最近アパレル業界で成長著しいのがワークマン。お手頃価格で高品質なラインナップが続々登場しているが、アウトドア用のウェアを多数用意してあるのが釣り人的には嬉しい所。
防水、撥水、耐久性などなど、機能的にはワークウェアで培ってきた技術が生かされており、最近ではそこにファッション性が追加された事でかなり魅力的なアイテムがリリースされている。
そこで今回買ってみたのがワークマンのクライミングパンツ。
おしゃれな見た目に加え、ストレッチ性や撥水性、紫外線カットに吸汗速乾機能など、釣り用パンツにしても良い感じの仕上がりとなっている。
今回は3種類まとめて買ってみたので、それぞれの特徴なんかを見てみようと思う。
AERO STRETCH(エアロストレッチ)クライミングパンツ
メーカーHP情報
まずはメーカーHP情報をおさらい。
AERO STRETCH(エアロストレッチ)クライミングパンツ
1,900円
2020年モデル
AERO STRETCH(エアロストレッチ)シリーズ
進化が止まらないワークマンのクライミングパンツ
元祖にしてベストセラーモデル。
紫外線90%カット。
最大130%ストレッチ。
吸汗速乾機能付き。
新色DGブラウンはついに防虫加工を搭載!・伸縮率130%
・ひざは3Dムービングカット
・股を大きく広げてもつっぱらないクライミングカット
・全方向ストレッチ
・右ひざに反射プリント
・サイド、左もも部分3ヶ所にファスナーポケット
・右太もも部分にポケット
・動きやすいストレッチ素材
・DGブラウンのみ防虫加工素材/ポリエステル89%・ポリウレタン11%
おすすめポイント
・ストレッチ
・クライミングカット
・膝の曲げ伸ばし楽々
・吸汗速乾
・UVカット
・カラビナループ
・反射材付き
サイズ S M L LL 3L 4L 対応胴囲 75 78 82 86 91 96 股下 79 79 79 79 79 79 出典:workman.jp
シンプルなデザインが特徴。伸縮率130%のストレッチ素材に3Dムービングカットで動きやすいようにできている。
今回はネイビーを購入してみたが、ブラウンには防虫加工も追加されているとの事なので、釣りに履いていくならブラウンにすればよかったかも。(買ってから気づいた)
外観など
実物はこんな感じ↓
膝部分が3D加工されているので若干膝が細く見えるが、履いた時のシルエットはストレート。
前側にはポケットが4か所用意されている。
上二つのポケットはこんな感じ↓ファスナーは止水ではなく普通のもの。
右ポケットの脇のベルトループ下にカラビナ用のカラビナループがある。
下のポケットのうち、右足側はボタン止め。
左足側は色の違うファスナー止め。
股間の部分はファスナーとボタンで止めるようになっている。
後ろから見るとこんな感じ↓ポケットは2つ。
左足側はボタン止めで、右足側はオープン。
裏返してみるとこんな感じ↓
裏地はサラサラした感じで肌触りも良い。
重量について
重量は343.2gだった。結構軽い。
履いてみた感じ&サイズ感
履いてみるとこんな感じ↓
今回はLサイズを購入。個人的にはウエストよりも太ももがMだときつくてLにした。
「細身と言ってもワークマンだから万人受けするように緩めなんじゃ・・?」という発想は捨てておいた方が良いと思う。
ちなみに管理人は身長170cmで、ユニクロのパンツはSかMを履いている。それから考えるとちょっと小さ目なイメージなので、できれば試着して購入するのがおススメ。
また、股下は全サイズ共通で79cm。で、そのまま履いたのが↑の写真。裾が軽く余っているがまあこれくらいなら・・・という感じ。
膝を曲げてみるとこんな感じ↓
ストレッチ素材と3Dカットのお陰で動きやすい。重量も軽いので軽快に歩くことができる。
フィールドにて
ちょっと釣りに履いて行ってみた。
当日の気温は27℃。日陰は涼しいが日が当たると暑いといった感じ。
とりあえず歩き回る分にはストレッチが効いてていい感じ。
スリムフィットは長靴にインする際にも邪魔にならなくて良い。
汗をかいたらちょっと蒸れるかな・・・と思ったが当日はあまり汗をかかなかったので、ちょっと試しに水をかけてみた。
濡れてもあまりベタッとしないので、暑い時はいっそ水をかけてしまうと涼しいかも。
20分後には殆ど乾いていたので、速乾性は抜群である。
ちなみにこのモデルは他の2つと違ってベルトが付いてないので別途用意する必要があるが、ウエストバックを付けて釣りをする場合はこっちの方がパンツが下がらなくて良い。
(他の2つはベルトが付いているが後ろ半分はゴムなので、締め付けに関しては普通のベルトの方が強くできる。)
AERO STRETCH(エアロストレッチ)ショートクライミングパンツ
メーカーHP情報
まずはメーカーHP情報をおさらい。
AERO STRETCH(エアロストレッチ)ショートクライミングパンツ
1900円
限定生産
AERO STRETCH(エアロストレッチ)シリーズのショートクライミングパンツ
ショートタイプが新登場!
