あんまり流行らないラトル入りワーム。
プラグの場合はラトルの有無、音質を気にする事が多いが、ワームの場合は、
よりナチュラルに誘いたい→ラトルは無い方がいい
という考えになりがちなので普及してないんだと思う。
しかし、バス目線で考えてみると、
音に気づいて見てみたらエサっぽい物がある→とりあえずバイト!
みたいなケースも多分あると思うので、ラトル入りワームが効くシチュエーションって結構あるんではなかろうか。
そんな時に使いたいのが今回紹介するダイワのラトリンチューブホグ。
チューブ状の本体に大きめのラトルが入っており、結構ちゃんと音がするのが特徴。
2020年の新製品となっているが、元になる同名のワームがあって、今回はそれをフルモデルチェンジしてリリース・・・という感じ。
幸運にも釣りフェスティバルでサンプルを頂いたので、とりあえずインプレしておこうと思う。
メーカーHP情報
音の鳴るワーム!? ラトルインサート型チューブワーム。
パッケージ段階でラトルが入っているハイアピールワーム。シェイクやズル引きでカラカラとサウンドを発生させ、通常のワームよりも高いアピール力を誇る。大きなハンマーハンドは倒れこむ時や中層シェイクで大きく水を動かし、バスにアピール。塩を多めに配合しているため、水中での存在感も強く、ラトルのアピールとも相まってパンチの効いたホグワームに仕上がっている。
硬質プラスチックラトルを採用することで、通常のプラよりもハイサウンドを実現。
ラトリンチューブホグ
サイズ
(inch)色数 入数
(本)メーカー希望
本体価格(円)3.1 8 6 880 3.8 8 5 880 JANコード
カラー/サイズ(inch) 3.1 3.8 グリーンパンプキン 019760 019852 グリパンオレンジ 019777 019869 サマークロー 019784 019876 SFリアクションパール 019791 019883 ジュンバグ 019807 019890 スカッパノンレッドフレーク 019814 019906 ウォーターメロンレッド 019821 019913 ダークシナモンブルーフレーク 019838 019920 出典:ダイワ
外観など
上から↓
上が3.8インチ、下が3.1インチ。
基本的な構造は3.1も3.8も同じ。
横から↓
ブリブリ動きそうな大きい爪が特徴的。
前から↓
チューブ構造なので、前から見るとボディ中央には穴が開いている。ここからラトルを挿入してあるものと思われる。
後ろから↓
旧スティーズホグはボディ部がストレートで、チューブワームに手足が付きました!というイメージだったが、20ラトリンチューブホグはボディ部に少しテーパーが付いており、よりホグ系ワーム寄りな形状になっている。
足の数も四本から10本に増えており、向きも4本が逆手、残り6本は前向き、というようになっている。
そして表面の凹凸加工。
表面がザラザラしており、ザリガニなんかの表面に近い感じになっている。表面がツルっとしてた前作と比較すると、より甲殻類らしさが加わっている印象。
重量
3.8インチは実測で12.7g。かなり重い。
3.1インチでも8.5gと結構なボリューム。
マテリアル
塩が多めという事で、結構ズッシリ来る。
大きめの爪と髭のようなスカートでしっかり水を撹拌してくれそう。
エビ系の匂いも強く、音と水押しに加えて更に匂いでもアピールできる仕様になっている。
ラトル音
振ってみるとこんな感じ↓
思ったよりしっかり音がする。
球が小さいのでラトル音は高めになって当たり前だが、硬質プラスチックを使用する事で更に高めの音を狙っている。
サイズ感
サイズの近いワームと比較するとこんな感じ。
3.8インチはボリュームで言うとゲーリーのフラッピンホッグが近い感じ。
3.1インチは長さで言うとエスケープリトルツインと同じくらい。
しかし、重量ベースだとだいぶ違う。結構高比重なんだと思う。
柔らかさ
爪の部分をブラブラさせてみるとこんな感じ↓
大きい爪がブルンブルン動く。テキサスやヘビーダウンショットで動かすといい動きをしてくれそうなイメージである。
まとめ
全体的にかなりアピール要素が強い仕上がりになっていると思う。
ラトルのみに目が行きがちだが、大きく動く爪、高比重マテリアルによる水押し、エビっぽい匂い、水噛みの良さそうな表面の処理など、釣れそうな要素を凝縮したようなワーム。
水が濁った時や、視界の悪そうな込み入ったカバー回りで活躍してくれそうである。