【インプレ】ダイワ 17エクセラー 2004H【メタルボディにマグシールドとATDを搭載】

スピニングリール
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管理人のバス釣りでのメインタックルの一つ。

2004Hを4lbのナイロンラインとULロッドとの組み合わせで主にワームを投げる時に使っている。

発売時点ではATDとマグシールドを搭載している機種の中では最安だったので、とりあえず使ってみたいと思って購入。

使ってみた結果・・・いい感じだったので主力タックルとなった。

最近ではLTコンセプトにマグシールドとATDを搭載した18フリームスや、マグシールドは無いもののLTコンセプトとATD搭載の18レガリス、20レブロスの登場で若干型落ち感は否めないものの、まだまだ使っていこうと思っている。

そんな17エクセラーをインプレ。

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メーカーHP情報

エクセラー


ソルト対応
ハンドルノブS交換可


4000


遂にこのクラスでマグシールドの耐久性能を味わえる


使い始めの滑らかな回転性能を長期間維持するダイワ独自の防水・耐久テクノロジー「マグシールド」を筆頭に、魚の引きに追従して滑らかに効き続ける新世代ドラグ「ATD(オートマチックドラグシステム)」、スムーズな回転と巻き感度、先進的な外観で好評の「エアローター」、軽やかな回転をもたらすピニオンギヤBB支持構造、高剛性の「スーパーメタルボディ」など、上位機種の優れた要素を惜しみなく搭載。価格は抑えつつ、トラブルレスで快適に使えるリールがほしいというアングラーの要望に応えるハイバリューモデル。淡水のバスやトラウト、海でのエサ釣りからオフショアのルアー、よりSWルアーを意識したダブルハンドルモデルなども加わった豊富なラインナップ。

DAIWA TECHNOLOGY


■マグシールド
ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで海水や埃などの侵入をシャットアウトするダイワ独自の防水構造。ボディとローターが無接点だから軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持する。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入。過って水に落としてしまうケース等を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下している。しかもこの比率は時間が経てば経つほどより大きな差としてデータに現れつつある。これは長く使用すればするほどその効果がより発揮されるということ。つまりマグシールドの防塵・防水能力が非常に高いレベルにあることの証である。

■エアローター
ローター革命とも言うべき構造を持つエアローター。特異な形状の最適リム構造により負荷を分散させることで、従来と同等の強度で大幅な軽量化を実現。ローターバランスも向上し、レスポンスの良い回転をもたらす。

■ATD
魚の引きに滑らかに追従しながら効き続ける新世代のドラグシステム。従来よりも滑り出しがスムーズなためラインブレイクしにくく、魚に違和感を与えにくいため無駄に暴れさせることが少ない。また作動感に独特の粘りがあって低いドラグ設定値でも一気に走られることが減り、ファイト中のドラグ再調整の頻度が減ってファイトに集中できる。

その他の機能・仕様


機能・仕様 特徴
スーパーメタルボディ スーパーメタル=特殊アルミニウム素材により、樹脂製ボディに比べて非常に高い剛性を有する。外側がしっかりしているため高い負荷がかかった際もボディがゆがまず、内部のギヤの噛み合わせが狂うことなくしっかりした巻上力と耐久性を生み出す。
DS4(ローター素材) ダイワ独自の技術で生み出されたリール専用ファイバー強化特殊プラスチック。
アルミスプール 軽量かつ剛性に優れた金属スプール。
折りたたみ式アルミマシンカットハンドル 安定した巻き上げ感覚をもたらす高剛性マシンカットハンドル。携帯性に優れる折りたたみ式。
デジギヤII ダイワ独自のデジタル設計技術「デジギヤ」がさらに進化。デジタル解析によって導き出された理想的な歯面を実現するために、超高精度マシンカット技術を採用し、鍛造ギヤーの数倍以上の歯面精度を実現。ドライブギヤーに特殊ラッピング加工を施し、ピニオンギヤーとドライブギヤーの最適バランスを取ることで耐久性が向上している。
ABS II ラインがトラブル無く放出されて、飛距離が伸びるスプール構造。大口径で巻き取り面を逆テーパーにすることで、スプール前方のラインが押し出されにくくなり、バックラッシュを始めとしたライントラブルが激減。大口径スプールは巻き取りスピードとドラグ性能の向上にも寄与。ABS IIはスプールリング形状を見直し、キャスト時の抵抗を軽減。より遠投性能が高まっている。
クロスラップ 巻き糸角度の大きい綾巻き方式を採用することで、スプール巻糸部へのラインの食い込みや糸のズレを防ぐためにクロスして巻き取る方式。特に細糸やPEラインを使用した場合にライントラブルの減少が顕著であり、同時に心地よい飛びを実現。
エアベール 糸をラインローラーまで流れるように送り出すことで糸絡みトラブルを激減させるベール形状。さらに中空構造にすることで、重量を変えずに大幅な強度アップを実現。
ツイストバスターII ラインローラーにテーパーをかけて糸を転がす事により、スピニングリールの宿命と言われたローラー回転で発生する糸ヨレを大幅に解消した構造。
ローターブレーキ ベールオープン時にローターの回転にブレーキをかけることにより、キャスト時のショックでハンドルが動くことによる不意のベール返りを防止する機構。
リアルインフィニットストッパー ボディ内部の特殊ワンウェイクラッチによりローター・ハンドルの逆転ガタを解消し、タイトで高精度な巻き上げを可能にする機構。
シャワー洗浄可 流水による水洗いが可能。(洗浄後は取扱説明書に沿ったメンテナンスが必要です)
ピニオンギヤBB支持 ピニオンギヤをボールベアリングでしっかりと保持する構造。

