7月15日は海の日で7月13日から三連休。
その初日の7/13に河口湖でバスの放流があるという事で行ってみた。
4月末に行った時は放流5日後という条件下で放流バス3匹をキャッチできたが、放流当日ともなればもっと釣れるのでは・・・という淡い期待を込めての出撃。果たしてその結果や如何に。
ロイヤルワンドへ
8:45頃にロイヤルワンドに到着。毎回放流場所は異なるのだが、ここ最近はロイヤルワンドが外れてる事は無かったのでまずは手堅く・・・というところ。
ちょうどその頃河口湖漁協のホームページに放流場所がアップされ、この日の放流場所は、
・ロイヤルワンド前(船津)
・ハワイボート前(河口)
・さかなやボート前(勝山)
・長浜旧村営駐車場前(長浜)
との事だった。
この時間に発表されるということはもっと朝早く放流してるのかな・・・なんて思いながら駐車場からポイントへ。
ワンド内にはすでにかなりの人が。パッと見た感じ30人くらいかな?さすが放流日である。
とりあえず空いている所に入ってみると、目の前に早速放流バスを発見!岩場でボーッとしている感じ。
まずは坊主を回避すべく、スモラバを目の前に落としてみる。着低したところでコツンとアタリがあるものの持っていかず。
一投目から反応があるならチャンスか・・・?と思ったらそうでもなく、見えバスはゆっくり岩盤に沿って沖へ。
周囲を見渡しても特に爆釣という事も無く、一人二人がポツポツ上げているような感じ。まだ放流バスが河口湖の水に慣れてないようである。
しばらく水面を眺めていると、時々浅瀬に上がってきてウロウロしてはまた沖へ、というのを繰り返しているバスを発見。浅瀬に上がってきた所で目の前にスモラバを通してやると僅かに興味を示す。逃げる感じは無かったので、直接口に入れてやるくらいの近さで鼻先を通してみると・・・バクッとスモラバが吸い込まれる。フッキングもバッチリ決まってヒット!
まずは幸先良く一匹目。長さは33cmくらいだが、丸々してるのでなかなかの重量感である。
同じパターンで行けるか・・・?と思いきや見えバスでも反応するやつとしないやつがいるので、少し沖を狙ってみる事に。スピナーベイト、ミノー、シャッドあたりを巻きつつ、時折ダウンショットを入れてみたりするも反応なし。
一時間程して、隣の人がいなくなったのでちょっと移動してみると見えバスを発見。またスモラバを鼻先スレスレに通してみると・・・ヒット!
サイズ的には一匹目とほぼ一緒だが、結構走ったりジャンプしたりしてくれたので楽しかった。
とりあえず二匹釣れたので、少し移動してみることに。
湾奥のスロープ付近と桟橋付近でポツポツ上がっているようだったのでシャロー寄りに小移動。
11:00頃になると、放流バスが水に慣れて来たようで、だいぶ周囲で釣れるようになってきた。殆どの人がスピナーベイトで釣っている。割合的には30人いて3人に1人は釣れてる・・・といった状況。
となれば俺にも・・・と思いながらスピナーベイトを巻いているとコツっ!とアタリ。しかし残念ながら乗らず。
けどまあ状況からすれば釣れるのは時間の問題・・・とか思っていると着水直後にグンっ!と重くなり、ウィードか?と思ったら横にグングン走り出す。ヒットだ!
嬉しいスピナーベイトでの一匹。何気にミリオネアCT SVでの初バスである。
まだ同じパターンが続きそうだったのでスピナーベイトのカラーやサイズを変えながら投げては巻きを繰り返すと、2回くらいバスが足元まで追ってきた。
そろそろ釣れるかな・・・と思っていたら案の定でヒット!
