お手頃価格で見た目が良くて、機能的にもしっかり使える渓流ベイトフィネスロッドは・・・？と聞かれた時に、もしかしたら最適解になるかもしれないロッドを発見した。
それが今回紹介するAbuGarciaのトラウトフィールドTFC-462UL。
メーカー希望小売価格で1万円切りの9800円、実売8000円くらいなのに見た目もオシャレでしっかり使えるロッドである事が判明した。
という事で今回は、トラウトフィールドを買って使ってみた所どんな感じだったかを紹介してみたいと思う。
メーカーHP情報
多様なシチュエーションが存在する渓流ルアートラウトフィッシングに対応したラインナップ。
河川/渓流に合わせた釣り方や、スピナー、スプーン、ミノーなど各種ルアーにベストマッチなロッドに対応します。ブランクスは低弾性から高弾性のカーボンを織り交ぜ、ブレのないキャストフィーリングとショートバイトを逃さない食い込みの良さを実現。
そして、手に馴染みやすく滑りにくいコルクグリップとシックなリールシートは飽きのこないデザインはネイティブトラウ トフィッシングにマッチし、Trout Fieldはハイコストパフォーマンスモデルとして高い基本性能を発揮しネイティブトラウトアングラーの釣りを後押しします。TFC-462UL
渓流ベイトフィネス：ピンスポットキャストモデル
ピンスポットを手返しの良いキャストで攻めたい渓流ベイトフィネスアングラーにベストマッチ。
ショートベイトロッドならではの精度の高いキャストで、ピンポイントを手返し良く軽快に攻略が可能です。
特徴
１.24T – 40Tカーボン使用
２. スムーズなベンディング、アクションを可能にするスピゴットジョイント（印籠継） 採用
3. 飽きのこないナチュラルデザイン
スペック表
製品ID JAN/UPC 製品名 タイプ 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) ルアー(g) ライン（lb) パワー アクション ティップ 使用材料 メーカー希望本体価格（税抜） 1580008 036282116856 TFC-462UL BC 2 4’6″/137 71 73 1.1 2-6 3-6 UL R チューブラー カーボン95%,グラス5% ¥9,800
アンダー1万円とは思えない高級感のあるグリップ周りが特徴的。適用ルアーウエイト、適用ラインは渓流でよく使う範囲をカバーしており、スペックだけでみると問題無く使えそうに見えるが、キャストフィールなどは使ってみないとわからない事が多いので注意が必要だと思う。
外観など
カストキングのヴァリアントイーグルと合わせてみたが結構雰囲気が合っていていい感じ。
ウッドのリールシートと金属パーツが高級感を醸し出している。
ブランクは茶色。渓流の雰囲気に合いそう。
ガイドリングが少々安そうな感じではある。
ティップガイドがラインが絡まりやすそうな形状なのがマイナスポイント。
グリップが長めなので、人によっては気になるかもしれない。
曲げてみた感じ
曲げてみたらこんな感じだった。
軽く曲げるとティップが曲がって・・・
強く曲げると6:4くらいで曲がる感じ。
結構柔らかめで、軽量ルアーが投げやすそうな印象。
振ってみるとこんな感じ↓
柔らかいけど軽いので収束するのも早い。
渓流で使ってみた
3月の道志川で渓流デビュー。
4gのミノーを中心に使ってみた所、かなりキャストしやすい事がわかった。フリップキャストが快適に決まる一方で、ミノーのトゥイッチ操作もやりやすかったので、入門用ロッドとしては十分な性能だと思う。
結果、無事にヤマメをキャッチ。
冷たい雨で寒かったけどイワナも釣れた。
個人的にはちょっとグリップが長いかな・・・とも思ったけど、実釣性能としては十分なのではないかなと思う。
実釣動画
実釣の様子はこんな感じ↓
まとめ
使ってみた感想としては、かなりコスパが高い、といった印象。
一万円以内で購入できるロッドの中では見た目、性能のバランスがかなり良いのではないかと思う。これから渓流ベイトを始める人にもおススメできるし、ある程度経験している人が使っても十分使えるロッドなのではないかな、と思う。
