先日スティーズチキータフロッグを買った時に一緒に買ったのがこのスピンガヴァチョ。
虫や小魚を思わせるサイズとカラーバリエーションが魅力的なルアーである。
管理人はダイワのフロッグをメインに使っており、サイズダウン前のガヴァチョフロッグは使ったことがないのだが、スピンガヴァチョは見るからに使いやすそうな雰囲気だったので買ってみたという次第。
という事でまずは開封インプレ。
パッケージ
パッケージはこんな感じ。
開けるとこんな感じ。
裏面には説明書きが。
スピンガヴァチョ
使いやすさとアピール力を兼ね備え、”釣れる”フロッグとしての地位を確立したガヴァチョフロッグ。開発者の秦拓馬の次なる一手は、より喰わせに特化させたダウンサイジングバージョンのスピンガヴァチョです。
スピニングタックル+PEラインのセッティングでより繊細なアプローチが可能となり、フィッシングプレッシャーのかかったバスも容易にバイトに持ち込みます。
アピール力と操作性を生み出す独自のカップ形状、スピニングタックルでも十分にフッキング可能なオリジナルフック。そして、移動距離を抑えると共に生命感を演出するシリコンスカートの量や長さなど、小さなボディの中にも随所に秦拓馬のこだわりを凝縮。ひと口サイズのコンパクトシルエットは、夏の虫パターンや、小型ベイトを補食する状況では大いに力を発揮することでしょう。オリジナルとの使い分けでトップウォーターゲームをさらに熱くさせてくれます。
ベリーアイ標準装備
ブレードやティンセルなど、アングラー次第で自由なカスタマイズを可能にするアイ標準装備。
フッキング抜群のフッ素コーティングフック
スピニングタックルでも優れたフッキングレスポンスを発揮するフッ素コーティングオリジナルフック。
推奨タックル
ROD:MLアクション以上のスピニングタックル
LINE:2号(24lb)前後のPEライン
やはりプレッシャーの高い時はルアーを小さくすると効果的な事が多いので、人的プレッシャーの高い関東地方のフィールドに於いて出番が多そうなサイズである。
フック形状、太さ、フッ素コーティングなどの工夫で、よりライトなタックルでもフッキングが決まるように出来ている。フロッグ専用のヘビータックルでなく、MLアクション以上のスピニングを推奨、という事なのでパワーフィネスタックル一本でおかっぱり、といったシチュエーションにピッタリのルアーと言えるだろう。
基本スペック
長さ:46mm
ボディ長さで46mm。これに対して真ん中のスカートが70mm程度あり、トータルでは結構長い。
重さ:6.2g
実測は6.3g。ほぼカタログ通り。
フック
フッ素加工でよく刺さるようになっている。フックの軸径もオリジナルのガヴァチョフロッグより細くしてあるようで、スピニングタックルでも十分にフッキングできると思われる。
タイプ:フローティング
外観など
横から↓
上から↓
下から↓
前から↓
後ろから↓
今回はチャートストライクギルというカラーの物を購入。背中がチャートで視認性が高い一方、お腹側はクリアー素材に白となっていて、ベイトフィッシュライクなカラーになっている。
カラーラインナップにはフロッグに良くあるカラー以外に蝉を意識した物やベイトフィッシュを意識したもの、果てはザリガニを意識した物もラインナップされており、カエルにこだわらずに使う事を推奨しているように思う。
サイズ感
サイズの近いルアーと並べるとこんな感じ↓
上から順に、スティーズチキータフロッグ、スピンガヴァチョ(ジャッカル)、GVフロッグ(キャスティング)
ボディサイズはスティーズチキータフロッグより少し大きい。ボリューム的にはGVフロッグと近い。
一方でスカート含めた重量はスティーズチキータフロッグが6.2g、GVフロッグが6.5gなのでそんなに変わらない。
形状的にはポッパー形状のスティーズチキータフロッグと近く、コンセプト的にも虫を意識しているあたりが近い。
動画を見た感じでは、スピンガヴァチョもショートピッチでのドッグウォークアクションを得意としているようなので、使い勝手も似ている事が予想される。
一方違う部分として、ボディサイズが少し大きい事、テールが3本あること、ブレードなどが付けられるベリーアイがあること、小魚っぽいカラーがあること、などが挙げられる。
この辺の違いを上手く活用できれば、小型フロッグでの釣りの幅がより広がるのではないかと思う。
浮き姿勢
ほぼ水平に浮く。ブレードなんかを付けるとその分お尻下がりになって更に移動距離が抑えられそうである。
上から見るとこんな感じ。左右に広がった足が虫の羽根のようにも見える。
下から見るとベイトフィッシュのように見えたりもする。
動画
出典:メーカーHPより
https://www.jackall.co.jp/bass/products/lure/top-water/spin-gavacho/
ホントにスピニングタックルで使ってる&釣れてるのでフッキング性能に問題が無いのは間違いない。
意外とオープンな場所で釣れたりしてるので、普通にトップウォータープラグとしても優秀なんだと思う。
まとめ
スティーズチキータフロッグのインプレでも書いたが、フロッグという形にこだわらず、スナッグレス性能の高い小型トップウォータープラグ、として考えた方が良さそうなルアーだと思う。
ドッグウォークは勿論、表層シェイクやチョウチン釣りでも効果を発揮しそうなので、これからの季節に積極的に投入していきたいと思う。
ちなみにスピニングタックルが推奨されているが、勿論軽量ルアーが扱えるベイトタックルでもOKだと思うので、個人的にはアルファスCT SVを活用しようかなと思う。
アルファスCT SVのインプレはコチラ↓
投げてみた。
軽い割には安定して飛ぶ。アルファスCTと12lbの組み合わせで25mくらいかな。
動かしてみるとやはりカップで移動距離を抑えた短いピッチでのドッグウォークができる。
とりあえず浮きごみの上を泳がせて来たが、狭い穴の部分でもチョコチョコ首を振ってくれて、結構使い勝手が良さそうな印象を受けた。