今年の春にデビューしたアブのオシャレなパックロッド、ズームサファリ。
個人的には先に605Lを購入したのだが、今シーズンは渓流へ行く機会が多かったこともあって、もう少し短いモデルが欲しいと思っていた。
追加で505Lを買おうかな・・・と思ったのだが、見た目と実用性を兼ね備えている上にお手頃な価格設定という事もあって品薄でなかなか買えず、半年ほど経ってしまった。
半ば諦めかけていた所、たまたま近所の釣具店に1個だけ残っているのを発見したので買ってみた。
という事で、今回はズームサファリの505Lをインプレ。
メーカーHP情報
ZoomSafari (ズームサファリ)
2020年5月中旬発売予定
近くの海釣り公園、管理釣り場、池や川、キャンプに持って釣りしよう！
どんなフィールド（海、川、池、湖）でも、
色んな釣り方（エサ釣り、ルアー釣り、投げ釣り、ウキ釣り）で、
様ざまな魚や生き物が釣れる。
子供も大人も楽しめる「カッコよくて、カワイイ」なんでもできる マルチピースロッド。
釣りが楽しくなるロッド ZoomSafari！！
近くの海釣り公園、管理釣り場、池や川、キャンプに持って釣りしよう！
どんなフィールド（海、川、池、湖）でも、 色んな釣り方（エサ釣り、ルアー釣り、投げ釣り、ウキ釣り）で、
様ざまな魚や生き物が釣れる。 子供も大人も楽しめる「カッコよくて、カワイイ」なんでもできる マルチピースロッド。
釣りが楽しくなるロッド ZoomSafari！！
ZoomSafari ZMSS-505L
ハゼ、アジ、メバル、トラウト、バス、メッキ、根魚などの釣りが得意なロッド
製品特徴
・コンパクトなマルチピース設計
ZMSS-404ULは 4本継
ZMSS-505L/605L/705ML/805Mは5本継
・ジョイント部のブランクスの曲がりがよりスムースとなる、スピゴットジョイント（印籠継）採用
・ＦｕｊｉＩガイド（Ｏリング）採用
・スウェーデン王室の紋章であるクレストマークをバットエンドにあしらいました。
・専用設計のキャンバス生地 竿袋
・竿の長さで、異なるアースカラーデザインを採用
スペック表
製品ID JAN/UPC 製品名 タイプ 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) ルアー(g) ライン（lb) 使用材料 パワー テーパー/アクション 製法 メーカー希望本体価格（税抜） 1527590 036282991705 ZoomSafari ZMSS-404UL SP 4 4’0″ / 122 37.3 76 2～6 3～6 ｶｰﾎﾞﾝ95%,ｸﾞﾗｽ5% UL/ｳﾙﾄﾗﾗｲﾄ FR/ﾚｷﾞｭﾗｰファースト チューブラー ¥9,500 1526879 036282991422 ZoomSafari ZMSS-505L SP 5 5’0″ / 152 35.6 88 2～8 3～6 ｶｰﾎﾞﾝ95%,ｸﾞﾗｽ5% L/ﾗｲﾄ FR/ﾚｷﾞｭﾗｰファースト チューブラー ¥10,500 1526880 036282991439 ZoomSafari ZMSS-605L SP 5 6’0″ / 183 42.0 113 2～10 4～8 ｶｰﾎﾞﾝ95%,ｸﾞﾗｽ5% L/ﾗｲﾄ F/ﾌｧｰｽﾄ チューブラー ¥11,500 1526881 036282991446 ZoomSafari ZMSS-705ML SP 5 7’0″ / 213 49.4 144 3～20 4～10 ｶｰﾎﾞﾝ95%,ｸﾞﾗｽ5% ML/ﾐﾃﾞｨｱﾑﾗｲﾄ F/ﾌｧｰｽﾄ チューブラー ¥12,500 1526882 036282991453 ZoomSafari ZMSS-805M SP 5 8’0″ / 244 56.5 147 5～25 8～12 ｶｰﾎﾞﾝ95%,ｸﾞﾗｽ5% M/ﾐﾃﾞｨｱﾑ FR/ﾚｷﾞｭﾗｰファースト チューブラー ¥13,500
