【インプレ】SABRE DX101を買ってみた【中華製格安丸形ベイトフィネス機】

ベイトリール
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中華製ベイトフィネスリールもなかなか侮れないご時世になってきた今日この頃。

以前購入したカストキングのゼファーもそれなりに使えたので、次は丸形で使えそうなものは無いかと探していたら一つ気になるリールを発見した。

それが今回紹介するSABRE DX101

ミリオネアやカルコンをイメージしたようなデザインにシャロースプール搭載で、もしかすると渓流シーンでも使えそうな雰囲気だったのでとりあえず買ってみた。

という事で、まずは開封インプレから行ってみたいと思う。

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基本スペック

基本仕様はこんな感じ。

Model DX101(左ハンドル)
ギア比 7.0:1
最大ドラグ力(kg) 6
巻取量/ハンドル1回転 68cm
インスタントアンチリバース 搭載
ベアリング 9+1
ラインキャパシティ(lbs/yds) 2.5/120 3/100 4/80
ラインキャパシティ(mm/m) 0.16/110 0.18/90 0.20/70

・CNC machined forged AL Alloy Body, Body Cover, Spool

・High Quality Stainless Ball Bearing

・Forged AL Alloy Star-shape brake wrench, Easy to Control Brake

・One-way Clutch Ball Bearing Instant Reverse Brake

・The Magnetic Brake Outgoing Line Buffer System

・The Stainless Steel Worm Shaft Transport Carry the Big Guide Line

・The carbon fiber handle with the light AL alloy knob

・The Unique Taper Design Make Fishing More Handy

・Ball bearings: 9+1BB

左ハンドルモデルがDX101で、右ハンドルモデルはDX100となっている。上記の説明文は箱に書いてあったものを転記したのだが、この通りだとすればボディはアルミ合金製で、ハンドルはカーボン製、ハンドルノブもアルミ製・・・のハズ。

しかし、とりあえずハンドルはカーボン製でなく、ノブもゴム製なので、表記内容がどの程度信頼できるのかは少々疑問である。

パッケージ

パッケージはこんな感じ↓

側面にはスペックの記載が。

反対側に特徴が記載されている。

開けてみるとこんな感じ↓

中身は本体とリールカバーとレンチと銅のプレートとワッシャー。

銅のプレートはメカニカルブレーキ用かな。

外観など

左から↓

左斜め前から↓

前から↓

右斜め前から↓

右から↓

右斜め後ろから↓

後ろから↓

左斜め後ろから↓

上から↓

左右非対称な形状はカルカッタコンクエストっぽくもあり、レベルワインダーの形状はミリオネアCTSVっぽくもある何とも言えないデザイン。

パーミング側に貼られたカーボンシートがチープではあるものの、両サイドは金属製なのでそれなりにしっかりした印象はある。

ただ、真ん中のフレームがちょっとメッキっぽい感じ。

ホントにコレは金属なのだろうか・・・

サイズ感

17カルカッタコンクエストBFS、19ミリオネアCTSVと並べてみるとこんな感じ↓

直径は大体同じくらいで、少しDX101の方が横幅が広い感じ。

重量について

重量は実測で252.7g。

200g台のカルカッタコンクエストBFSや210g台のミリオネアCTSVと比較すると重いが、アンバサダー1500Cと同じくらいと思えばまあ使えるのではないかと思う。

ハンドルについて

ハンドルは恐らくアルミ製。軸間は実測で85mm。

ノブは交換できなさそうなタイプだが、それなりに持ちやすく、回転もスムーズ。

ハンドルナットの径は11mm。左ハンドルなので逆ネジになっている。

ハンドル軸のフラット面の幅は4mm。シマノと同じかな。

ドラグについて

ドラグは普通のスタードラグ。調整するとカチカチ音がする。

ただ、カチカチ1目盛りで一気に締まる感じなので、微調整ができなさそう。ドラググリスが入って無さそうな感触なので、グリスを塗ったらどうなるか試してみたい。

ちなみにラインが出る時のクリック音は無し。

メカニカルブレーキ

メカニカルブレーキのノブはアルミ製でそれなりに高級感があるが・・・残念な事に一部凹んでいた。

調整に影響無いのでクレームを出すほどでは無いが、さすが中華クオリティといった所。

マグネットブレーキ

マグネットブレーキはダイヤルで調整可能。

クリック機能付きで、MIN,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,MAXの12段階で調節可能。少しダイヤルが小さくて操作しにくいがSLX BFSほど固くないので問題無し。

