ラパラのカウントダウンエリートと言えばCDE75、CDE55がラインナップされており、エリートの名に相応しい秀逸なアクションが魅力的なルアー。
しかしCDE55でも小渓流で使うには少し大きく、「もう少し小さいのがあったらいいな・・・」と思っていた。
そこで今回紹介したいのが2022年に新たに追加となったCDE35。
35mm/4gといった小渓流にピッタリなサイズでのリリースとなった。
早速買って使ってみたので、使ってみた感じなんかを含めてインプレしてみようと思う。
基本スペック
基本スペックはこんな感じ↓
カウント ダウンエリート
CDE
ミノーイングに革命をおこす
新たなるカウントダウンが登場!長年の経験と最新技術を結集した
Rapalaの最高傑作2022年春
待望の3.5cm新登場!・飛距離約20%up(対CD比較)
・水平フォール姿勢でドリフトに対応
・タングステンコアウエイト採用貫通ワイヤーシステムを更なる次元へ
スタンピングステンレスプレート搭載で強度UPと低重心化に成功
Model Running Depth Body Length Weight Treble Hooks CDE35 0.9m 3.5cm 4g TwoVMC 7554#12 CDE55 0.9m 5.5cm 5g TwoVMC 7554#12 CDE75 1.2m 7.5cm 10g Two VMC 7554#10 CDE95 1.2m 9.5cm 14g Two VMC 7554#6
CDE35は3.5cm、4gの設定。どのくらいのボリューム感なのかが気になるところである。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
これはCDE55,75と大差なし。
外観など
横から見るとこんな感じ↓
基本的な形状は踏襲しているっぽいが、少し長さに対して体高が高い感じ。
ボディはフラットだが結構幅がある。
リップはカウントダウンらしく丸く凹んだタイプのものが使用されているので、水を良く掴んでくれそうな雰囲気。
後ろから見るとこんな感じ↓
サイズ感
CDE55と並べてみるとこんな感じ↓
比べると結構小さくなっていると思う。
エデンの45Sと並べてみるとこんな感じ↓
ダイワのシルバークリークミノースローフォールカスタムが長さ、幅的に近い感じかも。
重量について
カタログ上は4gという事になっているが、実測だと3.3g~3.4gとやや軽めだった。
でっかいスプリットリングを小さいのに替えて、シングルフックに替えたりすると更に軽くなりそう。
使ってみた感じ
とりあえず渓流で使ってみた。
まず使ってみて良いなと思ったのがただ巻きでの泳ぎ出しの良さと泳ぎの安定性の良さ。
弱い水流でもブルブル動いてくれるので、中華アンバサダーのような巻き取りが遅いリール×アップでのリトリーブでもちゃんと泳いでくれる。
一方でダウンで泳がせても傾いたり飛び出したりすることなく泳いでくれるので、アップでもダウンでも、早巻きでもゆっくり巻きでも使える、といった印象。
更にトゥイッチで使うと短い移動距離でのヒラ打ちでアピールする事が可能。
左右に大きくダートする系のルアーと使い分ける事でより様々なシチュエーションでの活躍が期待できる。
思ったより自重が軽く、それでいてしっかりシミーフォールするのでフォールは遅め。浅い所での使い心地が良い反面、深場をスピーディに探る、といった状況には向いてないように思う。
飛距離については3gそこそこでセンター重心の割にはよく飛ぶ印象。飛行姿勢も安定しているので、狙った所にしっかりと飛んでいく。
初釣行では小ヤマメ1匹+1バラシだけだったが、確実に釣れるポテンシャルを秘めたルアーだと思う。
実釣動画
初釣行の様子はこんな感じ↓
まとめ
結論としてはかなり使いやすいルアーであることがわかった。
サイズ感的に自分が良く行く小渓流にピッタリで、色んな状況で使えるルアーだと思う。
今シーズンのメインルアーの一つとしてローテーション入り決定である。