせないキレのあるアクションを演出し続けられるかどうかが大切である。そのためスローフォールカスタムのアクションはウォブリングとヒラウチを半々で融合しスローに誘いながらも見切らせない動きを実現している。ボディーはファットボディーを採用し、視認性、操作性を保ちつつも40mmという小型のサイズ感で繊細にアプローチができる。ハイプレッシャー河川が増える今、渓流ミノーイングに“スローフォール”という新しいスタイルをお届けしたい。
製品特徴
#12フックでトラブルレス!
小さいボディではあるが、#12フックでフロント、リアのフック絡みが発生しないポジションにアイを設定しております。フロントアイ、リップへの針絡みを軽減!
前後のフックだけではなく、リップへの針絡みも減少!トラブルが少なく、使いやすい。アルミ貼りで自然な光を反射!
シルバークリークシリーズではおなじみのアルミ貼りボディ。自然な光を反射し、違和感なくアプローチ!シルバークリークミノースローフォールカスタム40SS
カラー サイズ
(mm)サイズ
(g)標準装備フック メーカー希望
本体価格(円)チャートヤマメオレンジベリー 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 ヤマメ 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 ピンクヤマメチャートベリー 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 アカキン 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 TS 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 チャートヘッド紅桜鱒 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 オレンジヤマメ 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 パールアユ 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 イワナ 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 ライムイワナ 40 3.0 #12ブラックトレブル 980 出典:ダイワ
パッと見た感じでは44Sのダウンサイジング版・・・?とも思えるが、ファットボディ採用との事なので、泳ぎにかんしてはまた別物、と考えた方が良さげ。
スローシンキングではあるが重量は3.0gあるのでキャスティングには問題なさそう。
価格は相変わらず定価ベースで1000円を切っているのが良い感じだと思う。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
今回はチャートヤマメオレンジベリーとアカキンを購入。
パッケージ裏はこんな感じ↓
生産国は安心のMADE IN JAPAN。
外観など
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
アルミ貼りの仕上げの綺麗さは従来のシルバークリークミノーと同じ。
サイズはコンパクトだが、幅が結構しっかりとある。
44Sと比較するとこんな感じ↓
サイズ感としてはドクターミノー2の42サイズが近いかな。
重量について
重量は実測で2.9gだった。
まあ秤の誤差もあると思うので、ほぼカタログスペック通りと言える。
シングルフックに交換
管理釣り場で使う為にとりあえず#10のシングルフックに交換
一応前後のフックが絡まらない長さをチョイス。
管理釣り場にて
自然河川を区切ったタイプの管理釣り場、秋川国際ます釣場で使ってみた。
ミリオネアCT×中華フィネススプール×4lbライン×エゲリアネイティブ46XULとの組み合わせ。
投げてみた感じは良好。飛行姿勢が安定しており、コンスタントに20mくらい飛んだ。
やはりフォール速度は遅め。とはいえヘビーシンキングミノーと比較した場合にやや遅め、くらいで、それなりの速さでは沈んで行く。
続いて巻いてみた時の動きだが、ただ巻き時の泳ぎについては従来のシルバークリークミノーよりもウォブリングしやすく、遅めのリトリーブ速度からしっかり泳ぐようになっていた。
一方でトゥイッチさせた場合には短い移動距離でダートする。止めている間にあまり沈まないので、浅いところで使ったり、一定のレンジで長めに見せたり、というのがやりやすいように感じた。
結果、初釣行でデカニジマスをキャッチ。
喰うのがあまり上手でない個体で、何回も喰い損ねていたが、できるだけ魚の前にとどまるようにアクションさせてやる事で無事にヒット。
早速使いやすさを実感する事ができた。
まとめ
早すぎず遅すぎずのフォールスピードで、アクションもさせやすく、かなり使いやすい仕上がりになっている事がわかった。
自然渓流でも解禁直後の流れの緩い所で、まだ動きの遅い早春の魚を狙うのに活躍してくれそう。
まずは解禁日のタックルボックスに入れておこうと思う。
→解禁日にヒットは無かったが、後日無事に自然河川でヤマメをキャッチ。
状況によっては釣れるルアー、という事で間違いないと思う。
ダイワ シルバークリークミノー スローフォールカスタム 40SS