ダイソーの釣り具には結構当たりハズレがあると思うが、個人的に使えそうだと思う物の一つがダイソーの4インチグラブ。
形的にはオーソドックスなグラブの形状であり、大きさも手頃。カラーも釣れそうなカラーがラインナップされていて、一袋4本入りで100円とお手頃な価格設定。
今回はそんなダイソーグラブをインプレ。
パッケージ
パッケージはこんな感じ。チャック付きの袋に4本ずつ入っている。
裏面はこんな感じ↓
親切にオフセットフックの刺し方が記載されている。
よく見ると「テールを切りはずしたワームも使えます。」との記載もあり、イモグラブとしての使用も想定されている。
ちなみに今回は4色買ってみたが、4つともバーコードは同じだった。
カラーラインナップ
とりあえず見つけたのは4色。
赤×ゴールドラメ
緑×黒ラメ
透明×ゴールドラメ
黒×レッドラメ
結構釣れそうなカラーラインナップ。汎用性が高い緑、アピールの赤、ナチュラル系のクリア、濁った時に黒・・・といった感じで使い分けが可能。
外観など
開けてみるとこんな感じ↓
少し深めのリブが特徴的なボディと、大き目のカーリーテールで構成されている。
テールには「KAKKI」の刻印が。どっかのメーカーで使ってた金型を流用してるのだろうか。
テールの先端が微妙に折れてて水を掴みやすくなっている・・・のかな?
断面形状はこんな感じ↓ほぼ真ん丸といったところ。
マテリアルは結構モチモチしており、針持ちは結構良さそう。一方で適度に柔らかく、テールは良く動いてくれそうである。
適合フックサイズ
オフセットフックの1/0がちょうどいい。ダイソーのオフセットフックがおススメ。
刺してみるとこうなる↓
サイズ感
グラブの王道、ゲーリーの4インチグラブと比較するとこんな感じ↓
ボディはゲーリーの方がやや太いが、長さはダイソーグラブの方が長い。なのでボリューム感としては結構近いものがある。
イモグラブ化してゲーリーのイモ40と並べてみるとこんな感じ↓
この場合も太さはゲーリーの方が太いが長さはダイソーの方が長いので、結構近いイメージで使えると思う。
重量について
ダイソーグラブの重量は単体で3.7g。ノンソルトの割に重量がある。
ゲーリーの4インチグラブは3.3gだった。
イモグラブ化してフックを刺した状態で量ると3.3g。
イモ40で3.5g。イモグラブがかっ飛ぶ事を考えると、ダイソーグラブをイモグラブにしたものも結構飛距離が出そうである。
水槽にて
水槽で軽く動かしてみるとこんな感じ↓(動画:約7MB)
結構テールが柔らかくてよく動く。
イモ状態だとこんな感じ↓(動画:約9MB)
ボディの比重がゲーリー素材より軽いからなのか、フックの重量でフック側から沈んでいく。
少しラインテンションをかけてやれば水平フォールしそうだが、テールにネイルシンカーを仕込んでもいいかもしれない。
まとめ
軽く触ってみた感じでは結構普通に使えそうな印象。
テールを付けたままでもイモにしても使い勝手が良さそうである。
ゲーリーと比較すると少し細めのボディと深めのリブと比重の違いでちょっと印象を変える事ができるので、時にはダイソーグラブが有効、といったシチュエーションもあるかもしれない。