秋は巻き物、という事で今回はデプスのイヴォーク1.2についてインプレ。
ハイピッチかつワイドなウォブリングアクションと高いカバー回避性能でカバークランキングが捗る仕上がりになっている。
では早速行ってみよう。
基本スペック
長さ:55mm
リップを含まないボディ長さで丁度55mm。
重さ:11g
実測でも11.0gピッタリ。
発売日:2013年3月
重心移動:固定重心
フックサイズ:前#6 後#4
潜行深度:1.0m~1.2m
外観など
横から↓
クランクらしいシルエットが良い感じ。
エラ周りの造形も魚っぽくて良い。
上から↓
上から見ると前後均等な楕円形。
下から↓
お腹は少しフラットな形状になっている。
これによって横から見た時にお尻が細目になってるので、ハイピッチな動きに繋がっていると想像している。
ちなみにフロントフックの幅より少しボディが広い設定なので、根掛かりしにくくなっている。
前から↓
スクエアリップは先端がボディ幅とほぼ同じくらいの幅。
後ろから↓
リアフックは大きめ。キャスト時に少しでも後方に重心が寄る事でキャストが安定する。
サイズ感
サイズの近いルアーと比較するとこんな感じ↓
上から順に、KVD1.5、イヴォーク1.2、マクベス50、ワイルドハンチ
サイズ感として最も近いのがKVD1.5。
浮き姿勢
浮かべてみるとこんな感じ。ほぼ水平浮きである。
固定重心なので泳ぎ出しは抜群。
スイム動画(約2.1MB)
泳がせてみるとこんな感じ。
幅が大きい&ハイピッチなウォブリングアクションなので、水を撹拌する力は大きいと思われる。
KVDみたいに勝手に千鳥るような動きはせず、キッチリウォブリングを続けてくれるようなイメージ。
障害物にコンタクトしても跳ねすぎず、タイトに障害物の際を通過する、しかし根掛かりはしにくい、といった感じになっている。
潜行深度は1mくらいかな。あまり急潜行するタイプではない。
適度に浮力があって、止めると少し後ろに下がりながら浮いて来るので、障害物に当たっても止めれば回避できると思う。
まとめ
泳ぎが安定していて、スナッグレス性能も高いのでおかっぱりで使いやすいクランクベイトだと思う。
個人的に1mレンジのカバークランキングにはKVD1.5がメインだが、ちょっと動きの質を変えたい時に重宝するルアーである。