【インプレ】ダイワ 20レブロスLT 2000S-XH【買って使ってみた】

スピニングリール
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2020年の新製品、ダイワの20レブロスLT。

エントリーモデルとは思えない充実っぷりでエントリーモデルはこれで決まり、といったスペック。

スペック情報や釣りフェスティバルで触ったりといった情報は過去記事の通り↓

【20レブロス】ダイワのレブロスがLTコンセプトでリニューアル!【エントリーモデル決定版となるか?】
ダイワの新製品情報に、レブロスがモデルチェンジするとの情報が。 前モデルが15年リリースだったので5年ぶりという事になるわけだが、大きなトピックとしては、 ・LTコンセプトによる大幅な軽量化 ・ダイワのドラグシステムの最高...

今回は実際に買って使ってみたので、使用感なんかをインプレしてみようと思う。

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パッケージ&内容物

パッケージはこんな感じ↓

青っぽい段ボールの箱に入っている。

今回はトラウトとバス用に、2000S-XHを購入。
4lb-100mのラインキャパシティ、ハンドル1回転の巻き取り量が81cmといったモデル。

開けてみるとこんな感じ↓

ビニール袋に包まれた本体、取扱説明書、スプール位置調整用ワッシャー、SLPワークス会員登録時に使えるクーポンの4つが入っている。

外観など

左から↓

前から↓

右から↓

後ろから↓

オレンジと黒のカラーは15レブロスを踏襲した感じになっているが、ボディの樹脂部分は少しラメが入ってやや明るめの色になっている。

上から↓

生産国はベトナム。15レブロスも18レガリスも同じだったので、エントリーモデルはベトナムで作る事になってるのだろうか。

下から↓

最近のリールでは付いてない事も多い逆転レバーだが、20レブロスには付いている。

重量

カタログスペックは200g。実測は・・・

197.6gとほぼスペック通り。200gを切ると大分軽く感じる。

普段使ってる17エクセラー2004Hは250gだからね・・・

スプールについて

アルミ製のスプールはLC-ABSスプール。18レガリスとほぼ同じ形状である。

スプールを外すとこんな感じ↓

スプール内側にドラグを鳴らす為の溝が切られている。

ドラグノブは大径ドラグノブ。慣れると操作しやすい。レガリスと並べてみるとほぼ同じ↓

エクセラーと比べると大分大きい↓

ちなみにスプール径は42mm

細い部分は35mm

ちなみに17エクセラーのスプール外径は42.5mmだった

ハンドルについて

ハンドル長は45mmでノブはI型。

ハンドルは供回り式で左右入れ替え可能。

ちなみにハンドルノブの外観は18レガリスと同じなので交換できるのか?と思ったが・・・

キャップは取れるが中身は15レブロスと同じくカシメ式だったので、交換やベアリングの追加はできない事がわかった。

サイズ感

17エクセラー2004Hと並べてみるとこんな感じ↓

同じ2000番なのでサイズ感はほぼ同じ。

18レガリスLT2500S-XHと比較するとこんな感じ↓

ラインを巻いてみる。

ダイソーナイロン1号100mを巻いてみた。

全部巻いて丁度いい感じ。

但し、ダイソーナイロンがちゃんと100m丁度だったのかは未確認。

ラインストッパー

ラインストッパーはパーフェクトラインストッパーを採用。細い糸はストッパーの片側に引っ掛けるだけでちゃんと止まるようにできている。

ロッドに付けた感じ

リールフットの長さも丁度よく、キッチリ人差し指でフェザリングできる。

エリアトラウトで使ってみた

今回は管理釣場で使ってみた。

飛距離について

飛距離はLC-ABSスプールのお陰で・・・と言う程の差は無いが、普通に飛ばせる感じ。

0.5g~1.8gのスプーンを投げたが問題なし。

普段行く管理釣り場の場合は飛距離を追及するような使い方をしないので分かりにくいが、もう少し重めのルアーとの組み合わせで全力で投げると多少わかるのかもしれない。(っても従来対比5%くらいだと30mが31.5m・・・だとわかんないかもね。)

とりあえず一緒に持っていった12カーディフCi4+2000SSと飛距離は変わらなかった。

巻き心地

ハイギヤなりの重さはあるものの、エアローターのお陰か、他メーカーのハイギヤのリールと比較すると軽い方だと思う。

滑らかさも必要十分であり、小型スプーンをスローに巻いたりしても手元のブレが気になったりする事はなかった。

少なくともレガリスやエクセラーと比較しても全く違いはわからないと思う。

魚とのやりとり

ATDのお陰でラインを少し出すようなドラグ設定にしてもグイグイ魚が寄ってくる。

管理人のエリアフィッシングのメイン機、12カーディフCi4+2000SSと比較するとドラグ特性が結構違う。

同じようなドラグ設定にしていてもレブロスの方が魚が手元に寄ってくるのが早いイメージ。

あんまりグイグイ寄ってくるとちょっとバレやすい気もしたので、少し緩めにしてやると良いような気がした。

ちなみにATDについて特徴を説明してる動画を発見したので参考までに置いておく↓

テクノロジー動画 ATD [小型スピニングリール編]

個人的感想だが、ATDは糸が出る速度が上がるにつれてドラグ力が上がる仕組みなので、延々とドラグを出しながらやりとりするエリアの釣りだと少し強めの設定になってしまう気がする。

今回は4lbを使用していたので気にならなかったが、2lbとかを使うと合わせ切れしたりしそう。

まあその分緩めといたらいいわけだが、その辺の設定に慣れたらエリアでも十分使えると思う。

釣果

釣果の例↓普通に投げて釣る、という基本性能に関しては問題なし。

まとめ

とりあえずエリアトラウトでも普通に使える事がわかった。

17エクセラーや18レガリスと比較しても遜色ない使用感なので、恐らくバス釣りでも使えると思う。

というかATDの特性から考えると、フッキング時にパワーが欲しいバス釣りの方が向いてるようにも思う。

回転性能やトラブルレス性能については高いレベルで問題なし。

それでいて実売6000円台で買えるお手頃さ。

とりあえず今からバスやトラウトを始める人がいたら是非オススメしたいリールである。

18レガリスと20レブロスの違い

18レガリスのインプレ記事でも「初心者におススメするならコレ!」的な締め方をしたが、18レガリスとの違いを簡単にまとめると、大きいところでは下記の2つがある。

・18レガリスはタフデジギア、20レブロスはデジギアⅡ

・18レガリスのボディ材質はDS5(カーボン繊維練り込み樹脂)、20レブロスはDS4(グラス繊維練り込み樹脂)

これによって、レガリスの方が少し軽く、少しタフにできている、という特徴がある。

強度に関して言うと、個人的見解ではあるがバス釣り、トラウト釣りで使う2500番くらいまでのリールに関してはあまり影響がないと思う。(15レブロスはDS4&デジギアⅡだが4年ほどバス釣りに使ってて問題なし。)

なので、もし3000番以上のリールを選ぶならレガリス、2500番以下ならレブロス、というのも一つの選び方かな、と思う。

また、2500番に限って言えばレブロスはXHギアが無いので、手返しを重視するならレガリス、という選択肢もアリだろう。

あと細かい話になるが、レブロスはハンドルノブが取れない事がわかったので、将来的にベアリングを追加したりすることができないというデメリットがある。(といっても個人的に追加したことは無いけど・・・)

と、いう事でまとめると、少しこだわるならレガリス、本当に初めて買う人ならレブロス、でいいんじゃないかなと思う。

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