これもとりあえずフィッシングショーで触ってきたのだが、定価20,000円前後、実売15,000円クラスのリールとしては最強クラスのスペックだったので軽く衝撃を受けた。
出典:シマノHP
スペックは↓の感じ。
■定価21,000円
■ハガネボディ
■Φ32mmMGLスプール
■S3D
■SVSインフィニティ
■スーパーフリースプール
■糸巻き量(lb-m)12-100、14-90、16-80
■ベアリング 4/1
■自重 190g(70RIGHT)/195g(70HG RIGHT 、70XG RIGHT)
カタログはこちら
「バス釣りが楽しくて仕方ないヤングアングラーに・・・」って表現が個人的にツボ。おじさんも使っていいでしょうか?
元々あるリールと比較するなら、カシータスMGLが近いだろうか。ちょっと比べてみようと思う。
出典:シマノHP
■定価21,000円
■Φ34mm MGLスプール
■S3D
■SVSインフィニティ
■スーパーフリースプール
■S A-RB
■糸巻き量(lb-m)12-120, 14-100, 16-85
■ベアリング 4/1
■自重 190g
大きな違いとしては、
①ハガネボディになった事
②スプール径がΦ32mm
③左ハンドルが無い
だろう。
①については、元々コスパがいい事で定評のあったカシータスMGLの唯一の泣き所とも言える樹脂製ボディがハガネボディに。剛性がアップして重量はほぼ一緒なのだから完全に良くなった部分と言っていいだろう。
続いて②のスプール径。Φ32mmと少し小さくなり、ラインキャパが12lb100mに。
軽量ルアーがより扱い易くなっていると思われる。
かといって16lbが80m巻ければ多少のカバー撃ちにも十分かと思われるので、より汎用性が上がったと言えよう。むしろ太糸を使うならハガネボディの方が安心感があるしね。
一方、最早無理やり欠点を作ったんではないかと思われるのが③の左ハンドルが無いことと、S A-RBが入って無いこと。これが無かったらラインキャパ以外全てSLXの方が上という事になってしまう。
尚、見た目はマットブラックに青をアクセントにしたデザインで一目でSLXとわかるデザイン。なかなかカッコいい。
実売価格は予約販売で15,876円(2019/1/28現在)
何でも一台で賄いたい、それもお手頃価格で・・・となると恐らく最適な一台だと思う。ダイワでいうところのタトゥーラSVに近い価値はあるのではなかろうか。
一方、同じ価格帯でもう少し太糸を、という場合には個人的にはダイワのタトゥーラ TWがオススメ。
タトゥーラの記事はコチラ↓
しかし、15,000円でちょっと前のハイエンド機に近いスペックが体感できるとはいい時代になったものである。
ちなみに、こんな新製品が出てくると旧製品の立場が無くなるので、自然と旧モデルが安くなったりする。
↓たまたま見つけたのだがダイワのSS SV が16,800円だったり
近所の釣具店ではアルファスSVが15,000円だったり。
敢えて旧モデルの上位モデルを狙うというのもアリだよなぁ。