【インプレ】ABU アンバサダー 150 Plus【1500Cの廉価版?中身はほぼ同じ?】

ベイトリール
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

先日渓流用に丸形リールが欲しいと思ってミリオネアGS-2000を買った所、なかなか使える事がわかった。

こうなるとやはりアンバサダーを使ってみたい・・・と思って日々中古市場を眺めていた所、1500Cの廉価版という位置づけのリールとして、150プラスなるリールがある事を知った。

構造的には殆ど1500Cと同じで、違いと言えばメカニカルブレーキのノブがプラ製、というくらいらしい。

流通量が少ないので目にする機会は少ないが、その分検索にもひっかかりにくいのでライバルが少ないかも・・・と思って探す事約1か月。ようやく予算に収まりそうな個体を発見したのでお買い上げ。

届いたものを見ると、安っぽさは一切無く、むしろグレーのボディが精悍でカッコいい。コレを持って釣りに行く事を考えるとワクワクが止まらない、といった感じ。

という事で、今回はネット情報も少ないアンバサダー 150プラスをインプレ。

スポンサーリンク

基本仕様

基本仕様はこんな感じ↓(過去のヤフオクの画像データから抜粋)

主要諸元表

品番 ギア比 糸巻量(m) 自重(g)
0.25mm(2.5号) 0.30mm(3.5号)
150 PLUS 1:4.7 130 100 255

①調整幅が広く微調整ができるマルチディスクスタードラグ

②精密に機械切削されたレベルワインド機構

③精度の高さを誇るステンレス製ボールベアリング採用(150 PLUS)

ギア比は4.7:1と、ハイスピードでない1500Cと同じギア比。自重は255gと昨今のリールと比較するとやや重めではあるが、これくらいなら十分に許容範囲内だと思う。

スプール径は特に記載が無かったが実測で30mmだったので、計算上のハンドル1回転あたりの巻取り量は最大44cm程度となる。

アンチリバースはラチェット式。レベルワインドは常にスプールと連動して動くフルタイムシンクロ仕様となっている。

ブレーキは2点遠心ブレーキを搭載。

外観など

前から↓

右斜め前から↓

右から↓

右斜め後ろから↓

後ろから↓

左斜め後ろから↓

左から↓

左斜め前から↓

上から↓

下から↓

形状は1500Cと全く区別がつかない。メカニカルブレーキのノブは樹脂製。青みがかったグレーのボディがカッコイイ。

左サイドカバーにはクレストマークとAmbassadeur 150 Plusの文字が。

右サイドプレートにはMADE IN SWEDENの文字。

フットNo.は010001だった。

重量について

重量は諸元表では255gだったが、実測では245.3gとやや軽め。

ミリオネアGS-2000と比較するとやや重いが、こっちはサイドカバーが金属なので、剛性がある割には軽い、と考える事もできる。

サイズ感

丸形リールとの比較。ミリオネアCV-X103Lと並べてみるとこんな感じ↓

幅、直径共に結構近い感じ。重量も同じくらいだったかな?

17タトゥーラSVTWと比較してみるとこんな感じ↓

ボリュームは結構近い物があるが、リールフット基準で高さを比較するとかなり違う。

ハンドルについて

ハンドルは軸間70mmのダブルハンドルが付いていた。

ギア比が低いので短い方が速くハンドルを回せるので都合が良い。

ただまあ中古で買ったのでそれが純正の仕様なのかどうかは不明。

(純正は80mmの黒いハンドルっぽい)

スプールについて

スプールはこんな感じ。

スプール重量はシャフト込みで16.0g。この時代のリールとしては軽い方だと思う。

幅は23mmちょい。

直径は約30mm。2点遠心ブレーキ付き・・・なのだが、ブレーキブロックは付いてなかった(笑)

ブレーキブロック用のシャフト径は1mm。

とりあえずボールペンの芯でブレーキブロックを作ってみた。

駆動部の外し方

ハンドル側のネジを2本外すと、駆動部がスポッと外れる。

軸受けにはベアリング。

ラインを巻いてみる

とりあえずナイロンの2号でラインキャパシティをチェック。

スプールエッジの段の所まで巻いたら150mだった。

なので2号150m、3号100m、といった所かな。

持ってみた感じ

昨今のリールと比較するとやや重心が高いのは否めない。が、慣れれば何という事はない。

軽く投げてみた

廊下でちょっと投げてみた。ラインは2号150m、メカニカルブレーキはゼロ設定。ブレーキブロックは2個。

約2.8gのウェイトの場合はかなり出遅れるので無理っぽい。

約9gのウェイトは余裕で投げられる。

間を取って5gのウェイトで試してみた所、この辺が投げられる限界な気がした。

フリップキャストの場合はかなりサミングに気を使う感じ。

メカニカルを締めたらサミングは楽になるが、巻きが重くなるのであまり締めたくない。やはりマグブレーキチューンはしておきたい所である。

まとめ

とりあえず軽く触った印象だと、ノーマルの場合は5g~7g以上のルアーを使うのに良さそうなイメージだった。

渓流で使うにはちょっとチューンが必要そうなので、少しずつ買い足して行こうと思う。

タイトルとURLをコピーしました