現行の丸形ベイトリールで渓流ベイトフィネスに使えるモデルと言えばやはりシマノの17カルカッタコンクエストBFSかダイワのミリオネアCTSVのどっちかだろうと思う。
個人的にはミリオネアの左右対称なボディデザインが好きだったりするのだが、一つ残念なのがドラグクリッカーが付いてない事。
細いラインを使用する時はどの程度ドラグが出ているか分かった方が魚とのやり取りがしやすいし、何より糸が出てる実感があると楽しい。
以前アルファスAIR TWにドラグクリッカーを追加したのだが、他社品でピッタリ合うのを探すのもなかなか面倒だし、場合によっては瞬間接着剤で部品を固定してしまうので2度と戻せなくなったり、といった懸念もある。
しかし、そんな心配を帳消しにしてくれるアイテムをアリエクで発見した。
それがコチラ↓
モデル毎に部品が用意されているので、どれが合うか・・・といった事で悩まなくて済むのが良い。
で、早速購入してみた。
プラスチックのケースに必要な部品が入っている。
中身はこんな感じ↓
カーボンクロスワッシャーが3枚と、ギザギザのワッシャーが1枚、音出しの爪が付いたワッシャーが1枚、分厚めのワッシャーが1枚の計6枚。
これを既存のワッシャーと入れ替えて行く。
とりあえずバラして行くとこんな感じ↓
ここに至るまでに外した既存のワッシャー類が↓の写真の上段の6個。これらの代わりにアリエクで買った6枚の部品を写真の順にセットしていく。
写真で表面になってる面を向かって左側にして組み上げて行くと・・・
何の苦も無く交換できた。元々ドライブギアに回り止めの溝があるので、アルファスエアTWの時のように接着剤で止める必要も無し。
音を出してみるとこんな感じ↓(動画:約10MB)
ラインを引き出してみるとこんな感じ↓(動画:約12MB)
金属同士が擦れて音が出るタイプなので、音の質もなかなか良い感じ。
ちなみにカルカッタコンクエストBFSはこんな感じ↓
カルコンの方がしっとりしている感じもあるが、まあこの辺は個性という事で。
交換するだけでOKだし、気に入らなければ戻すだけなので、ミリオネアCTSVにドラグクリッカーを追加したい人には是非おススメしたいアイテムである。