アームが自発的に動くのをウリにしているクロー系ワームは多々あるが、ここまでハイピッチ且つ大きく動くワームはあんまり無いのでは、と思われるのが今回紹介するスモーキンダッド。
同社のスモーキンスイマーのような水を積極的に掴む形状のアームと、3インチクラスにしてはボリュームのあるボディが特徴的なワーム。
これから寒さも厳しくなる晩秋~冬の釣りに於いて活躍してくれそう・・・と思って買ってみた。
実際魚からどう見えるか、の前に自分的になんか釣れそう、と思うのが冬の釣りのモチベーションを保つのに重要だと思ったりもするわけで。
その点に於いては見た目の時点で既に及第点だと思われるスモーキンダッドをインプレ。
パッケージ
パッケージはこんな感じ。四角いトレーに6本入り。
個人的にはこの程度の包装が嵩張らない&癖が付きにくいのでありがたい。
裏から見るとこんな感じ。
袋からトレーを出すとこんな感じ。
基本スペック
長さ:3インチ
入数:6個
定価:700円(税抜)
長さは3インチ=7.62cmという事だが、まあ大体そんなもんかなと思う。
重さは単体で6gを狙って作られているという話。それに対して実測は5.9gと近い値になっている。
3インチクラスのワームの中では重い部類である。
外観など
上から↓
下から↓
多分裏表同じ形状だと思われるので、針先を埋める部分が裂けて来たりしたら裏返して使えるっぽい。
横から↓
ボディの厚みもまあまあ。マテリアルは割りと張りのある素材で比重も重め。
前から↓
後ろから↓
ちなみに足は最初ボディに繋がっているので、使う時にはちぎって切り離した方が良いと思う。
スモーキンスイマーと並べてみるとこんな感じ↓
スモーキンスイマーのテールとスモーキンダッドの爪はやはり形状が似ている。
サイズ感
ドライブビーバー3インチとの比較
全長は大体同じくらいだが、ボディのボリュームが大分違う。
ハリーシュリンプ3インチとの比較
こちらも全長、ボディ部の長さは大体同じだが、太さがスモーキンダッドの方が大分太い。
質量による存在感+爪の動きを考慮すると、3インチの中ではアピール強めなのかな、という印象である。
フックサイズ
ボディにボリュームがあるのでフックは大きめが良さげ。
今回は#2/0を合わせてみた。
背中にフックを隠すための縦リブが2本入っているが、丁度先端がそこにくるので大体合ってると思う。
強いフックが使える&スナッグレス性能も高そうなので、ベイトタックルでちょっとややこしいカバーを狙うのにもいいと思う。
スイム動画
風呂場で泳がせてみた。(動画:約3.7MB)
爪の動きが秀逸。レスポンスもよく、振動がボディにも伝わっている。
足の部分も振動でピリピリ動くので、ファクトリーロックはやはり外しておいたほうが良いと思う。
1号シンカーの直リグで試してみたが、フリーフォール時にもちゃんと爪が動いているので、縦ストラクチャーに沿って落としてやったりしても良さげである。
まとめ
やはりレスポンスのいい爪の動きが釣れそうな雰囲気。
短い距離の移動でもその都度パタパタっ、パタパタっと動いてくれるので、しっかり魚にアピールできそうである。
とりあえずフィールドで使ってみたらまた追記しようと思う。