【インプレ】ティムコ パニックシケイダー【柔らかさがヤバい】

虫系
この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

8月に入りいよいよ夏も本番!今年は梅雨明けが遅かったのであまり蝉の声を聞くことがなかったが、ここ数日は朝から蝉の声が聞こえるようになった。

という事で、新たに蝉型ルアーを買ってみたのでご紹介。

水面でパニックになってもがく虫をイメージしたルアー、それがティムコのパニックシケイダーである。

エラストマー製の虫系ルアーとして大人気の野良ネズミやキッケルキッカーなどと同じくエラストマーで出来ていて、そのマテリアルの柔らかさから艶かしい動きが期待できる。

6枚の羽根が僅かな水流でも動く事でしっかりバスにアピールしてくれそうである。

一方でオフセットフックとの組み合わせで抜群のスナッグレス性能を誇り、ヒシモなどのカバー周りや、チョウチン釣りでも使いやすくなっている。

そんなパニックシケイダーをインプレ。

スポンサーリンク

パッケージ

パッケージはこんな感じ↓

ブリスターパックで3個入り。1個ずつ四角く区切られており、点線から切り離す事で小分けにして持っていく事が可能。

エラストマー素材は普通のワームと接触すると溶けてしまうので、多少嵩張るがブリスターパックのままバッグのポケット等に入れて行くのがいいと思う。

裏面はこんな感じ↓

PANIC CICADA
パニックシケイダー 4cm・4g

パニックシケイダーは水面に落ちた虫達がもがき、暴れる姿を再現した蝉型ルアーです。

複雑な波紋を作る6枚羽

やや前方に取り付けられた6枚の羽はシェイクやさざ波で、それぞれが異なった動きをしバスを誘います。

チューニングで更なる効果

羽のスリットをカットする事により、異なる波紋を作り出します。またソフトなボディはラバーチューニングも思いのままです。

フックセッティング

マス針チョン掛けが基本ですが、ボディ上下にあるスリットにより、オフセットフックの使用も可能。カバーも攻略できます。

推奨タックル

オープンエリア
ロッド:ライトアクション スピニング
ライン:4~6lb.
フック:マスバリ

カバー用
ロッド:ミディアムライトアクション スピニング
ライン;PE0.8号
フック:オフセット#1前後

蝉型ルアーは何種類か持っているが、やはりこのルアーに期待したいのはエラストマー素材による柔らかい動きとスナッグレス性能。

キッケルキッカーのようにガード付きマス針と組み合わせてもいいのだが、やはりオフセットフックの方がすり抜けが良く、カバーに対しては安心感があるので、基本的にはオフセットフックと合わせて使いたい。

基本スペック

長さ:40mm

触覚とお尻の突起を除いて大体40mm。

重さ:4g

実測は3.9g。大体カタログスペック通りである。

定価:890円(税抜き)

入数:3個入り

外観など

上から↓

蝉らしい造形と背中に入ったスリットが特徴。
スリットが蝉の脱け殻のようにも見える。

下から↓

カラーが白なので少し見にくいが、お腹側も蝉らしく複雑な凹凸が形成されている。

こっちにもスリットがあり、中心が分かりやすくなっている。

前から↓

羽根には上下を分けるように浅いスリットが入っている。コレをハサミで切ると6枚羽が12枚羽になり、より複雑な水流を発生させる事ができる。

ただ、羽根が多い方が必ずしも良いとは限らないので、この辺は試してみるしかないかと。


断面形状はこんな感じ。
やや平たいボディになっている。

後ろから↓

お腹のリブが虫っぽくて良い。


尚、エラストマー素材はかなり伸縮性があるので、羽根をこれだけ引っ張っても切れずに伸びる。

素材の柔らかさ加減はこんな感じ↓(動画:約1.5MB)

サイズ感

サイズの近いルアーと並べてみるとこんな感じ↓


上から順に、キッケルキッカー、パニックシケイダー、野良ネズミ。

重量はキッケルキッカーが約3.1g、野良ネズミが約4gなので野良ネズミとほぼ同じ。ボディのサイズ感も大体同じなので、羽根の空気抵抗はあるものの大体野良ネズミと同じ感じで扱えると予想。

フックサイズ

適用フックサイズは#1前後、との事だったので、今回はダイワのバザーズワームフックSSのエクストラワイドオフセットの#1と合わせてみた。


刺してみるとこんな感じ。サイズはピッタリだと思う。

ワイドゲイブのお陰でフックとお腹の隙間もしっかりあるので、フッキングは問題なさそう。

一方で普段はきっちりスリットの中にフックポイントが隠れるので、かなりスナッグレス性能は高いと思われる。

ちなみにスリットのお陰で中央は分かりやすいものの、ムニュムニュするので意外と貫通させてみたら位置がズレてたりする。

まあ素材が丈夫なので落ち着いて何回か刺し直してやればいいんだけどね。

浮き姿勢

上から見るとこんな感じ↓


横から見るとこんな感じ↓


浮き姿勢は水平浮き。

浮力は結構あり、フック付きで沈めても↓のように浮いて来る。(動画:約2.5MB)

少し動かしてみた感じでは、やはり羽根は柔らかくちょっとした水流に反応して動いてくれそうな感じ。

まとめ

野良ネズミ、キッケルキッカーとはまた違った魅力のあるエラストマー製虫ルアー、という印象を受けた。

カエルやバッタなどをイメージして使う場合はキッケルキッカー、蝉や羽虫をイメージして使う場合はパニックシケイダー、よりカバーの奥を探りたい時は野良ネズミ、的な使い分けがいいのかな。

更にコレと合わせてシグレや生蝉等のハードルアー版蝉ルアーを組み合わせれば蝉パターンに死角無し、という所かと。

ってまあそもそも蝉を食べてるバスがいないとダメなんだろうけどね・・・

2019/08/05追記

アルファスCT SVなら普通に投げられる。

スピニング×4lbナイロンなら更に良く飛び、30mくらい飛ぶ。意外と良く飛ぶ部類に入ると思う。

なので、カバーが多い所ではベイトタックルで、オープンエリアはスピニングで使用するといい。

タイトルとURLをコピーしました