中華ベイトフィネス機も結構使える機種が増えている。
先日購入したブラックナイト2なんかだとブレーキを強化すればかなり使えるようになるのだが、できたらブレーキを強化しなくても使えるリールがあると初心者の方にも勧めやすいな・・・と思っていた。
更にブラックナイト2はギア比が7.2:1だったので、できたら8.1:1の物が出たらいいな・・・とも思っていたら・・・
2022年、遂に発売されました。
それが今回紹介するSolokingのAcura 50 pro。
φ30の軽量スプール、136gの軽量ボディ、ドラグクリッカー付き・・・はブラックナイト2と同じだが、ギア比が8.1:1になっていて、更に8個のマグネットを使用した固定マグ仕様となっていた。
という事で、マグネットブレーキがちゃんと効くならもう箱出しで渓流に行けそうなAcuraについてインプレしてみたいと思う。
スペック情報
今回はアリエクで購入。商品ページの情報はこんな感じ↓
製品仕様
1.名前: acura HICC-50 pro
2.サイズ: 50プロ
3.カラー: シルバー & ブラック
4.ベアリング: 11 1シールドステンレス鋼ベアリング
5.ギア比: 7.1:1/ 8.1:1
6.maxドラッグ: 4キロ/8.8LB
7.リール重量: 136g
8.フレーム素材: アルミギアとカーボンボディ
9.handle: ダブルハンドル
10.使用: 淡水
11. Bfs浅いスプール容量: 0.165/100m
標準スプール容量: 0.165/200m
12. ルアー重量: 1g-15g
13. 線の太さ: 8-25lb
14. HICC-50プロはバス/トラウト/コイ/ナマズ釣りに適しています
製品の特徴
1.優れた耐久性 & 超軽量-Acura HICC-50 proの名前は正確さから来ています。 ドイツから輸入されたアルミニウム製のメインギアを備えたカーボンフレームで、錆びにくいため、片手で優れた耐久性を保証します。136gの浅いスプールと8gの標準スプールでリールの重量を6.5gに減らすように努力し、非常に快適な鋳造感覚でアンデュアングラーを実現します。 HICC-50ベイトキャスティングリールのサイズは小さく、簡単に収納でき、釣りの旅に持ち運べます。
2.compactデザイン-HICC-50は1年間設計およびデバッグされており、よりコンパクトな設計により製品の寿命を延長でき、ギアメッシュとトランスミッションがスムーズになり、ノイズが発生しません。ギャップが小さいということは、釣り糸にくっつかないことを意味します。全体的には、すべての要求を満たすことができるベイトキャスティングリールであり、1日の釣り中に何千ものキャストをした後でも快適です。
3.超スムーズなパフォーマンス-反発は絶対に軽減されます! 実際の11 1シールドステンレス鋼ベアリング (2 nmbベアリングを含む) は、超スムーズな検索を提供します。優れた潤滑性と一緒に、8つのマグネットビーズにアップグレードし、スプールの接触面を20% 増加させました。釣り糸がぼやけず、多くのトラブルを節約し、釣りにかかる時間を増やすことができます。 HICC-50を発売する前に、私たちは長い間それを試しました、3.5gの金属ルアーを使用しました、それはグリーンハンドアングラーでも30-50メートル投げることができます。
4.革新的なドラッグクリッカーサウンドキット-他の多くの製品と同様に、HICC-50フィートの小さなボディにドラッグクリカーキットを取り付けました。他のフィッシングリールブランドではほとんど見られません。 このキットは、魚がルアーを噛むとベイトキャスティングリールが自動的に「ダダダ」という音を警報し、信号がどれだけ小さくてもすべての魚のニブル信号を検出し、損失の可能性を減らします 魚
5.信頼できる製品とサービス-私たちは小さな店ですが、私たちは良い製品とサービスを提供するために最善を尽くしています。あなたが私たちの製品に欠陥があるか、私たちのサービスが十分ではないと思った場合、申し訳ありませんが、私たちはあなたを圧迫するために最善を尽くします、製品を支払ったすべての顧客は完璧な製品とサービスを楽しむに値する
Question1.
どの手方向オプションを選択すればよいかを判断するにはどうすればよいですか?
回答:ベイトキャスティングリールの場合、どの手を使用してリールハンドルを回転させるかによって手の向きが決まります。
質問2:
キャスト時に誰かのリールがバズしますか?
回答:
金属製のギアとパーツを備えたベイトキャスティングリールは、少し面倒です。 しかし、HICC-50 proの部品のギャップは非常に小さく、構造は非常にコンパクトです
とてもノージーはほとんど耳に届きにくいです
質問3:
塩水で使用できますか?
回答:
それは淡水リールですが、塩水での使用にも適しています。使用後はお手入れと潤滑が必要です。
Question4
2つのスプールオプションがあることを確認しました。bfsシャロースプールと標準スプールの違いは何ですか。
回答
-Bfs浅いスプールは小さな魚に適しています、それは通常1.5 # 直径0.235mmより小さい細い釣り糸を使用します。ラインガイドが浅いスプールに平行であるため、浅いスプールの利点はより軽く、釣りリールをキャストするのに必要な強度が小さく、釣り糸はより長くキャストされます。
-標準スプールはユニバーサルに使用され、より多くの釣り糸を保持でき、海釣りやロングキャスティングに適しています
-HICC-50プロはバス/マス/コイ/ナマズ釣りに適しています
Question5:
釣りリールの一部が壊れたり失われたりした場合はどうなりますか?