マグネットは6個入っている。

スプールについて

スプールはシャフトとベアリング1個込みで実測12.6g。

昨今のベイトフィネス専用機の中では重いほうだが、まあ何とか使えそうな重さ。

スプール外径は32.5mm。

糸巻面径は27.3mmくらい。

スプール幅は25.5mm。

φ30mmのミリオネアCTSVのスプールと並べてみるとこんな感じ↓

ちょっと肉厚な感じなので、太目のPEラインを使ったりするのには良いかもしれない。

スプールを回してみる

とりあえず箱出しの状態でスプールを手で回すとこんな感じ↓(動画:約18MB)

最初はブレーキMINで、途中からブレーキMAXで撮影したが、ブレーキ調整の効果があるのは見た目でわかるかと思う。

駆動部の取り外し方

スプールを外したりする場合には、ハンドル側の駆動部分を丸ごと取り外す仕組みになっている。例えるならアンバサダーに近い構造。

ハンドル側の小さいつまみをこの写真でいう下側に倒し、LOCKと書かれた樹脂のリングをOPENの位置まで回し、最後にメカニカルブレーキの下のネジを外すと駆動部を取り外す事ができる。

動画で見るとこんな感じ↓(動画:約19MB)

勢いよく引き抜くと付いてきたスプールがフレームにぶつかるので、そーっと外すようにしたい。

ちなみに外した時の本体フレームはこんな感じ↓

一見金属のようにも見えた本体フレームだが、こうしてみると所々黒い部分があり、樹脂を塗装しているだけという事が判明した。

駆動部側はこんな感じ↓

こっちも外側は金属だが内側を支えているのは樹脂。なので中央フレームが金属製のカルカッタやミリオネア程の剛性や精度は期待できないかもしれない。

ラインを巻いてみる

とりあえずダイソーナイロン1号を50m程巻いてみた。

キャパ的にはもう50mくらい巻けそう。

軽く投げてみた

まずは廊下で試投。ロッドはエゲリアネイティブETVC-46XULとの組み合わせ。

3.8gの消しゴムを投げてみた所、これは余裕で投げられた。フリップキャストでも低弾道で投げられる。

ならばと思って2.9gの消しゴムに挑戦してみたが・・・これはかなりタイミングに気を遣わないと浮き上がってくる感じ。

続いて公園でテスト。

3.8gに関してはかなり快適に扱えた。飛距離は25mくらいで、気になる出遅れもなかったので小渓流でのピン撃ちにも使えそうな雰囲気。

但しマグネットブレーキが弱めで、ダイヤル9くらいが丁度いい感じだった。こうなってくると空気抵抗の大きいルアーを使ったりする場合に調整の余地が残ってないので、メカニカルを併用しないと厳しいかもしれない。

