サブサーフェスミノー、特にシマノのトリプルインパクトが大好きな管理人としては見逃す訳には行かないルアー。
まあ、平たく言うとトリプルインパクトとコンセプトが似てるんだよね。並べると↓の感じ。
大きめのサイズに、表層をかき回すプロップ。
系統は近いがやはり所々違うので、その辺を踏まえて使い分けを考えてみたいと思う。
長さ:130mm
重さ:24g
サイズはトリプルインパクトより長い。その分存在感はアップ。フックも3フックになっているので、後ろからのバイトにもキッチリ対応している。
トリプルインパクトはノンラトルだが、チャンウェイクはラトル入り。しかも結構ガラガラ系。(ガラス玉と金属玉がそれぞれ1個ずつ入っている。)
一方、トリプルインパクトはペラと金属板が干渉する仕組みだが、チャンウェイクはペラからリアフックが出ているので、金属板の音はしない。
音にの種類ついてはどっちがいいのかと言われると魚による、としか言いようがないと思うのだが、単純な音量、という点ではチャンウェイクの方が大きい気がする。
ロール主体の動き。お陰で早めに巻いても破綻しにくい。スローに巻いてもペラはしっかり回るので、リトリーブスピードの幅は広い。
↓スローリトリーブ(1.55MB)
↓早めのリトリーブ(1.1MB)
サーキットボードで出来たリップのお陰でスローリトリーブからファーストリトリーブまで安定した泳ぎを見せてくれる。
ホロ系のカラーだとロールした時のフラッシングがいいアピールになるように思う。
重心移動ウエイトが前にある状態だとお尻下がり30度くらい。若干トリプルインパクトより頭上がり。リップが水面ギリギリな感じだが、ちょっと引けばちゃんと水を受けて泳ぎ出すので問題なし。
個人的には弱った魚って上を向いてパクパクしてるイメージなので、ロッドアクションでチョンチョンするときは角度が立ってる方が好き。
この手のルアーにしては珍しく重心移動機能付き。お陰でよく飛ぶ。とはいえペラの空気抵抗はどうしようもないのでメチャクチャ飛ぶわけではない。
飛距離を測ってみた所大体33mくらいだった。トリプルインパクトより1割くらい飛ぶイメージ。まあ必要十分だろう。
使ってみた感想としては、チャンウェイクの方がアピール力があり、広範囲にサーチするのに向いているイメージ。ちょっと水面が荒れた時なんかにいいと思う。
ミディアムクラスのタックルで扱えるので、ローテーションの一つに入れておこうと思う。