エクセラー

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギヤー比 自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量 ベアリング
(ボール/ローラー)
ハンドル
長さ
(mm)
メーカー
希望本体
価格(円)
JAN
コード
ナイロン
(lb-m)
PE
(号-m)
2004 64 4.8 250 2 3-140
4-100
0.6-100 4/1 50 13,000 088114
2004H 75 5.6 250 2 3-140
4-100
0.6-100 4/1 50 13,000 088121
2500 72 4.8 265 7 8-200
12-150
1.5-200 4/1 55 13,400 088138
2506H 84 5.6 270 3 4-170
6-100
1-100 4/1 55 13,400 088145
2508RH 84 5.6 285 7 8-150
12-100
1-200 4/1 60 14,400 088152
2506H-DH 84 5.6 285 3 4-170
6-100
1-100 4/1 90 14,700 088169
3000 79 4.7 305 7 12-200
16-150
1.5-300
2-250
4/1 60 14,400 088176
3012H 95 5.6 315 7 8-200
12-150
1.5-200 4/1 60 14,400 088183
3500H 97 5.7 400 8 12-270
16-200
2-300
2.5-250
4/1 65 15,700 088190
4000 87 4.9 405 8 16-250
20-200
3-250
4-180
4/1 65 15,700 088206
4000H 101 5.7 405 8 16-250
20-200
3-250
4-180
4/1 65 15,700 104203

※巻き取り長さはハンドル1回転あたりの長さです。
※巻糸量のlb-m表示はTDライン(ナイロンライン)、PE号-m表示はエギセンサー/タナセンサーブライトを使用。

付属品

  • 調整ワッシャー
  • RCSスプール対応用ワッシャー

出典:ダイワ

外観など

横から↓

前から↓

後ろから↓

下から↓

上から↓

ガンメタリックの本体に黒のローター、オレンジを基調としたデザイン。なかなかカッコいいと思うのだが、1点だけ、ハンドルの根本の黒い樹脂パーツがチープなのが気になるかな。

生産国は中国。15レブロスと18レガリスはベトナムだったが、金属ボディの加工は中国の方がいいのかな?

ドラグノブは最近の機種と比較すると小さめ。とはいえ操作に不便を感じたことはない。逆に大きいノブに慣れてからだと気になるのかもしれないけどね。

重量

カタログスペックでは250g。実測は245.3gとやや軽い。

とはいえ昨今のLTコンセプト機の2000番だと200gを切っていたりするので、それらと比較するとちょっと重い。

しかし、メタルボディなので剛性という点ではエクセラーの方が高いと思われるので、まあ一長一短かな、と。

スプールサイズ

直径は約36mm。

高さは約14mm。

ちなみに細かいところだが、糸の結び目を収める溝が掘ってあるのがいい感じ。

糸巻量について

4lbナイロンを100m巻くとこんな感じ↓

スプールエッジに線が入っており、恐らこの辺まで巻いたらちょうどいい、という事だと思う。

マグシールドについて

2年半ほど使用しているが、今のところ回転はスムーズなので効果あるのかな?

淡水でしか使用していない&週末しか釣りに行かないので非マグシールド機との差がわからないが、きっと効果があるものと信じたい。

ATDについて

文字通りオートマチックで殆ど調整しなくてもいいのが凄い所。

レブロスのトーナメントドラグだと勢い良く糸が出始めたらどんどん出ていってしまうので途中で少し締めたり、といった作業が必要だが、ATDの場合は負荷が変化しても常にドラグ力は一定のイメージ。

なので適切に調整しておけばグイグイ魚を寄せて来れる。

但し、エクセラー2004Hのドラグ力は2kgとやや弱めの設定になってるので、PEとかを使うなら少し注意が必要かも。個人的にはナイロン4lbしか巻いてないから問題ないんだけどね。

ハンドルと巻き心地について

ハンドルは供回り式。

だからといってそんなにガタがあるわけではなく、巻き心地はスムーズ。

エアローターのお陰もあって、ハイギアモデルにしては軽く回す事ができる。

飛距離について

細い糸を巻いてるだけあって軽い物でも良く飛ぶ。

ツイストバスターやABSの効果もあって、ライントラブルなんかも少なく、ストレス無く使う事ができる。

釣果

やっぱりATDのお陰か、魚を寄せるのは早くなった気がする。

まとめ

価格に対する機能という面で考えると、結構コスパの良いリールだと思う。メタルボディとマグシールドの効果で長く使えそうだし。

安くて金属リールならではの剛性感を求める人には持ってこいのリールだと思う。

管理人のは2004Hと小さめなので剛性の恩恵を感じにくいが、3000番とか4000番の大きいサイズの物を鯉釣りとかに使うのもいいかな・・・

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