今度は引ったくる感じの気持ちいいバイトからの一匹。グラスコンポジットロッドはよくしなってバレにくくていいね。
段々放流日らしくなってきたな・・・と思っていると、この日は何かの大会だったのか、ワンド内に大量のボートが入ってきた。
13:00にはボートだらけでちょっと釣りにならないくらいになったので、一旦昼食を食べにコンビニへ。
長浜エリアへ
昼飯を食べて、少し昼寝をして14:00頃に長浜エリアへ。
ここも放流エリアなので20人弱くらいの人が並んでいた。
岸沿いの地形変化はあまりなく、少し沖からウイードが生えてるカケアガリを狙う・・・といった感じ。2時間程スピナーベイトとダウンショットを中心に探ってみたが、ダウンショットにギルっぽいバイトがあったのみ。
周囲を見ると2時間の間に3、4匹くらい上がっていたが、ちょっと確率低そうだったので移動する事に。
再びロイヤルワンドへ
16:00頃にロイヤルワンドに戻ると、ボートは去ってまたおかっぱりの人が沢山。午前中より多いかもしれない。
空いていた岬の先端付近に入り、しばらくスピナーベイトを投げていると、夕マヅメの効果なのか結構釣れ始めて来た。
しかし残念ながらバイトがあるのは湾奥のシャローエリア、それも特定の場所限定、といった感じで自分の立ち位置からは釣れそうにない雰囲気。
釣れている場所には人多すぎで入れそうもない・・・という事で、最後の望みは場所移動に懸ける事にした。
ハワイワンドへ
今回の放流場所の一つであり、個人的には夕マヅメに良い思い出があるのがこのハワイワンド。
遠浅のシャローが広範囲に広がっており、最低限長靴が必要、ウェーダーがあると尚良し、といった具合なので他の放流場所より人は少なかった。
とりあえず長靴で流入河川の払い出しを狙うも反応無し。
左岸側の葦際で釣れてる人がいたので、そっちへ移動してみることに。
移動してしばらくすると、隣の人がトップでヒット!
いよいよ活性が上がって来たか!?と思いペンシルベイトやポッパーを投げるも反応無し。
では少しレンジを落としつつ広く探ろうと思い、コサジの4.8gを遠投してウィードの上を引いてくると何かアタリが・・・と思ったらヒット!
なんか引きが弱い・・・と思ったらギルだった。
でもまあギルがいるならバスがいてもおかしくないだろう。
気を取り直して今度はスピンベイト60に変えてみる。
なるべく遠投してウィードに引っ掛かるかどうかくらいを引いてくるとヒット!
まあまたギルなんだけどね。よく食ってきたな、というサイズ。
そうこうしていると、俺の横の横の人と、さらにその隣の人にバスがヒットしている。
コレはやはり時合い到来か、と思ってたらスピンベイトにコツンとアタリ。
またギルかな・・・と思いながらも今度こそと思ってフッキングすると、今度は重い!コレはギルじゃない!
ウィードに潜られないよう気を付けつつ、シャローに引きずり上げてランディング。
放流アベレージサイズ。しかし気付けば6時間ぶりのバスという事で喜びもひとしお。これで合計5匹という事でようやくリミット達成である。
ここまで来たら後はロマンを求めるのみ、という事でトップウォーターに変更。
ライザーベイトを全力で投げては巻き、を繰り返す。
冷静に考えたらこんな早巻きで出るバスいるのかよ・・・とか思っていると水面が割れた!
マジか!と思いつつそのままラインを巻き、重みが乗った所でフッキング。手応えアリでヒット!
かなり遠くで掛かったので寄せるの大変だな、と思って巻いているとなかなかの引き。強めに寄せると水面で大きく首を振る。ヤバい!と思ったら案の定でフックアウト。
思わず声に出して「ンナ゛ァーーーー」と叫んでしまった。これはかなり悔しい。コレが取れてたら最高の終わり方だったのに・・・
ここで時刻は19時。夜釣りは禁止なので、潔くここで終了とした。
まとめ
放流初日はもっとバカスカ釣れるもんかと思ったが意外と難しい事がわかった。
場所とタイミングがかなり重要で、場所に関しては同じエリアでも結構釣れるポイントが狭いので場所取りが釣果に大きく左右するようだ。
タイミングもかなり影響が大きく、個人的主観では、①放流バスが落ち着くタイミング、②夕マヅメ、の2回がチャンスかな、という印象。あとはホントの放流直後がどうなのか気になる所だが、これは次回もっと早く家を出て確認したいと思う。
ルアーに関しては最初のうちはスピナーベイトが強いなぁと思う一方で、渋い時間帯はスモラバとポークのダウンショットは実績がありそう。
その後しばらくすると段々釣れるルアーの幅が広がってくる、といった感じかな。
まあ放流バスとはいえそれなりに戦略を立てないと釣れない中で、一応アレコレ考えて何とか5匹釣れたのでなかなか楽しい1日であった。
もう少し通って放流バスの攻略法を詰めて行くのも楽しそうだなぁ・・・という事で、また来ようと思う。
おまけ
ロッド基準で測った所約35cm。
大体33cm~35cmくらいで丸々してて、尻尾が短いのが放流バスの特徴。
尚、漁協の方曰く、茨城で養殖してるのを持ってきてるそうなので霞水系原産なのかな?