長さ違いで計5種類がラインアップされている。長さが伸びるとそれに合わせて適合ルアーウェイトが重く、適合ラインが太くなり、より大きな対象魚を狙えるといった構成になっている。
今回購入したのは5ftモデルであるZMSS-505L。
基本的には上流域の渓流で使うつもりで購入。
仕舞寸法がシリーズで一番短い35.6cmという事もあってかなりコンパクトなので、旅行の荷物に忍ばせておけば色々使えそうな気がする。
パッケージ
店頭販売の場合はこの布袋の状態で売られていた。
収納袋を含めても長さは40cmを切る。
開けてみるとこんな感じ↓
袋は5部屋に分かれていて、それぞれに1本ずつ収納するようになっている。
605の黄色も良かったが、505のグレーのブランクも落ち着いていていい感じ。
各部の外観など
グリップ部
グリップはこんな感じ。2色のコルクと焼き印がオシャレポイント。
605Lは片手で投げるには少しグリップが長すぎて邪魔だったが、505Lは片手で投げるのに丁度良さそうな長さ。
リールシートはFuji製。
グリップエンドにはエンブレムがあしらわれている。
グリップ太さは上側が24.5mm。
下側が約24mmだった。
バット部
バット部はこんな感じ。
元径は約8mm。
トップから３番目
バットガイドが1つ付いている。FujiのOリング。
トップから2番目
2番目はこんな感じ。ガイドが2個付いている。
トップ
トップはこんな感じ。ガイドは4個。
ガイドは最近流行りのマイクロガイドではない。
ティップ径は1.4mmくらいかな。
重量について
カタログスペックは88g。実測は・・・
実測は95.4gと結構乖離がある。
まあジョイントが多い分精度は出にくいのかな。
組み立ててみた感じ
繋いでみるとこんな感じ。
ガイドは全部で7個。
ジョイント部はこんな感じ。
ジョイント部は印籠継ぎ。継ぎの芯の部分が長めなので丈夫そうな感じ。
曲げてみた感じ
軽く曲げた感じ↓
強めに曲げた感じ↓
テーパーはレギュラーファースト。605Lもそうだったが、どっちかというとレギュラー寄りかな。
短い分軽いのでジョイントの重さも気にならない。
軽く投げてみた感じ
とりあえず家の中で少し投げてみた。
5gのウエイトを投げてみた所しっかり投げられた。結構固めで、5gくらいのシンキングミノーをしっかりアクションさせられそうな感じ。
リールとの組み合わせ
ブランクがグレーな事もあって、モノトーン系のカラーのリールが良く合う。
506MK2が良く合うと思う。
他にもTU-01とか・・・
ミッチェルの308あたりが良いかな。
33マイクロトリガーも良いかも。
渓流で使ってみた
限りなく自然の渓流に近い管理釣り場、TOKYOトラウトファームにて。リールはAbuの506MK2との組み合わせ。
ヘビーシンキングミノーのトゥイッチでニジマスをゲット。
ミノーのトゥイッチにはちょっと柔らかめだが、十分に対応可能。魚が掛かると全体がしっかり曲がってくれるのでバラシにくそうな感じ。
ティップが柔らかく、軽めのスピナーも扱いやすい。お陰でイワナとヤマメをゲット。
5ftという長さも上流域では扱いやすく、飛距離も十分出るので、戦力としては申し分ない、といった感じだった。
管理釣り場にて
ポンドタイプの管理釣り場で使ってみた。リールはabuのカーディナル33との組み合わせ。
硬さ的にはLアクションなので、1g以上の重さの物を扱うのに丁度良い。負荷をかけると全体に曲がるというのもあって、個人的にはクランクベイトを使うのに丁度良い感じだと思った。
0.6gのマイクロスプーンとかを使う場合はエリア専用のXULのロッドの方が使いやすいが、それ以外のルアーを1本で満遍なく使う、とかであればコレで十分な気がする。
まとめ
軽く触ってみた感じからすると、605Lよりもより気軽に使えるといった雰囲気。
勿論飛距離なんかは605Lの方が出るかもしれないが、アチコチ持って歩いてちょっと釣りをする、といった用途には505Lの方が良さげ。
渓流で使ってみた感じではメインの竿として使うにも十分な仕上がりだったので、来シーズンはもう少し使い込んで行こうかなと思う。
