先日折れてしまったマスビート。
このまま捨てるのも勿体ないので、直してみることにした。
今回はジョイント部分の少し上が折れているのだが、ここに棒を差し込んでお互いを繋ぐ方法でやってみる。
家の中で使えそうな材料を探してみた所、竹の割り箸があった。竿の材料と言えばやはり竹だろうということで差し込める太さ(約3mm)まで削ってみた。
一応ジョイントはできたのだが、元が結構太いやつをナイフで削る、という方法では真っ直ぐ作るのが至難であると気づいた。
という事で次の手段。
ホームセンターで丁度Φ3mmの竹ひごを発見したので買ってみた。
ほんの少し削れば入るくらいの太さだったのでコレでいいか・・・と思ったのだが、よくよく考えると竹って水分で膨らんだりしそうだし、曲がり癖もついたりしそうな気がしてきた。
そこでネットで調べたらダイソーにグラス素材の棒が売っているという情報を入手。早速買ってきたのがコレ。
園芸用支柱。Φ5mmなので少し太いか・・・と思ったのだが、緑のビニールを剥がしたらグラス素材部分はΦ4mmだったので、削って使う事にした。
片側3cmくらいずつ挿入するため、約6cmでカット。
ちなみにカットするときはダイソーのダイヤモンドヤスリ(3本セットの断面が三角のやつ)で切ると断面がバサバサしなくて済む。
カットしたらナイフでΦ3mmになるまで削る。ここで注意すべきは、削って出たガラス繊維の破片が手に刺さる事。目に見えないくらいのやつが飛び散ってチクチクするので、手袋着用＆マメに周囲をコロコロで掃除しながらやるといいと思う。
で、出来上がったのが↓のもの。
ロッドに挿入するとこんな感じ。
これを2液のエポキシ接着剤で固定する。接着剤もダイソーで購入。
固まったらフチが割れないように継ぎ目全体に糸を巻く。これもダイソーのミシン糸を使用。
ぐるぐる巻きにしたら、そこをまた2液エポキシで固めて完成。
ダイソーの接着剤は粘度が高いので気泡が入ってしまったが、ちゃんと固まってはいるので良しとしよう。
ちなみにエポキシはダイソーのマニキュア剥がし液で薄めるといいらしい。
とりあえずパッと見はそこそこ自然な感じで繋がったと思う。グラスで作っただけあって一応繋ぎ目もちゃんと曲がるのでなんとか使えそうな雰囲気。
あとは実際釣ってみてどうなるか、だね。
2019/1/13追記
使ってみたところとりあえず大丈夫だった。もう少し大きい奴を釣ったらどうなるか・・・