一方で2.9gはやはり厳しかった。早めにリリースしてサイドハンドで投げれば飛ぶには飛ぶのだが、正確にポイントを狙うのには向かない感じ。

バックラッシュすると結構簡単にスプールと本体の間にラインが入ってしまうので、無理に軽量ルアーを使うのはやめた方が良いと思う。

今回はベアリングの脱脂などは行わずに試投したが、脱脂して注油した上でPEラインを少な目に巻けばもう少しレスポンスが良くなるかとは思う。

ちなみに巻き心地はシルキーとは言い難いが、それなりに軽快で使用に問題は無いかな、という感じ。

渓流で使ってみた

仕事終わりに1時間だけ北浅川へ行ってみた。

ロッドはエゲリアネイティブETVC-46XULとの組み合わせ。

まずは個人的定番ルアーであるAR-Sの3.5gを投げてみた。

ブレーキ9でフルキャストすると少しラインが浮くのでブレーキを10にして投げてみた所、ノーサミングで20mくらい投げる事ができた。

SLX BFSなどのちゃんとしたメーカーのベイトフィネス機対比だと僅かに出遅れるが、まあ許容範囲内かなと思う。

AR-Sの2.1gだとかなり出遅れる感がある。

ただ、サイドハンドで早めにリリースすれば一応投げられる。頑張って飛距離は15mくらいだろうか。なので一応使える・・・かな。といった感じ。

3gのドロップダイヤは気持ちよく投げられた。飛距離は25mくらいかな。

3.5gのDコンパクト(45mm)も結構快適に投げられた。

フローティングのドクターミノージョイント(2.5g)も早めにリリースすれば投げられた。飛距離は15mくらい。

空気抵抗の少ないシンキングミノーやスプーンなら3g以上で快適、といった感じかな。

この日は連日の雨の影響で流れがかなり速かったが、巻取り速度は結構速いのでアップでも何とか対応可能、といった感じだった。

ただ、水の抵抗がかかると巻き心地が悪くなる事が判明。アブマチックのようなギアのゴロ感が発生する。使用に問題のあるレベルでは無いが、ちょっと残念。

と言いつつも無事にニジマスをキャッチする事ができた。

なので結論からすれば、「渓流でも使える」という事になるかと思う。

ただ、カルコンBFSとミリオネアCTを所有している立場からすると敢えて使う必要もないんだけどね。

で、後日。また雨で増水気味の別の沢で使ってみた。

アルファスAIR TWを使った後にDX101に持ち替えてみたので、比較すると明らかに軽量ルアーは投げにくく、頑張れば使える、といった感じは否めない。

でも無事にイワナをキャッチする事ができた。

なのでやはり渓流でも使えると思う。

実釣動画

渓流で使った時の様子を動画にしてみた。

【実釣インプレ】SABRE DX101 格安中華ベイトフィネス機で渓流ルアー【お値段以上!?】

バス釣りにて

8lbナイロンを40m巻いてバス釣りに使ってみた。

片手で投げるトラウトタックルより両手で投げるバス用タックルの方が初速を出せるので、その分ブレーキを強くしたいのだが・・・フローティング系ルアーを使う場合はMAXで丁度良い感じだった。

また、レベルワインダーとスプールがかなり近いのでラインが浮くと一気にバックラッシュする感じ。

なのでちょっと気は遣うのだが・・・軽量ルアー対応力自体はなかなか。

スティーズペンシル(4.2g)あたりは余裕で投げられる。

TDミノーSP(3.5g)あたりもイケる。

しっかり振り切れる前提で3g以上あれば投げられるといった感じ。

3.5gシンカーでのダウンショットなんかにも使えた。

ただ、特に軽いわけでもなく巻き心地が良いわけでもないので、敢えてコレを使う理由は・・・と思うと、「丸形の見た目だけ」といった感じになる。

ちなみに後日確認してみた所、8lbでも余裕でスプールと本体の間にラインが噛み込むので注意。

まとめ

見た感じの雰囲気は丸形らしく、軽量ルアー対応力もそこそこなので、とりあえずお手頃価格で丸形リールの雰囲気を楽しむには良いリールなのではないかと思う。

ただ、手持ちのリールで比較すると軽量ルアーの投げやすさでは

DX101<カストキング ゼファー < SLX BFS

といった感じなので、あまり過剰な期待を込めて買うのはおススメしない。

渓流で使うなら4g以上のシンキングミノーをメインで使う時に活用したいリールである。

バス用のベイトフィネス機としてもそこそこ使える事がわかったが、バス釣りに関しては正直敢えてコレじゃなくてもいいかな・・・感が強い。

太いラインは巻けないし、巻き心地も特に良いわけではないので、純粋にこのリールの雰囲気が好きな人には良いのかもしれない。

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