回答:
ネジなどの交換不可能な部品が失われた場合は無料で配送します。テンションノブ、サイドカバーなどの部品が失われた場合は、送料を負担します。ベアリング (ギアセットを除く、すべてのギアがユニークであるため、単に交換しても意味がありません) 低価格で提供します。 そして私たちはそれから利益を得ませんでした、
製品が損傷したか、到着前に部品が失われた場合は、できるだけ早く私に連絡してください、私たちはあなたに良い解決策を提供します、すべての顧客が釣りの喜びを楽しむことを願っています、ソロブランドを信頼してください
文章がアリエクの自動翻訳なので若干おかしい部分もあるが、スペックは大体伝わるのではないかと思う。
まず見た目がシルバー×黒で無難な感じなのが良い。ブラックナイト2のようなマジョーラカラーも悪くは無いと思うが、こっちの方が色んなタックルに合わせやすいのではないかと思う。
そして8.1:1のギア比にφ30スプールを搭載しているのが良い所。中華ベイトフィネス機ではもう少しスプール径の大きいモデルにしかこのギア比が無かったが、ようやくリリースされた、といったところである。
これでブレーキさえまともに効けばスペック上は言う事無し、といった感じかと思う。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
どこにもSolokingの文字が入っていないのが不思議な所。
Acura HICC-50の文字はある。
で、側面の型式はHICC-8-50Lとなっている。正式な型式は一体どれなんだろう。
中身は本体と取説。
スポンジをくりぬいた中に入っていたので輸送中の傷はつきにくそう。
今回は深溝スプールも合わせて購入。
深溝スプール無しの場合との価格差が1000円くらいだったので、とりあえず買っといた方がお得っぽい。
外観など
左から↓
左斜め前から↓
前から↓
右斜め前から↓
右から↓
右斜め後ろから↓
後ろから↓
左斜め後ろから↓
上から↓
下から↓
実物も写真のイメージ通りの印象。シルバーと黒で落ち着いたデザイン。
形状はおそらくブラックナイト2とほぼ同じ。多分フレームの金型は同じな気がする。
サイズ感
サイズとしては昨今のコンパクトなロープロファイル機と同じくらい。シルバークリークエアと並べてみるとこんな感じ↓
重量について
本体重量は実測で138.6g。
カタログ値よりは2.6g重いものの、130g台をキープ。これだけ軽ければかなり快適に釣りができる。
スプールについて
ベイトフィネス機の命ともいえるスプールはこんな感じ↓
軽く作られているが、内側の柱なんかは結構幅があってしっかりしている。
スプールの外径は30mmジャスト。
スプールの幅は22.5mm。
糸巻面の径は24.5mm。
そして重量は6.6g。
シャフトがアルミ合金っぽいのでステンレスシャフトで同じく6.6gの22アルデバランBFSにはやや劣りそうだが、ベイトフィネス機全体でみればかなり上位の軽さだと思う。
ハンドル周り
ハンドルは軸間80mmのカーボンハンドル。
ハンドルノブはベアリング入り。ここにはSolokingのロゴが入っている。ノブの素材は硬い樹脂製なので、感度は良さそうな雰囲気。
ドラグ、メカニカルブレーキ共に調整時にはクリック音が鳴る。
ドラグクリッカーも付いているので、ラインが出る時にも音が出るようになっている。
ブレーキについて
ブレーキは外部調整可能な固定マグネット式のブレーキ。
磁石が8個搭載されているので、スプールとのクリアランスが間違ってなければしっかり効いてくれるハズである。
実釣にて
PE0.6号を50mほど巻いて渓流で使ってみた。
ウッドグリップとの相性もなかなか。
ロッドはヒトトキワークスのラントマンを使用。
とりあえず4gのミノーから投げてみた所、スプールのレスポンスは抜群。φ30で軽いのでものすごくスムーズに回転する。
で、肝心のブレーキはというと・・・5段回で3.8~4くらいでOK。着水時以外ノーサミングで使える感じになった。
その後3.5gのAR-S、2.6gの蝉ルアーなんかを投げてみたが、十分にキャストできる事がわかった。
で、無事にニジマスをキャッチ。アップでのミノーイングで釣れた。
ギア比が8.1:1なのでアップでの釣りがやりやすい。
その後源流域へ移動してヤマメとイワナをキャッチ。
やや硬めのラントマンを源流域で使う場合、ロッドでの溜めが作りにくいのでリール側に高いレスポンスが要求されるが、源流域でもしっかり使えた。
ブレーキが固定マグなのもあって安定してブレーキが効くので、狭い源流エリアでもトラブル無く使う事ができた。
実釣動画
初釣行の様子はこんな感じ↓
まとめ
使ってみた感想としては、買ってそのまま渓流で快適に使えるリールだな、というところ。
本体重量、スプールの応答性、ブレーキの効き具合、巻き取り速度、ドラグクリッカーなど、渓流ベイトフィネスに要求される要素を全て兼ね備えているリールだと思う。
要所にベアリングが入っているので巻き心地もそれなりに良く、樹脂ボディが気になる人以外にはかなりおススメな1台と言える。
後は深溝スプールの方が使いやすければバスも渓流もこれ1台でOK・・・・なんて事にもなりそうなので、次はバス釣りで使ってみたいと思う。