今日3月1日は中津川が解禁日だったので有給休暇を貰って朝から出撃してみた。どんな1日だったかレポートしてみる。
小雨の降る中コンビニで日釣券1500円を購入し、先ずは愛川橋の下のポイントへ。ここは流れが緩やかなプールになっており、放流直後の魚が溜まっていると思われるからである。
6:30に駐車場に入ると既に5台ほどの車が。さすが解禁日である。
川原にも4、5人の人が。とはいえ流れの緩いエリアの一番上流が空いてたのでそこで始めてみる。
ほどなくして、漁協のおじさんが遊漁券のチェックに。日券を見せると、「ここは絶対釣れないからもっと下流の方がいいよ」と言い出した。
曰く、プールの中でも下流寄りに放流したので、プールの上流側には魚はいない、との事。
しかし既にプールの下流側は人がいるので、更に下流の瀬の中で流れの緩い所が狙い目、だそうだ。
尚、放流したのはそのおじさん本人だそうで。
うーん、放流した魚が上流に行くこともあると思うので今いる位置は悪くないと思うのだが・・・
とはいえ魚に詳しいであろう漁協の人が言うならそうなのかもしれぬ。折角アドバイス頂いたからやってみようじゃないか。
という事で下流へ。結構な激流の中の、岩の影の流れの緩い所を指して「あそこに絶対いるぞ」とかいうおじさん。
↑真ん中辺の岩の事ね。
確かに過去に同じ場所で釣れた事はあるのだが、いざやってみると、放流直後の魚はこんな所にはいないであろう流れの早さ。岩の影に何投かルアーを通すも案の定反応無し。
ふと上流に目をやるとプールの釣り人は釣れてるっぽいので、元の場所に戻る事にした。
そしてプールの上流側に戻って一投目。AR-S 2.1gにヒット!
やっぱりこっちがアタリだったようで。
まあおじさんも良かれと思って奨めてくれた訳で、そっちがアタリのケースもあるだろう。
AR-Sで1匹目をゲットしたが、次が続かなかったのでスプーンにチェンジ。コンデックス3gのピンク/金では反応無しだったが、岩魚スプーンの金に変えたらバイトの嵐。
ほぼ毎回バイトがあるものの、なかなか乗らないor乗ってもバレる、といった有り様で、なんとビックリ7回連続でバラすという事態に。
原因は多分フックが太い&バーブレスでない事。
エリアトラウト用にドラグゆるゆるにしてる事もあってちゃんと刺さってなかったようだ。
ドラグを締め、キッチリ合わせるように心がけると、ようやくヒット!
そこから立て続けに4本ゲット。合間にバラシも何回かあったので気分的には入れ食いである。
これが解禁日というものか。
しかし約一時間でそんな状況も終わり、俺も周囲も釣れなくなってきた。だんだんスレて来たのだろう。
しばらく粘ってみて、他の場所の様子を見に行く事にした。
漁協のおじさんが、「馬渡橋と田代運動公園の間くらいの釣り人専用駐車場前にも放流した。」と言ってたので行ってみた。
緩やかな流れの続く渓流っぽくないエリアである。
さっきの人とは違う漁協の人が駐車場にいた。
「魚影は上流の方が濃くて、ここは2、3匹釣れたらいい方だよ」との事。
先行者も一人しかいないのであまり魚はいないのだろうか。
とりあえず探る意味でTDミノーをトゥイッチしてみると、一投目からチェイスが。意外と魚いるのか?と思ったがたまたま近くにいただけだった。
ミノーでは追っては来るものの食わなかったのでスプーン、スピナーをローテーションしながら上流へ。
なんとかAR-Sで1匹追加。
ニジマスとヤマメの交雑種みたいなのが釣れた。
一通り上から下まで歩いたので、また移動してみる事に。放流量が多そうな上流エリアへ。
駐車場へ行ってみるとほぼ満車。15台くらいいただろうか。
時刻は9:45頃だったので、既に一通り釣れる魚は釣られてる、といった感じ。車の台数の割には竿を出してる人は少なく、魚を捌いてる人なんかもいた。
(ちなみに捌いてる人は2人で40匹くらい釣れていた模様。)
一応ちょっとだけ投げてみたが、特に何も無かったので移動する事にした。
下流へ移動する途中で寄ってみた。
またプールの真ん中でポツポツ釣れてそうだったので、少し下流でやってみる事に。
ボトムノックスイマーにチェイスがあったので、しつこく何度も流してなんとかヒット。
ダートマジックにもチェイスがあったがこっちは掛けられず。
個人的にヤマメを釣った事のある最下流エリアとなるのがここ。
流れ込みからのプール状のエリアで、放流直後の魚が好みそうなエリアなのだが、全く魚は見えなかった。多分放流場所から遠いのが原因だろう。
軽くコンビニでご飯を食べて、その後様子を見に来てみた。ここはいつも人が多いのであまり期待してなかったのだが、案の定数人の先行者がいた。
ここも既に釣れる魚は釣られてしまったのか何も無く、周囲も釣れてる様子は無かった。
見た目の雰囲気は釣れそうなんだけどね。
お昼過ぎになって暖かくなってきた。
そのせいか、結構ライズが見られたのでエリア用の0.9gのスプーンで表層を狙ってみたらバイトが。
ちょっとドラグを締めすぎてたせいもあってバレてしまったが、表層狙いは効きそうな雰囲気。
何個かローテーションしたところ白っぽいのに好反応だったので、マーシャルの1.2g 薄水色に変えて見たところヒット!
のっぺりした流れではあるが、岩が沈んでて流れの変化のあるところが反応が多かった。セオリー通りである。
その後ライズは増えるものの、マイクロスプーンでは時々くわえそうで掛からない、といったような状況だったので、スピナーに戻して良さげな所を撃っていく。
岩の横を通した所でヒット!
この辺で夕飯のおかずには足りるくらいになったので、また違う場所の様子を見に行く事にした。
ライズは続いてたのでフライだったらまだ釣れそうな雰囲気だったけどね。
何て事ない瀬が続くエリアだが、所々顔を出してる岩のすぐ下のポケットに魚がいないかチェックしてみたが不発。
放流じゃなくて年を跨いだ奴とかいないのかね~。
最後の望みをかけて、愛川橋から少し下った所を覗いてみた。
白泡が立ってて流れが強く水深もあるポイント。
もしここで釣れたらデカそう、と思ってミノー、シャッドで探ってみるが残念ながらノーチェイス&ノーバイト。
ここで時刻は3時半くらいになった。
帰って片付けて魚を捌いたりする時間を考慮し、納竿とした。
塩焼きで美味しく頂きました。
なんだかんだで楽しい1日であった。
数を釣るならほぼ朝イチが勝負かな。
もうしばらくして、放流の生き残りが野生化した頃にまた来たいと思う。