最近のダイワのSV機は本当に使いやすく、SV=ストレスフリーバーサタイルの名の通り軽いルアーから重いルアーまでトラブルレスで使用する事ができる。
個人的には17タトゥーラSVTW、19アルファスCTSVを愛用しているのだが、これらを使う場合にやや少なめにラインを巻いてたりするので、もう少し浅溝のスプールがあってもいいかもな・・・と思っていた。
そこへ来てシャロースプールを標準装備したアルファスSV TW 800Sが登場したので買ってみることに。
そんなわけで、今回はアルファスSVTW 800Sについてインプレしてみたいと思う。
パッケージ
パッケージはこの通り。「SHALLOW SPOOL MODEL」の記載がある。
中身は本体と取説。
外観など
見た目はシルバーと黒の2色で落ち着いた印象。
左から↓
左斜め前から↓
前から↓
右斜め前から↓
右から↓
右斜め後ろから↓
後ろから↓
左斜め後ろから↓
上から↓
下から↓
シャロースプールではあるが、AIR系スプール程浅くなく、適度なラインキャパシティを確保している、といった印象。
参考までにアルファスAIR TWと並べてみるとこんな感じ↓
スプールについて
気になるスプールはこんな感じ↓
真ん中の壁の肉抜きもそこそこに抑えられていて強度も確保されている印象。
スプール重量は12.7g。AIR系スプールと比較するとやや重い。
10lb. 30-65m / 12lb. 25-55mとの記載がある。
ラインを巻いてみた
CN50の3号を55m巻いてみた。
スプールの記載通り、55mでピッタリいっぱいになった。
使ってみた感じ
とりあえず津久井湖で使ってみた。ラインはCN50の3号を55mフルに巻いた状態で使用。
まずは4gのタイニーピーナッツSRから投げてみたが、全く出遅れる事無くキャストする事ができた。
スプール重量自体は17タトゥーラSVTW(13.7g)と比較しても1gしか変わっていないが、ラインの量が少な目になった事でよりレスポンスが良くなったのを実感できる結果となった。
DOG-Xコアユなんかも良い感じにキャストできる。
逆に大き目のルアーをキャストしてもメタルフレームで剛性感があるので安心して投げられる。
ハイパードライブのおかげで巻き取りが滑らかなのも良い。
まとめ
あまりに快適すぎて逆に印象に残らない結果となったが、特に遠投する必要の無いシチュエーションで使うならベストなセッティングができるリールと言えそう。
正直バイブレーションとかを使わないなら55mを超える事もほぼ無いので、スプールのレスポンスが良くなる事による恩恵の方が大きいように思う。
普段から少な目にラインを巻いている人には是非おススメしたいリールである。
(下の方の糸が無駄にならないのでごくごく僅かだけどSDGsに貢献できる・・・かも?)