クレイジーパターンを採用し、
外遊びに映える一着!・内側に空調ウェアのバッテリーも入る反射プリント付き撥水コッシュ搭載
・ベンチレーション機能を持つメッシュポケット
・両足にマチ付きポケット
・動きやすいストレッチ素材
・クライミングベルトでウエスト調整素材/クレイジーブラウン・クレイジーグリーン:ポリエステル90%・ポリウレタン10%
クレイジーキャニオン:ポリエステル95%・ポリウレタン5%おすすめポイント
・ストレッチ
・吸汗速乾
・カラビナループ
・クライミングカット
・反射材付き
・UVカット
サイズ M L LL 3L 対応胴囲 78 82 86 91 股下 29 30 31 32 出典:workman.jp
ショートパンツタイプはデザインに更に遊びを持たせたクレイジーパターン。よりアウトドアシーンに似合う感じになっている。
基本機能は踏襲しつつも、布が少なくなった分のコストを他に振り向けたのか、クライミングベルトが追加になっていたり、カラビナループが付いていたりする。
外観など
実物はこんな感じ↓今回はクレイジーグリーンを購入。
前にはポケットが4か所。
ファスナーが目立たない感じのものになっている。右側ポケットの更に右にはカラビナループが。
ベルトはこんな感じ↓
ベルトは一周しているわけではなく、前半分にのみ存在。
尚、後ろはこんな感じになっている。
股間の部分はファスナーとボタン止め。
後ろから全体を見るとこんな感じ↓
ポケットは2か所で、両方ともオープンタイプ。
裏返してみるとこんな感じ↓
裏側には空調ウェアのバッテリーが入れられる撥水サコッシュが付いている。
重量について
重量は302.7gと軽量。
履いてみた感じ&サイズ感
履いてみるとこんな感じ↓
基本的には半ズボンでないクライミングパンツと同じサイズ感。身長170cmで足がやや短めの管理人で丈は膝ジャスト~やや上くらいの感じ。
履き心地はバッチリ。まあ短パンなのでよっぽどサイズが間違ってなければ大丈夫だとは思うけど。
柄に遊び心があるので、シンプルなデザインのTシャツと相性が良い。
フィールドにて
ちょっとアスレチックに履いて行ってみた。ワークマンのレギンスとの組み合わせ。
ハーフパンツは特に動きやすい。かといって緩すぎる事もないので、レギンス無しでも下着が見えたりしなさそうで良い。
ちょっと暑くなったらポケットを開けると通気性が増す。
DIAMAGIC DIRECT(ディアマジックダイレクト)クライミングパンツ
メーカーHP情報
まずはメーカーHP情報をおさらい。
DIAMAGIC DIRECT(ディアマジックダイレクト)クライミングパンツ
2,900円
2020年モデル
DIAMAGIC DIRECT®(ディアマジックダイレクト)シリーズのクライミングパンツ
高水準の耐久撥水
究極のクライミングパンツ!
