あのジョイクロに待望のマイクロサイズが登場!という事で、使ってみたいと思ってはいたもののなかなか売ってなく、たまに見かけたと思ったら定価より高く売られている・・・という事でしばらくスルーしていたのだが、遂に定価で売っている所に遭遇したので買ってみた。
定価と言っても2600円に消費税と送料で合計3060円。7cmクラスのルアーとしては決して安く無い買い物ではあるものの、やっぱりジョイクロだけに他のルアーに無い魅力を期待してしまうのよね。
価格分の働きを期待しつつ、まずは開封インプレを。
パッケージ
パッケージはこんな感じ。ブリスターパックに綺麗に収まっている。
裏面はこんな感じ。フローティングとシンキングの2モデルがあるが、パッケージは共通なのかな?
今回はシンキングタイプを購入。
パッケージ内面にはテールの交換方法と注意書きが。
メーカーによる説明
あらゆる傍観者をも狂わす小さな血脈
ジョインテッドクロー178の誕生以来、数多の魚を魅了し続けてきたS字系。そして今、幾多の時を経て極限のダウンサイジング化。更なる可能性を広げるJOINTED CLAW70。
JOINTED CLWA70にはフローティングタイプとシンキングタイプの2-Type。フローティングタイプはシャロ―レンジの攻略に適しており、横アイにすることで複雑な流れの中でも水流を捉え自然なS字を描きます。 ウェイトシールを貼ることによりサスペンドさせることで的確なレンジコントロールが可能。シンキングタイプはミドル・ディープレンジの攻略に適した仕様。縦アイにすることにより強い流れの中でも浮き上がりにくく また、深いレンジでもS字を描きます。リーリングスピードやカウントを取りながらレンジコントロールすることにより多種多様な魚を惹きつけます。
Type Length Weight Price Floating 70mm 4.1g ¥2,600(税抜) Sinking 70mm 4.6g ¥2,600(税抜) 標準フック フロント:#12 リア:#14
出典:ガンクラフト
フローティングとシンキングでアイの向き、位置を変えているあたりにこだわりを感じる。フローティングの方がウェイトを貼ったりして遊べるかな・・・と思ったりもするが、同じことを考える人は多いようで、フローティングの方が先に売り切れているケースを散見した。
長さは7cm、重量は4g台という事で、もはや完全にビッグベイトではなく、S字系ミノーといったカテゴリになるのかなと思う。
マッチザベイトの観点から、小鮎が遡上してくるシーズンやワカサギが接岸する時なんかにも使ってみたい感じである。
外観など
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
ジョイクロの特徴であるリアルな鮎の顔は健在。
最初からスナップがセットされているので、なるべく接続はフリーにしたほうがいいという事であろう。
ジョイント部は従来のジョイクロシリーズと同じく2点ジョイントになっており、可動範囲は狭め。
尻尾のマテリアルも従来のジョイクロと同じようなちょっと柔らかい素材。
重量
シンキングモデルはカタログ値で4.6g。
実測も4.6gぴったりだった。
サイズ感
サイズの近いルアーと比較してみた。
ジャッカルのスパイテールとの比較↓。重量はほぼ同じだが、スパイテールの方がちょっと細長い感じ。
続いてロンサムスイーパーとの比較↓。重量は全く同じだが、ロンサムスイーパーはフローティングなので、太さは同じくらいでロンサムスイーパーの方がちょっと長い。
続いてジョイントベイト72SFとの比較↓。長さは近いがボリュームはジョイントベイト72SFの方が大きい。重量も2gほどジョイントベイトが重い。
こうやって見てみると、やっぱりジョイクロのボディのシルエットやジョイント部の位置って独特だなぁと思う。
内部構造
透かして見るとこんな感じ↓
前ボディにウェイトが2個入っている。重心移動、ラトルは無し。
沈み方
沈めてみるとこんな感じになる↓
ボディ後方にウェイトが入っていないため、少し尻尾が浮く感じになる。ボトムを意識した小魚のようにも見える。
フォールする感じを少し動画で↓(動画:約7MB)
頭下がりで斜めにスーッと落ちていく感じ。見えバスの斜め後ろからスーッと落としてきてリアクションで食わせる、なんてシチュエーションで使うとよさげ。
アクション
ちょっと気になる動画があったのでご紹介↓
5:23~のジャーク時のアクションが秀逸。その後にチラッと高速リトリーブ時のアクションも映っているが、高速でも安定してS字アクションをする模様。
ちなみに普通にトラウトも釣れるようなので管理釣り場でも使ってみたい。
まとめ
かなり汎用性が高そうな仕上がり。スピニングタックルでもベイトフィネスタックルでも扱えるサイズ感に加え、ただ巻きでもアクションをつけてもいい動きをする事から、いろんなシチュエーションで活躍してくれそうである。
まずは川で使ってみようかな。