最近はYoutubeの更新がメインになっていてブログの更新が滞っていましたが、そろそろこっちも更新していこうと思います。
今回はRooster Gear MarketからリリースされたRGM Spec.T Tsugi 135Bをご紹介。
バットジョイントのワンピースモデルだったSpec.Tは使い心地は抜群でしたが、持ち運びには少々不便でした。
その点、Tsugiはマルチピース化されたことで更に使えるシーンが増えています。
早速渓流で使ってみたので、実釣での感触も踏まえてインプレしていこうと思います。
基本スペック
まずは基本スペックをチェック。
アイテム 継数
(本)カーボン
含有率
(%)全長
(m)仕舞寸法
(cm)先経
(mm)自重
(g)Lure
(g)Line
(lb.)価格
(税込)NEWspec.T Tsugi 125S 4 4 1.25 33.5 1.0 104 ~5 3~5 14,300 NEWspec.T Tsugi 135B 4 4 1.35 36.0 1.6 127 ~9 5~8 15,400
モデルは全長1.25mのスピニングと1.35mのベイトの2モデルがラインナップされています。
グラスソリッドですがジョイント部がカーボンパイプになっているようです。
今回はベイトモデルを購入。重量は127gと重めですが、仕舞寸法が36cmと短いのが嬉しい所です。
パッケージ
プラ製の筒に入っていますが、筒に持ち運び用のベルトが付属しているのが面白い所です。
開けてみるとこんな感じ。ロッドはベルトで束ねられていました。
外観など
ベルトを外すとこんな感じです。4ピース構造となっています。
グリップはストレートに。リールシートは安心のFuji製です。
ロゴマークもオシャレですね。
ジョイント部はこんな感じ。
ガイドはクラシックな雰囲気の物が採用されています。リングはハードガイドですかね。
ガイドは全部で9個でした。
曲げてみた感じ
ちょっとずつ曲げていくとこうなります。
ジョイントはそんなに気にならず、真ん中あたりから綺麗に曲がります。ガングリップのSpec.Tと比べるとほんの僅かにジョイント部の硬さを感じますが、2本同時に比べないとわからない程度に似たような感覚になっています。
軽く投げてみた感じ
廊下で試投してみました。
3.1gのウエイトが余裕でフリップキャストできます。グラスソリッドでブランクが重いので自重でティップが曲がり、落ち着いてキャストする事ができます。投げた感じもほぼ前モデルと同じです。
実釣にて
渓流で使ってみました。
グラスソリッドでタメが効くのでダイレクトリールとの相性が良いハズ・・・という事で自作ダイレクトリールと合わせてみました。
3.5gのシルバークリークスピナーSSを中心に使ってみた所・・・かなり使いやすかったです。自重でしっかり曲がってくれる上で反発力もしっかりあるので、ダイレクトリールでも落ち着いてキャストする事ができました。
ソリッドグラスなりの先重り感やダルさはありますが鱒レンジャーCT50のようにボヨンボヨンする事は無く、本当に丁度いい柔らかさに設定されています。
ピンポイント狙いのキャストが決まって無事にイワナをキャッチ。渓流用ロッドとしてなかなか優秀でした。
ミノーのトゥイッチをしてもティップが暴れすぎず、ちゃんとアクションを付ける事ができました。
実釣動画
初釣行の様子はこんな感じです。
まとめ
結論としてはかなり使いやすいロッドだと思います。従来のSpec.Tのいい所はそのままで携行性をUPさせたような感じなので、源流域の渓流からバス釣りまで、幅広く楽しめるロッドだと思います。
オールドリールとの相性もバッチリなので、ダイレクトリールとの組み合わせで使うのにもおススメです。ただ、重心の高いリールを扱うなら前モデルのガングリップの方が良い場合もあるので、贅沢を言わせてもらえばグリップに互換性があると良かったですね。
とはいえ、これは結構自信を持っておススメできるロッドだと思います。
RGM(ルースター ギア マーケット) RGM spec.T Tsugi 135B