2020年モデルは新色を追加。
50回洗濯しても撥水が持続し、
汚れが落ちやすい!・ショートパンツにもなる2WAY仕様
・ベンチレーション機能を持つメッシュポケット
・内側に空調ウェアのバッテリーも入る反射プリント付き撥水サコッシュ搭載
・クライミングベルトでウエスト調節
・ファスナーの引手の結露を抑える傷つけ防止機能
・脱ぎ履きラクラク裾にゴムベルト
・腰部のエアーダクトメッシュで通気性が向上。
・さらにストレッチするのでつっぱり感を軽減。
・空調ウェアとコーディネートすると風がパンツの中にも通り抜ける仕様
・動きやすいストレッチ素材
・三菱商事ファッション(株)の耐久撥水テクノロジー
・マチ付きポケットで収納した時の窮屈感を軽減
・止水風ファスナー
・伸縮率最大130%素材/マットブラック・リバーグリーン・ハンティンググリーン:ポリエステル90%・ポリウレタン10%
ミックスグレー・ミックスキャニオン:ポリエステル95%・ポリウレタン5%おすすめポイント
・膝の曲げ伸ばし楽々
・クライミングカット
・反射材付き
・撥水
・ストレッチ
・UVカット
・カラビナループ
サイズ S M L LL 3L 4L 対応胴囲 75 78 82 86 91 96 股下 73 73 76 76 78 78 出典:workman.jp
今回買った3つの中では最高値。(といっても2900円なのだが。)
究極のクライミングパンツ!と自称するだけの事はあって、より耐久撥水性が向上しており、止水風ファスナーや撥水サコッシュなどが追加になったうえで短パンへの切り替え可能な2WAY仕様と、1.5倍の価格に見合った仕様になっている。
外観など
実物はこんな感じ↓今回はハンティンググリーンを購入。
裾の部分にゴムが取り付けられていて、軽く裾を絞ったような感じになっている。
前ポケットは4か所。止水風ファスナーとなっている。(止水風、という事なので止水効果の程は定かでないが・・・)
右ポケット横にはカラビナループが付いている。
ベルトの部分はこんな感じ↓ハーフパンツタイプのものと同じ構造。
後ろから見るとこんな感じ↓
ポケットは2か所で、左側はボタン止め、右側はオープン。
ポケットの上にベンチレーション用のメッシュ部分が設けられている。
裏返してみるとこんな感じ↓
空調ウェアのバッテリーが入れられる撥水サコッシュは短パンのものと同じ。
裾の部分はこんな感じ↓半面だけにゴムが付いている。
短パンにするとこんな感じ↓
ファスナーの色が左右で違うのが親切。
重量について
重量は401.9gと他二つと比較すると少し重め。まあ2WAYモデルだから仕方ない。
履いてみた感じ&サイズ感
履いてみるとこんな感じ↓
今回買ったのはLサイズ。太さ方向のサイズ感としては1900円のクライミングパンツと同じ。これもそれなりにスリムなので、試着してから購入するのがおススメ。
一方、長さについて1900のクライミングパンツと違い、サイズごとにやや異なる。Lサイズは76cmなのでやや短い。裾にゴムがある事もあって、こっちの方が裾はスッキリする。
ストレッチ素材&ムービングカットで膝を曲げても快適・・・だが、短パンと切り替える為のファスナーの分少し違和感がある。この点に関しては1900円の物の方がスッキリしていて良い。
短パンにするとこんな感じ↓
最初からショートパンツのモデルと比較すると僅かに股下が短い気がするので、少し膝上の丈感となる。
これはコレで良い感じ。
フィールドにて
ちょっと釣りに履いて行ってみた。
傾斜のきつい津久井湖の岸沿いを歩いても問題無し。
まとめ
とりあえず一通り履いてみた所、デザイン、機能共に結構どれも良い感じ。
しばらく履いてみて雨の日や暑い日での履き心地や、耐久性とかを見て行こうと思う。