【インプレ】RGM SPEC.5 /46-50Bはかなり使いやすくて良い感じ【見た目もオシャレ】

トラウトロッド
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先日RoosterGearMarketのグラスモデル、RGM SPEC.T 135Bを買って使ってみた所なかなか味があって良いロッドだったのだが、本格的に渓流で使うには少し先重りが気になったり、携行性の面で難があったり、という感じではあった。

それに対して新たにリリースされたSPEC.5は軽量かつコンパクトに収納できて、更に2通りのレングス切り替えで開けた所でも小渓流でも使えそう、といったなかなか面白い仕様になっている。

早速買って使ってみたので、使ってみた感じをまとめておこうと思う。

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基本情報

基本仕様はこんな感じ↓

アイテム 継数
(本)
カーボン
含有率
(%)
全長
(m)
仕舞寸法
(cm)
先経
(mm)
自重
(g)
Action Lure
(g)
Line
(lb.)
価格
(税込)
spec.5/46-50B
(5ft)
5 61 1.53 37.5 1.3 79 Light ~9 5~8 16,280
(4.6ft) 4 1.37 37.5 1.3 72 Ultra Light ~7 5~8
spec.5/42-48S
(4.8ft)
5 53 1.42 34.5 1.3 70 Light ~7 3~6 14,080
(4.2ft) 4 1.27 34.5 1.3 63 UltraLight ~5 3~6
spec.5/50-56S
(5.6ft)
5 72 1.68 41.0 1.3 77 Light ~7 3~6 17,380
(5ft) 4 1.53 41.0 1.3 69 UltraLight ~5 3~6
spec.5/58-62S
(6.2ft)
5 75 1.88 46.5 1.4 86 MediumLight ~9 3~8 18,480
(5.8ft) 4 1.73 46.5 1.4 76 Light ~7 3~8

出典:https://roostergearmarket.com/

RGMの製品は見た目的にカッコいい物が多いが、SPEC.5も例に漏れずオシャレな仕上がりになっている。カラーが選べる所も他のメーカーのロッドにはあまりないポイントかと思う。

機能的にもバットピースの着脱で長さとパワーが変えられるというのが面白い。

渓流専用、という感じではなく、”渓流域でのミノーイング、管理釣り場でのプラッギングはもとより中流域で、ハスやウグイを狙ってみる等”といった説明の通り、アチコチで使う事を想定したモデルになっている模様。

パッケージ

パッケージはこんな感じ↓

初回購入特典でタオルが付いてきた。

開けてみるとこんな感じ↓

ケースについて

持ち運びに便利なセミハードケースが付属。

こんな感じで収納する事ができる。

1本1本保持できるようになっているのも好感度UP。

外観など

本体の見た目はこんな感じ↓カラーはカーキを購入。

リールシートのロゴが良い感じ。

リールシートはFuji製で、マスビート3のベイトモデルで使われてるものと近い感じ。

グリップエンドはこんな感じ↓

結構しっかりと長さのあるグリップで、シングルハンドで持っても余裕がある。頑張ったらダブルハンドでも投げられるかも。

長さ的にはエゲリアネイティブETVC-46XULと近い感じ。

 

フロント側はこんな感じ↓(ピンボケしてますが・・・)

続いてバットピース。

3番↓

2番↓

トップ↓

繋げてみるとこんな感じ↓

4.6ftの設定でエゲリアネイティブETVC-46XULと並べてみるとこんな感じ↓

重量について

重量は実測で79.0gとバッチリカタログ通り。5ftで79gは結構軽いのではないだろうか。

軽い理由の一つはグリップにある。58.9gとかなりの軽さ。

逆にグリップ以外は20.0gとそれなりの重さがある。

グラス含有率が高いので、それなりにブランクの自重があるものかと思われる。

バットピースを除くと13.6gとなる。

バットピース単体は6.5g。

アクションについて

アクションは4.6ftだと結構手元から曲がる。

お陰でキャスト時はルアーの重みを乗せやすく、魚とのやり取りの際はバラしにくいようになっている。だからといって振った時に余韻が残ったりはしないので、なかなかバランスの良い設定だと思う。

更にバットピースはあまり曲がらないので、5ftにしたときはやや先寄りの調子となり、バットパワーも増すので遠投したい時や大物とのやり取りを行う場合に向いた感じになる。

実釣にて

箱根早川冬季C&Rで使ってみた。

こんな感じの環境なので、広い所では5ft、細かい所を撃つときは4.6ft、といった感じで使い分け。

まず4.6ftで3g~4gのミノーを投げてみたが、キャストに関してはロッドがしっかり曲がってくれるのでタイミングが取りやすく投げやすかった。グラス含有率が高いのもあってグラスっぽい感じもある。

トゥイッチした時にはティップが暴れすぎず、なかなか使いやすい感じになっていた。

その後2g~3gくらいのクランクを使ってみたが、2g台のルアーでもしっかりとロッドが曲がるので投げやすく、無事ニジマスをキャッチする事ができた。

良く曲がるのは魚を掛けた時も同じで、お陰でバラしにくいようになっていると思う。

ポンド型の管理釣り場でも使用。

1.4gのスプーンでも普通にキャスト可能。エリア専用ルアーへの対応力も高い。

この日は2gクラスのフローティングクランクや、セニョールトルネード(自作)なんかで釣る事ができた。

4gくらいの大き目のルアーも勿論対応可能。

エリアでも使いやすいロッドだと思う。

実釣動画

動画にするとこんな感じ↓

【実釣インプレ】RGM SPEC.5のベイトモデルを使ってみた【渓流でもエリアでも使いやすい】

まとめ

渓流でもエリアでも使いやすいロッドだと思う。個人的にはレギュラー~スローテーパー寄りなのが自分の好みに合っていて気に入っている。エゲリアネイティブにも近い感じだろうか。

5ftなら本流を利用した冬季にニジマス釣り場なんかでも使い勝手が良く、4.6ftにすれば小渓流でも使いやすそうなので、かなり幅広く使えるロッドなのではないだろうか。

見た目も携行性もバッチリなので、殆ど欠点が無いと言えるのだが、強いて言えばガイドがSIC&絡み防止形状だと良かったかな・・・

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