五十嵐誠プロが桧原湖の大会で使用し、ウイニングルアーとなったルアーで、ジグヘッドにカットしたワームをセットし、フックの部分に小型のコロラドブレードを装着したもの。
現在はそれをベースに開発されたちゃんとした物がジャクソンから発売されている。
管理人も早速買ってみたのだが、製品版のイガジグスピンはメタルボディなので、ワームで作った物とは何か違う気がする。
という事で、ワーム版も作ってみようと思ったわけだ。
ちなみに、ワーム版の正式名称ってイガジグスピンかイモジグスピンかどっちだろう。
ジグヘッド:1.8g~2.7gくらいのもの
スプリットリング:#1
コロラドブレード:#0
シモリ玉
サルカン:14番
3~4インチのストレートワーム
といってもカットして使うので、長さよりも太さが重要。
①先ず適当なワームをジグヘッドの長さに合わせてカットする。
②次にブレードを用意。サルカンとブレードをスプリットリングでつなぐ。
③①でカットしたワームをジグヘッドに刺す。
④フックにサルカンを通す。
⑤シモリ玉を通し、サルカンの抜け防止をしたら完成。
まあ簡単に作れる。
1.8gのジグヘッドで作った場合は3.2gになる。
製品版と並べてみるとほぼ同じサイズ感。
しかし、製品版はこの大きさで7.7gなので、比重が倍くらい違う、と言うことになる。
早速津久井湖で使ってみた。
ちゃんとフォール中にもブレードが回転するし、スイミング時の姿勢もいい感じだ。
ブレードのサイズも丁度良く、適度に手元に振動が伝わってくる。
フォールスピードはゆっくりなので、フォール中に長くアピールできる反面、ボトムは取りにくい。
製品版はもっとフォールスピードが早いので、シャローで使うならワーム版、ディープ或いはボトムを取って一定層を引くような場合には製品版、といった使い分けがいいのではないかと思った。
ワームの場合は匂い付きの物や、もっと深いリブの入った物とかにしても面白いかもしれない。
尚、2個作ってみたのだが、津久井湖は結構木が沈んでいるので2個とも根掛かりでロストした。
次はガード付きジグヘッドで作ってみようと思う。
2018/9/17 追記
ガード付きを作ってみた。
ウエイトも少しアップしたのでベイトタックルでも扱える。これでカバー周りを攻略・・・できるかな?
2018/9/26追記
津久井湖でガード付きを投げてみた。ベイトタックルでギリギリ投げられる感じ。スナッグレス性能はなかなかで、ボトムまで沈めても根掛かりしなかった。(インザベイトは殉職したが・・・)