お手頃価格のトラウトロッドの代表格、鱒レンジャー。
グラスソリッドの使用感が独特で、入門用にも良いし、ちょっと工夫して使いこなせば真面目に使う事もできる楽しいロッドとなっている。
管理人はベイトモデルのCT50を2本、CT40を1本所有しているのだが、ナチュラムの30周年を記念してオリジナルモデルの鱒レンジャー Next CT40が発売されたのを見たらまた欲しくなったので買ってしまった。
マスタードイエローが渓流に映える鱒レンジャー Next CT40をインプレ。
外観など
全体的にはこんな感じ↓
Fujiっぽいリールシートにコルクグリップ、そしてマスタードカラーのブランクが特徴的。
黄色が良い感じの落ち着き加減で、黒のスレッドと合わせてクラシックな雰囲気。
ガイド周りはこんな感じ↓
ガンメタリックのフレームにセラミック製のガイドリングがセットされている。
長さについて
全長は4ft≒約120cm。
実測でもだいたいそのくらい。
比較の為にグレート鱒レンジャー改 CT40 DarkKnightと並べてみたがほぼ同じ長さ。
微妙にガイド配置が違うのはわざとなのか仕様なのか・・・
先径と元径
先径はトップガイドのスレッド下で1.1mmくらい。
元径は根本の飾り巻きのすぐ上で約5mm。
重量について
重量は実測で110.0g。
ダークナイトは104.5gだったので少し重くなっている。塗装の分・・・かな?
アクションについて
アクションは結構ファーストテーパー。
軽く曲げた場合↓
強めに曲げた場合↓
アクションはダークナイトと大差ないように思う。
リールとの組み合わせ
近くに合ったリールと合わせてみた。
ゼブコの33プラチナ(旧モデル)と
ゼブコのオメガプロと
ダイワの17タトゥーラSVTWと
ワタチャンプのBeesと
テイルウォークのキャンピー2のリールと
ダイワのミリオネアGS-2000と
シマノのバンタム マグキャストと
ダイワのスピンキャスト80と
以外と何でも合うような気がするが、黒っぽいリールの方が合いそうかな。
渓流で使ってみた
とりあえずゼブコの33プラチナとの組み合わせで上流域へ。
ソリッドグラスで柔らかいティップのお陰で1g台のスピナーから快適に投げられる反面、5g程度のシンキングミノーのトゥイッチにも対応している。(ミノーイングにはちょっと柔らかいけど。)
4ftは狭い場所でも取り回しが良い。少々雑に扱ってもグラスなら折れにくい、という安心感もある。
ティップが細く先重りが少ないので、5ftの鱒レンジャーよりはシャキッとしている。お陰でコントロールはしやすく、狙った所をピンポイントで撃つことができる。
結果、無事にヤマメをゲット。
立て続けにイワナも。
こういう感じのポイントでヒット↓
まとめ
見た目が良い感じなだけでなく、使用感も最高な1本。それでいて値段も3000円と超お買い得。短い分だけ飛距離は出にくいが、小渓流で使うには最適なロッドだと思う。
ティップが良く曲がるので、フリップキャストもやりやすい。来シーズンはベイトリールとの組み合わせでも使って行こうと思う。
ちなみに鱒レンジャーは供給が不安定な傾向にあるので、買える時に買っておくのがおススメ。
ナチュラムモデルはコチラから↓