今シーズンはかなり渓流ベイトでの釣りが多かったが、渓流シーンではバス釣りよりタックルの写真映えを気にする事が多くなったように思う。
山奥の渓流は周囲の景色が良いので、風景と魚とタックルをカッコよく写真に収めたくなる。
そうなると必然的にタックルにもこだわりたくなってくる訳だが、その選択肢の一つに加えたいのが今回紹介するブライトリバーのリバーマスター。
オフセットを浅くし、なるべくコンパクトに、といったコンセプトで作られているので他の着脱式グリップと比べると小ぶりにできており、細くて短いトラウトロッドとの相性が良いのがポイント。
早速渓流で使ってみたので、渓流での使用感も含めてインプレしてみようと思う。
パッケージ
パッケージはこんな感じ↓
深緑の布袋に赤の紐がオシャレ。
開けてみるとこんな感じ↓リールはサイズ感の参考に。
外観など
左から↓
右から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
渓流で使った後なのでコルクは使用感があるが、アルミの仕上げはとても綺麗。全体的にスッキリとした仕上がりになっていて、どんなリールとも合わせやすそう。
チャック部分は樹脂コネット式。ヘッドがなるべく小さくなるよう設計されているらしい。
刻印がシールとかでなくて掘られているのも良い。リールを付けると見えない所ではあるけど、所有感が増す。
リールを固定する金具が薄いのも良い所。
お陰でゼブコのスピンキャストもしっかり取り付け可能。
サイズ感
スミスのスーパーストライクのマグネシウムグリップと比較するとこんな感じ↓
並べるとだいぶ小さく見える。
とはいえリールと合わせると特に小さくも見えない。これはアンバサダー1500Cと。
ミリオネアCTSVと合わせるとこんな感じ↓
重量について
重量は152g。殆ど金属で出来ているのでそれなりに重い。
鱒レンジャーと合わせてみた
とりあえず鱒レンジャーCT40をフェルール化してみた。フェルール径は実測で9.35mmくらいだった。
ブライトリバー製のフェルールを合わせただけあってしっかり固定できた。
CT40は細いのでスーパーストライクのグリップあたりだと少しバランス的に貧弱に感じるが、リバーマスターだと全体のバランスも良い感じ。
渓流にて
早速渓流(渓流型管理釣り場)で使ってみた。
リールはミリオネアCTSVとの組み合わせ。
まず持った感じとしてはオフセット量が少ないので普通のストレートなグリップのロッドと比べても違和感は無い。
トリガーの後ろが少し膨らんでいるので力が入れやすく、キャスト時にしっかり握れるのも良い所。
実際にキャストした感じも良い感じ。ただ、やはり重量があるのでミノーをトゥイッチをメインにして1日振ると結構疲れる。
感度の点についてはブランクスルーのロッドと比べると落ちるかとも思ったが、特に気になる事はなかった。まあ渓流の場合は止水で繊細なアタリを取るような釣りと比較すると感度は気にしなくてもいいかと思う。
結果、無事にヤマメ、イワナ、ニジマスをキャッチ。
渓流の景色に溶け込むデザインが良い。
ダイソーの竹竿との組み合わせでも釣れた。
まとめ
コンパクトでカッコよく、渓流の雰囲気にもよく合っていて実釣にも問題無し、という感じなので、渓流用のグリップとしても十分な事が分かった。
少々重いのが欠点ではあるものの、気軽にロッドを付け替えて楽しむ事ができるので、鱒レンジャーとかの安めのロッドでグリップがイマイチ・・・みたいなロッドを活用して楽しんでいきたいと思う。